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2011年11月13日

昨日の試合を録画で見直すと

 昨日の試合を改めて録画で見直すと古田、砂川の運動量が目立った試合だった。また、岩沼の上下動や純平の攻め上がりも目立っていた。

 古田は前にボールがいけばトップまでプレスをかける。このところスタメンを外されているうっぷんを晴らすような働き。砂川は決定機を外したが、いつものように守備に攻撃にと精一杯やっている感じが出ていた。

 そのなかで光っていたのは岩沼の上下動。相手が3バックといったこともあったのだが、サイドの薄くなったところを攻め上がり、盛んに仕掛けて、素早いクロスを上げていた。相手を退場に追い込んだハンドを誘発させたのも岩沼の仕掛けがあったため。

 最近のサイドバックは左純平、右日高が良いと思っていたが、なかなかどうして岩沼もレギュラーを外されていた危機に攻撃や守備を懸命にやっている姿には好感が持てた。

 あれだけやってくれれば文句のつけようもない。

 もともと守備が良くて、クロスの精度もよいので、昨日の試合のように思い切りがよいプレーをしてくれればまったく問題なくレギュラーは再び岩沼のものになるだろう。それだけ力をもっている選手。このところの監督がレギュラーを外したことで、発憤してくれたのだろう。彼にとってはよかったのではないか。

 それから純平は右でも左でもやれることは強み。本人は右の方が良いようだが、昨日もよいタイミングで攻撃に参加しており、ここぞというときでの思い切った上がりで魅せている。もっとも守備でも安定している。相手ボールの時にはしっかりとブロックをして前に進ませない安定感はさすがだった。

 ジオゴの決定期は残念で途中交代させられてしまったが、ジオゴはやはり先発で起用し続けた方がよいだろう。

 昨日の彼は1試合休んでだいぶ疲れが取れたのかキープ力もあったし、起点にもなっていた。なにより彼にマークが集中することで内村や砂川、古田が空いているスペースにどんどん入り込めていた。あとはゴールという結果がほしいところだが、ジオゴがボールをキープしてそのボールを他の選手がゴールするというパターンでも全く問題ない。

 要するに誰がゴールを決めてもチームとしてのゴール。残り3試合とにかく誰でも良いからゴールをどんどん決めてほしい。

  昨日の試合は試合の運びとしてはあまりよくなかったが、結果はとにかく出した。

 苦手なアウェイが続くが苦手なんて言っていられない。相手より上回るモチベーションで絶対に連勝をしてほしいものである。

posted by 孔明 |20:52 | 今節の反省 | コメント(4) | トラックバック(0)

2011年11月12日

図太い内村に救われた。

 本当にのどが痛かった。(笑 )

 サポーターも気合い入りまくり。

 今日は厚別のサポーターで赤黒のボードを上げて選手を迎え、

 多くの声援を選手に与えた。

 試合は内村の先制点が効いた。

 あの緊張感のある試合のなかで冷静に決めた決定力はお見事

 この得点で非常に楽になった。

 しかし、そこからがいけない。

 ジオゴが1対1を外すし、砂川も絶好機を見事に外した。

 前半は1点を取ったが、いやな展開

 案の定、後半は、相手の時間帯もあった。森島にヘッドを打たれなんとかホスンが弾いたが、相手のシュートがポストに当たったシーン
危なかった。

 そしてちょっと安心したのは相手の藤川が2枚目のイエローで退場したシーン。

 しかし、数的有利も生かせずにそこからの展開もあまりよくなかった。

 相手に押されてセットプレーを何度か与えてしまった。

 ただ、最後に古田がゴールをとってくれて、安心して試合を見ることができた。 

 とにかく勝ったことはよかったが、得点をもっととれた試合。

 昇格争いもここまでくるとやはり選手全体に緊張感が見える。

 シュートを外したジオゴや砂川はそんなことばでひとくくりにできないとは思うが、やはり全体的に焦りも見えた試合。

 そのなかで内村は堂々としていた。先制点はもちろんだが2点目の古田へのアシストや前半砂川に落としたタメてタメたパスも見事なもの。図太さも感じたのだが、やはり味方にとっては頼もしい限り。 

