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2006年02月21日

スタジアムでタバコを吸うこと

ここ数日暖かい日々が続き、やっと雪も解けてきて春の訪れも近いなあ、と嬉しい気分になってきていますが、我が家は手放しでは喜べない状況となっています。

前にうちの子供たちのアレルギーの件を書きましたが、下の娘が喘息持ちで季節の変わり目に弱いのです。
具体的には発作が起こりやすくなっており、すぐにゼーゼー始めるのです。
喘息の発作というのは、見たことのない方にはなかなか理解できないとは思いますが、一生懸命息をしても呼吸ができなくなるという感じです。
その反応の理由にはいろいろあって、なかなか特定は出来ないのですが、うちはこのくらいの気温の時期がどうもよろしくないですね。

今、うちでは吸入器を購入し、処方してもらった薬剤を吸入することによって、大体の場合は発作は治まるのですが、吸入器を買う前は、発作のたびに内服薬を飲むも即効性では劣るため、結局病院に担ぎ込むという状況が続いていました。

その時に比べると大分楽にはなってきましたが、それでも外出時には気を使います。
なんと言っても、一番気を使うのがタバコの煙です。これは一発でやられますから。最近は分煙も進んできているとはいっても、形ばかりのもあるので食堂等に入るときには、まずそのあたりを確認してからでないと入れません。

さて、我がスタジアムでございますが、ドームは喫煙室がありますが、1昨年あたりは入りきれずに部屋の外で吸っている人もいました。昨年は一旦外に出てもらって吸っているようなので、こちらとしてもまあ安心。

問題は厚別です。席を立って、一旦外に出るともうもうと煙が。席で吸えない鬱憤を晴らさんとばかりに凄い状況です。子供をトイレに行かせようと思うと、一刻も早くこの場を通り抜けなければならないため、抱きかかえて走ってます。スタジアムで発作なんぞ起こされたら、すぐタクシーで帰らなければならないですからね。
あれは健康増進法の基準を満たしているのでしょうか?

タバコが嗜好品であることは疑いもないですし、それなりに歴史もあって、タバコを廃絶せよと言うつもりはありません。
ただ、嗜好品であるとはいっても、好き嫌いというレベルで論じられない(極めて短時間で健康に悪影響を及ぼす可能性のある)ものであるということを知って欲しいなあと思います。

そんなのわがままで、家で見ろ!と言う意見もあるかと思いますが、
それには「イヤだ」と答えます。正直、今子供が楽しんでいるかどうかはよくわかりませんが、親子でサポになりたいですし、子供を守るのは親だけですから。

今年の開幕までもう少し。タバコをめぐる環境はどうなるでしょうか?


posted by kenji |22:51 | その他 | コメント(5) | トラックバック(0)