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2006年03月13日

かわいそうなぞう

最近年のせいか涙腺が緩みっぱなしで、メンタル面が弱くなってしょうがないです。

今日、保育園に子供を迎えに行ったら、ちょうど紙芝居を読んでいました。
それが、「かわいそうなぞう」。知ってますよね、戦時中の話です。
ちょうど終わりに近かったので、横で聞いてましたが、紙芝居用ということなのか、
象の視点で話が進んでおり、「お腹が空いたよう。」とか、「どうしておじさんは餌をくれないんだよう。」とか、聞いていてだんだん辛くなってきました。
そして、いよいよクライマックスの場面、フラフラになりながらも芸を見せるシーンです。
「そうだ、おじさんに芸を見せれば餌をくれるかも」って象が話をするんですよ、
心の中で「先生!もう止めてくれ!こっちが泣いてしまうじゃないか!」と叫びましたが、その心の叫びが届くはずもなく、よろよろと芸を始める象たち。だめだ、何か別なことを考えなければ、えーと、明日の仕事は・・・横を見ると同じく待っているお母さんも涙をこらえている様子。
まずいって、先生。目頭が熱くなってきたところで何とかロスタイムをしのぎきりましたが、かなり危なかったです。

ちなみに泣いていた子供は一人。
「ぜーんぜん悲しくないもんね」と強がっている子供たちが数人、あとはお話の中には入り込んでいましたが悲しさの意味が良くわからないようでした。
後でうちの娘に「悲しくなかったの?」と聞いてみたら、「前にも聞いたことあるし。」と可愛くないことを言ってました。

私はまだスタジアムで泣いたことはないですが、それほど遠くないな、こりゃ。

とりあえず、ホーム敗戦のショックからは立ち直りました。
もうフッキも許したぜ。反省して早く帰って来い!


posted by kenji |21:20 | 家族ネタ | コメント(9) | トラックバック(0)