 今日の試合は徳島も勝ったが、鳥栖が引き分けた。ますます2,3位争いが熾烈になった。おそらく最終戦まで2位、3位は決まらないのではないか。

 そのなかで生き残るのは図太い神経が必要。鳥栖だって、徳島だってきついはず。この緊張感を楽しむようなプレーを多くの選手達にしてほしいものだ。


 ※ 試合の感想は勝手に叱咤コンサ外伝にもありますのでよろしければ御覧ください。 

posted by 孔明 |18:15 | 今節の反省 | コメント(7) | トラックバック(1)

2011年11月11日

大分戦展望(厚別最終戦を笑顔で飾りたい。)

明日の大分戦

 大分のここまでの成績は11勝13分け10敗の11位。負け数はコンサより少ない。ここ5試合は2勝2分け1敗とまずまずの成績だが、2勝のうち1勝はアウェイでFC東京に勝った価値があるもの。これまで成績ではFC東京、徳島、東京Vにはいずれも1勝1分けだが、一方富山には2敗と強いんだか弱いんだかよくわからないチーム。
  しかし、13分けは愛媛と並び一番数が多く、負け試合を引き分けにもっていっている試合が多く、粘りのあるチームとの印象がある。 

 前節はホームで千葉との対戦

 序盤は千葉に押し込まれ、右サイドのクロスを頭でおり返され押し込まれて失点。

  だが、その後相手がペナルティエリアでハンドしたことで巡ってきたPKのチャンスを前田がゴールして同点に。その後は一転大分のぺースに。そして前半終了

 後半は互いにミスが出て決定的なチャンスを演出できずに1-1のドロー

 大分は2試合連続で先取点を取られながらも同点に追いついた。
 大分のシステムは3-4-3 

 ワントップ2シャドー。サイドをワイドに開いて攻撃する。

 堅守速攻のチーム。攻守の切り替えが早く、どんどん前にボールを動かして、人もボールも動いて攻撃することを目標に置いているチーム。

 しかし、このところ怪我人が多い。攻撃の中心のチェジョンハン、西、三平が揃って怪我。ただし、西が回復している可能性もあり、もしかしたら出場メンバーに入るかもしれない。

 攻撃の中心はワントップに張る前田。個人能力に優れ、ボールキープ力、突破力がある選手、テクニックもありまったく油断はできない。いかに彼を抑えるかで勝負が決まるだろう。

 そして2シャドーの一角には森島。フィジカルが強く、決定力もあり、案外スピードもある。ゴール前では決定的な仕事をさせてはいけない選手だ。

 そして残りの2シャドーは18歳の2人、幸田と為田のいずれかが先発してくるだろう。

 2人ともテクニックがあり突破力もある。気をつけたい選手達だ。

 ワイドは長谷川とイ・ドンミョン。イ・ドンミョンはフィジカルに優れゴール前にどんどん入ってくる。マークをぼかさないようにしっかりついてほしい。

 後半は入ってくるだろう安川は左サイドからクロスを連発するクロスマシン
 できるだけクロスを上げさせないように注意したいところだ。

 大分はワントップ2シャドーと言ってもトップの前田とシャドーの森島の2つポイントがある。そこにいかにボールを入れさせないか。ともにキープ力があるだけにしっかりとマークして自由にさせないことだ。まだサイド攻撃が得意。サイドの攻防で勝たなければ決定的なシーンを作られてしまうだろう。

