2012年05月30日
前半戦の振り返り~その2【J特】
昨日の続きです。 歴史的大敗を喫した鹿島戦で、それまで12試合すべてに先発出場していた前田が怪我で、途中退場してしまった。 ホスンに続き、石崎監督がどうしても取りたかった前田までが、怪我をしてしまい長期離脱してしまった。 鹿島戦までの12試合で、チームが殆んど勝てなかった原因の一つに、昨年チーム得点王の内村にゴールがなかったことも、チームが勝てなかった理由だと思う。 内村は持病の腰痛を持っており、フル出場できなかったことも大きい。 さて、広島戦のビデオを見直して直ぐに感じたことは、判断の遅さである。 相手からボールを奪っても、直ぐに攻撃に行けない。 その理由は、他の選手のフォローがなかったり、動き出しが遅くパスの出しどころがないのだ。 その点広島は、ボールを奪ってからの動き出しが、数段札幌の上を行っていた。 相手の寄せも速く、パスの出しどころがないまま奪われたり、ミスパスをしてしまい相手に奪われるケースが殆んどだったので、自分たちのボールになっても長い時間キープできない。 とにかくボールを奪っても、孤立してしまいボールを失う場面が多かった。 この状況を打破するには、判断を速くして全員が同じ方向を向くことにあると思う。 試合の後の練習開始時には、監督から前の試合のビデオを見て課題の説明を受けるだろうが、選手個人個人が広島戦のビデオを見直して、感じることを選手同士で話し合い、課題解消に向けて練習で試し試合に臨むことにあると思う。 自分たちの課題点の克服の他に、相手チームの良かった点を真似ることがあっても良いのでないだろうか? 中々口で言うのは簡単だが、相手がいることでそう簡単ではないだろうが、だからと言ってやらなければ確実に降格してしまうのだから、やるしかないのだ。 今のチームが怪我人が多いことは、選手やコーチの問題だけでなく、それだけJ1がハードだということの現われだと思う。
posted by consa.kazu |06:00 | コメント(0) |
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