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2006年11月20日

マイフェアレディかフランケンシュタインか

何とか笠松で勝ちました。すごい久しぶりなんですね。ここで勝つのって。
まあ、水戸はいつにもまして「0-0でいいサッカー」などと痛烈に揶揄されていましたが、
自分には勝てなくともよいとまでは思えませんでした。
自分のペースに引きずり込んでやるという気迫のようなものは感じましたけど。

まあ、やはり攻撃は個人能力の差がものを言う部分でもあるので、
たぶん点数がそれほど取れないだろうというとき、
守りを固めると言うのは当たり前と言えば当たり前の話なので、
水戸は今まではそれを意識的に選んで行ってきたチームなのでしょう。
たとえと言われても。

コンサと同じ状況ではなかったのでしょうが、
甲府、鳥栖と言うチームはチーム危機の際にはどんなコンセプトで試合をしてたのかなあ、
と思い出そうとしてみてもあんまり思い出せません。

ただ、ウチのやり方ってかなり特異ですよね。
柳下監督が来て、アクションサッカーの話を聞いたとき、
「こいつは実験だな」と思いました。
借金だけある田舎のチームの危機に、なぜか有能な指導者がやってきて、
J1で優勝するようなサッカーを教えてくれる(らしい)、
でも、うちにそれをできる選手がいるかどうかわからん。
スター選手もいない状況で、まずはどん引きカウンター頼みサッカーから始まって、
少しずつチーム力をつけてから勝負となってもおかしくない状況で、
最初っからアクションサッカーですから。
でも、言葉だけかな?と思ったら開幕の甲府戦での戦い、なんじゃこりゃ?
去年の監督はなんだったんだ?結局引き分けに追いつかれましたが、期待を持たせるに十分でした。
まあ、その年については、ご承知のとおりというわけですけど、
自分は、あの試合を見てこの人についていこうと決めた(迷惑?)訳です。

しかし、勝負事なんて金があっても成功するかどうか分からんのに、
理念を先行させてこける可能性も大だとは思いますし、
そのゴールにはまだたどり着いてません。
実験はうまくいくとは限りませんが、こういうチームってもっと大切にしていいと思うよ。
たとえその実験が意図したものでなかったとしても。

前回のコメントレスです。

posted by kenji |21:46 | コンサ関連 | コメント(4) | トラックバック(0)