 ちなみに大分は左利きが多い。前田、長谷川、宮沢、永芳の4人
 特にボランチは2人とも左利き。

   大分予想メンバー


        前田   

  森島        為田    

長谷川            イ・ドンミョン 

       宮沢 永芳

     姜成浩 作田   土岐田

           清水


 こちらはやはり、相手の3バックのサイドの薄いスペースを狙った攻撃を仕掛けることが肝心だろう。

 サイドから深くえぐって攻撃する手段が必要だと思う。

 サイドからのクロスに人数をかけて飛び込むこと。そうすることでチャンスは広がるはずだ。

 また、運動量を増やして1対1で負けないことだ。前からのプレスもどんどんかけていき、相手の出だしをくじくことが必要だ。

 相手はスペースの多い布陣。そのスペースをねらって人が入り込みボールを回して攻め込みたい。

  相手のスーイーパーを誘い出し、その空いたスペースにつけ込む攻撃もおもしろい。

 そして前に人数をかけて攻撃していきたい。

 まずは相手のワントップの前田に激しくプレスにいって、ボールを収めさせないようにすることが必要。

 そして攻撃は素早く、相手が戻りきらないうちに攻撃することだ。
 
 とにかくホームであるし、昇格のことを考えれば勝たなければいけない試合。

 この試合は厚別最終戦。厚別最終戦を笑顔で飾りたい。


  勝手に叱咤コンサ外伝  

posted by 孔明 |20:09 | 次節の展望 | コメント(0) | トラックバック(1)

2011年11月09日

土曜日の布陣は?

 残り4試合。

 土曜日には今シーズン最後の厚別の最終戦がある。

 相手は大分

 最近好調で、守備も安定しているチーム

 はたしてどんな布陣をとってくるだろうか。

 大分の基本フォーメーションは3-4-3

 3トップといっても実際はワントップのような格好なので中盤は6枚と考えた方がよいかもしれない。そうなるとこちらは2トップでは完全に中盤の人数が劣るのでワントップにしてくるのではないだろうか。

  問題はジオゴが先発に戻るかどうか、それとも前節のように近藤にワントップを張らせるのか。

 ジオゴが好調ならば問題ないが、どれくらい調子を戻しているだろうか。今のコンサではワントップはやはりジオゴだろう。ジオゴが普通の状態ならばジオゴにワントップを張らせ、相手のDFを引きつけて内村や近藤に仕事をさせるという攻撃の仕方も十分に考えられるだろう。 

 もう一つのポイントは左サイド。

  前節、純平を左サイドハーフ、岩沼を左サイドバックへ配置したが連携がよくなかった。前々節のように純平を左サイドバックにした方がよいと思う。

  右サイドバックは日高。相手は3バックなのでスピードある日高を置くことで、サイドをえぐってクロスを送るという展開に持っていきたい。

 また、純平をサイドのスペースに出させて攻撃することで厚みのある攻撃をしたいところだ。

 ボランチは宮澤と河合のコンビが良い。河合とのコンビだと宮澤も思い切って上がることができる。河合も宮澤だとかなり厳しいプレスに行っている。

 センターバックは櫛引が11日に帰国するが、いきなり先発させるかどうか。

 タイでのAFCU-19予選の対戦で10日には韓国戦が行われ櫛引は先発の可能性が予想されるのでまず、出場は難しいだろう。

 そうなるとやはり奈良に頑張ってもらわなくてはいけない。彼は前節いろいろと勉強になっただろう。その経験をいかしてほしいと思う。

 大分には前回勝利しているが、それゆえ相手はリベンジをめざし戦ってくるだろう。

 決して簡単な相手ではない。

  すでに昇格の可能性が消えているチームだが、個人の能力が高いチーム。100%の力を出さなければ勝利を得ることはできない。

  しかし、こちらも昇格争いの真っ直中にいる状況。勝たなければ行けない試合。これからも1戦1戦トーナメントと思って精一杯戦ってほしい。

 
    予想メンバー
 
        ジオゴ
 近藤    内村     砂川

       宮澤 河合 

純平   奈良  山下  日高

          ホスン


posted by 孔明 |19:35 | 戦術 | コメント(0) | トラックバック(0)

2011年11月07日

気持ちを強く持って残り4戦を戦ってほしい。

 昨日、大事な試合を落としてしまったわがチーム。

 徳島が土壇場で引き分けてくれたのでなんとか、勝ち点差なしでついて行く格好になったが、昨日の試合は悔いが残るものであった。

 相手が怪我や出場停止でかなり戦力を落としている中、シュート数はかなり上回ったが決定的な場面をなかなか作れずに、また作ってもシュートが枠に行かなかったりと、何か空回りのような感じだった。

  また、クロスやパスの精度が悪く、せっかく押し込みながらもなかなか決定的なシーンに持っていけなかった。

 特に左サイドの純平と岩沼の連携は悪く、パスミスが多かった。そして相手に押し込まれていた。そのため途中、左サイドバックに純平を移動させ岩沼を
 ボランチにしたが、スタートの布陣のまずさが目だった試合でもあった。

