2014年07月27日
5年ぶりアウェイ愛媛に勝利
30度近い気温で湿度の高いアウェイで、愛媛と戦った札幌だった。 苦手なアウェイ愛媛戦、試合開始早々に櫛引が相手に交わされ失点してしまった。 早い時間の失点で、点を取りに行かなければならないのだが、暑さの影響があったのだと思うが、大分戦のようなパスをつないでいくサッカーができなかった。 必然と小野との距離感もあまり良くなかった様に思った。 ただ、実際には愛媛が裏に抜け出されるのを嫌がっていたので、そこを突く形のサッカーにしたと、小野が話している。 そんな細かいパス交換がない中でも、小野のプレーは光っていた。 上里のCKを受けた小野が、ゴール前に絶妙なパスを入れると、相手GKが弾いたところに河合が詰めて、同点に追いついた。 あそこに蹴れるのは、小野でなければ難しかったのではないだろうか? 前半は1-1で終わり、後半の入りを気をつけなければいけなかったのだが、開始5分に失点してしまった。 この日2度目の追う立場となった札幌であった。 試合を終えてみると、その失点は愛媛の後半の最初で最後のシュートだった。 ただ、後半攻め込む場面もあったが、中々同点に追いつくことができなかった。 財前監督は後半25分に都倉、32分に砂川、41分にチョソンフンを投入した。 砂川が入ったことで、相手を交わしてゴール前にクロスをあげることができるようになった。 そしてゴール右に上げたクロスを上原慎がヘディングで、中央にパスしその球を都倉が頭であわせて、同点ゴールが生まれた。 既にロスタイムに入っていたが、この日の札幌は何の根拠もないが勝つような気がした。 そして、ロスタイムも殆どなくなった時に、砂川のCKが櫛引へと渡り、振り抜いた左足から放たれたシュートが、ゴールネットを揺らした。 大分戦でロスタイムに失点して同点に終わったが、この日の札幌はその時の借りを返すかのように、ロスタイムに2点上げて見事な逆転勝利だった。 2009年7月8日以来5年ぶりのアウェイ愛媛での勝利となった。 櫛引にとってのプロ入り初ゴールは、この試合の先制点を奪われる原因となったが、この決勝ゴールで汚名返上できたのではないだろうか。 この試合の勝利で、小野が出場して1勝1分である。 小野が札幌入りしてから6戦負けなしである。 またアウェイ2連勝、16日間で5試合(天皇杯を含む)という過密スケジュールの、初戦をとることができたことは大きい。 札幌の成績は、9勝7分7敗で勝ち点34でプレーオフ圏内の6位に上がった。 小野のゴールは生まれなかったが、次の横浜FC戦で札幌移籍後初ゴールが生まれてくれることだと思う。
posted by consa.kazu |09:12 | コメント(0) |
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