 DFラインをいじったことでリズムを狂わせてしまった感は否めなかった。

 もっとも石崎監督が言っているように前半早い段階で先制点がとれていれば違った展開になっただろう。チャンスになかなかゴールができなかったことが悔やまれる試合でもあった。

 しかし、1点を取られても、2点を取られても追いつき追い越すようなメンタリティも見せてほしかった。

 そのなかでこれまで負け試合は1点もとれなく完敗の結果を呈していたが、「点を取ったら負けない」というジンクスはなくなったとは言え、1点を返したことは収穫だろう。チームの何とかして勝たなくてはいけないという執念は見せてくれた。

 そしてこの1点はかなり大きい。今、得失点差で徳島に2差つけられているが、このまま最後までもつれて得失点差の争いになることも十分に考えられる。

 ここで1点を返したいことが後々効いてくるかもしれない。

 失点は河合の言っているようにミスがらみなので修正はできるはず。とにかく同じことは2度と繰り返さないことだ。

 おそらくこの争いは最後まで続くような気がする。この先何が起きるかわからない。

 昨日の試合は反省はしっかりして試合として後に引きずらないように、気持ちを入れ替えて臨んでほしい。

 対戦相手が有利だとか不利だとかもこの際考えない方がよい。最後は気持ち。最後の最後まで集中を切らさずに、気持ちを強く持って残り4戦を戦ってほしい。

posted by 孔明 |19:55 | 今節の反省 | コメント(2) | トラックバック(0)

2011年11月06日

しっかり反省して次の試合の勝ちを目指そう。

 ゴール前のこぼれ玉に相手選手がフリーになって失点。

 奈良のクリアは宮澤に当たった不運なものだった。 

 これは仕方ないにしろ、2失点目は痛すぎた。

 サイドからの早いクロスがそのままゴールに入ったものだが

 2点ビハインドはやはり厳しい。

 こちらは先発した純平、岩沼のコンビネーションが悪すぎた。

 互いにパスのタイミングが合わずパスがつながらず、途中で純平を左サイドバックにしたが、結果的にはスタートの布陣は失敗だった。

 パスの精度やシュートの精度も悪かった。

 特にサイドからのクロスの精度が悪く、大きすぎるクロスばかり。相手の弱点のCBの間にボールがまったく入らなかった。 

 せっかく上原や純貴を入れたのにそれを生かすことができなかったのが残念。

 砂川や岡本がチャンスをものに出来なかったことが大きかった。

 ここで負けたことは非常に大きい。

 相手は怪我人が多かったが得てしてそういうときにモチベーションが上がるもの。相手を上回るモチベーションで圧倒したかった。

 手負いの東京Vに勝てなかったのはつくづく痛い。

 鳥栖やFC東京が勝っただけにさらに勝ち点を離された。

 ただ、試合内容としては1点を返して完敗という試合でなかったのが救いだろう。

 しかし、この段階になって負けを引きずることをしてはいけない。

 まだ、4試合残っている。

 幸い徳島がロスタイムで2点入れられてドロー。

 勝ち点で離されなかった。

 まだまだ、1試合ごとに何が起きるかわからない団子レース 

 しっかり反省して次の試合の勝ちを目指そう。

 ※ 試合の感想は勝手に叱咤コンサ外伝にもありますのでよろしければ御覧ください。 

posted by 孔明 |19:01 | 今節の反省 | コメント(2) | トラックバック(0)

2011年11月05日

東京V戦展望(積極的に攻撃を仕掛けてとにかく勝とう。)

 明日の東京V戦

 東京Vのここまでの成績は13勝10分け10敗の7位。負け数はコンサより同じだが、10の勝ち点差がついている。ここ5試合は2勝2分け1敗。徳島やFC東京の上位チームとの対戦で星を落とさなかったのはさすがだが、ホームで富山に負けているような隙も持っているチーム

 前節はアウェイでFC東京との東京ダービー

 序盤は互いに玉際での攻防が厳しくどちらのペースとも言えないゲームが続く。そして徐々に、総合力で上回る相手に押され、前半終了間際リスタートからぽっかりと空いたセンターバック間のスペースに入り込まれヘッドでゴールに入れられた。

  0-1で前半終了

 後半になってパスワークの冴えを見せ、コーナーに。そのコーナーからワンバウンドでキックされたボールは相手のオウンゴールを呼び、1-1

 同点になってから息を吹き返し、攻撃をするも決定力が不足して東京ダービーはドローに。

 東京VはそのポゼョションサッカーでのパスワークはもちろんJ2屈指であるが、最近は巻を2トップの1角として配置。ロングボールでかなり入れるようになって、攻撃が多彩になってきた。

 相変わらず細かいパスを重ねて相手を自陣に釘付けにして、スペースに飛び込む攻撃は脅威。東京Vのホームなのでかさにかかって攻撃してくると思う。

 ただ、この試合には主力に出場停止や怪我人が発生し欠場する選手がいる模様

 前回対戦で1発を食らったボランチの小林は出場停止。前節途中交代した右サイドハーフ菊岡やボランチの高橋が怪我で出場が微妙。彼らは東京Vのパスサッカーを担う選手。彼らが出場できるかどうかでかなり試合内容が変わってくるだろう。

  FWは巻が入ってターゲットができた。相変わらずのゴール前での泥臭い動きは健在なので、しっかりマークしなくてはいけないだろう。

 また、相方の阿部は巻をトップにおいてより生きるようになってきた。こぼれ球を絶えず狙っており、最後まで集中して守らなくてはいけないだろう。

  中盤にもやっかいな選手が多い。一番嫌なのはマラニョン、先発か途中交代かわからないがこれまでの対戦ではことごとくゴールを許しておりコンサの天敵と言ってもよい選手。この選手を抑えない限り勝利はないと思った方がよい。
 また、河野は怪我で調子を落としているようだが、思い切ったプレーをさせないように注意しなくいてはいけないだろう。

  途中出場してくるであろうアポジは思い切りのあるプレーが得意。突破力がありキープ力もあるだけに警戒してほしい。 

  攻撃時には土屋が積極的に上がって来る。チャンスとあればどんなところにも顔を出してくるので、マークをぼかさないようにしなくてはいけない。

 また、前半から思い切ってプレスをかけてくることが予想される。これに対抗するのはこちらも思い切ったプレスしかないだろう。


 東京V予想メンバー


        巻    阿部

マラニョン                河野

          佐伯   菅原

 和田     富澤 土屋     森

                柴崎


 相手の弱点はDFの裏とCB間のスペース。土屋は前のロングボールには滅法強いが、横の揺さぶりに弱く、また、富澤とともどもスピードがないので裏をとりやすい。 

 また土屋と富澤のセンターバックの間のスペースに入り込まれそこからシュートを許すというシーンはこれまで何度もあった。

  少し角度をつけた正確なクロスを送ればかなりの確率でゴールできるはず。

 こちらとしては、まずは徹底的にDFの裏を狙うパスを出し続けることだ。

 相手の両サイドバックは攻撃時には上がっている。カウンターで確実にビックチャンスを狙ってほしい。

 もしマラニョンがサイドハーフに入ってくればチャンスでもある。守備は不得意なのでそこにプレスをかけるとミスをする可能性が高い。そこからボールを奪ってチャンスを広げたい。

 全体的に試合の入りは東京Vがかなり押し込んでくるはずだ。こちらは負けずにどんどんプレスをかけて相手のパスの分断を図りたい、そして焦ってロングボールで巻に当ててくる作戦に持ち込みたい。単調にロングボールの方が守りやすいはずだ。

 とにかくこの試合も勝たなくてはいけない。

  得点を複数重ねなければ勝つチャンスは少ないだろう。守るばかりでは相手の攻撃に晒されてしまう。

 押されるにしても常に攻撃のチャンスを伺って積極的に攻撃を仕掛けなければいけない。 

 アウェイだが今回も多くのサポーターが集まることが予想される。ホームと変わらない声援の中で勝ってホームの大分戦につなげよう。

  
  勝手に叱咤コンサ外伝  

posted by 孔明 |19:39 | 次節の展望 | コメント(0) | トラックバック(0)

2011年11月04日

次節はどう戦うか。

 残り毎試合、トーナメントのような試合が続くが、次の東京V戦はどのような布陣で臨むだろうか。

  気になったのは昨日の練習試合にジオゴを先発させたこと。

 昨日の試合はもっぱらサブ組のメンバーでなおかつベンチ入りでも試合に出場しなかったメンバーやベンチにも入っていなかったメンバーが並んだ。

 そのなかで前節先発したジオゴが先発。前半で交代した。最近不調なだけに試合に出して調子を上げさせることが主目的だったと思うが、次節の東京V戦、ジオゴをどう使うのか石崎監督も悩んでいるのだろうか。

 東京Vは最近は巻を入れた2トップにしてきている。ロングボールも織り交ぜ、また、出場停止や怪我人も出ていて前回対戦したような中盤に人数をかけた圧倒的なボール回しはできないだろう。そうなるとこちらもジオゴをベンチに置き中盤の人数を減らした2トップでいくかという考えもでてくるはず。

  近藤と内村が結果を出しているということもある。彼らの2トップは結果を出している。いつものようにジオゴにロングボールを当てるワンパターンの作戦では簡単に相手のCBの土屋の餌食になるような気がする。

 2トップにして先発にスピードのある彼らをかけ置いて揺さぶりをかけ、先制点をとり、残り時間はジオゴを投入してワントップにしてボールポゼッションを図って逃げ切る戦術もおもしろいと思う。

 東京Vには前回勝ったが、かなり攻められ、2失点もしている。無失点で乗り切ると言うことも厳しい相手かもしれない。

 また、前回対戦ではジオゴがいなくて4点とったことをどうとらえるか。ジオゴをワントップに張ってあくまでもボールキープを目指し、ポゼッションでの戦いを挑むか。

  はたして前回同様、近藤と内村の2トップで攻撃を仕掛けるか。

 監督の手腕が問われる一戦になると思う。

posted by 孔明 |19:07 | 戦術 | コメント(4) | トラックバック(0)

2011年11月02日

3人のサイドバックの使い方

 徳島戦、熊本戦と左右を入れ替えたサイドバック。

 京都戦では左日高、右純平としていたが、岩沼の出場停止もあってこの徳島戦は右日高、左純平に。岩沼が出場停止でもあえて岩沼を使わず、この2人にした。

 注目すべきはこの2人の位置

 最近はずっと岩沼をボランチにする場合には左日高、右純平にしていたが、
 あえて、反対を選択。熊本戦では純平が獅子布陣の活躍。

 結果として良い形に収まった。

 もともとスポーツ新聞では石崎監督が純平は自分では左よりも右がいいと言っている?(不確かなので間違っているかもしれない。)と言っていたような記憶があり、右に純平を起用していたらしいのだが、やはり日高を右で使う方がよい動きをする。

 確かに日高は右利きなので、日高がクロスを入れる場合には左足だと右足よりも不正確だろうし、持ち帰ると一端スピードが落ちて、日高の特長である、直線で走りながらのクロスができない。

 彼の特徴はやはりダイナミックな縦への走りからのクロス。それを生かすためにはやはり右がいい。

 そうなると純平はやはり左と言うことになる。熊本戦ではその左サイドで生き生きしていた。ボールを受ける体の体勢や、前に出ていくタイミング、クロスの精度、シュートまでの動作。そのほとんどが完璧だった。これでどうして右の方がよいのか理解に苦しむ。

 純平は左の方があっているような気がする。 

 2点目の近藤へのクロスや、オフサイドぎりぎりで前に飛び出してシュートまでいったシーンなどとにかく純平はMVP級の活躍ぶりだった。

 徳島戦からの連勝はこのサイドバックの位置の変更も要因としてあったのではないか。問題は岩沼をどうするか。3点目をとった岡本へのクロスは本来の岩沼らしい精度の高いものだった。岩沼とて簡単にレギュラーを渡すわけにはいかないだろう。

 また、次の東京Vのことを考えて守備的に行くのなら、岩沼を起用することも十分に考えられる。 

 3人がレベルの高いところで争ってくれるのがいい点

 次の東京V戦はこの3人をどう使うのかがポイントとなるだろう。

posted by 孔明 |19:37 | 戦術 | コメント(0) | トラックバック(0)

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