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2018年09月08日

来年は外国人選手登録無制限。同時期用5人になりそう。

 今日のスポーツ報知にはJリーグ外国人枠拡大を来期導入するということで、6日のJリーグ強化担当者会議で外国籍枠拡大プランが伝えられたそうだ。


 現行はチームの保有が5人でベンチ入りと出場が3加えてアジア・サッカー連盟加盟国の1人の計4人(Jリーグ提携国は外国人枠にカウントしない。)

 だが、来季から外国人選手の保有は無制限、ベンチ入りと出場は5人(提携国扱いは変更なし)に変わるそう。

 これは、Jリーグは「リーグの魅力を高める。」「外国人選手とともに日本人がプレーすることでプレーの質が高まる。」「競争することでの成長に期待。」というメリットがあると主張。一方でJクラブの関係者からは「資金力などによるクラブ間の格差が広がる。「外国人選手の門戸を広げることで、日本人選手のプレーの機会が減る危険性がある。」などのデメリットがあると言われている。確かにロシアリーグなどで外国人枠を拡大したことで一時、自国の代表が弱体化した例もあるそう。

 他の外国人枠だが、イングランドは登録出場は無制限。自リーグなどでのプレー期間をクリアした選手を8人以上登録義務

 スペイン EU加盟国国籍選手の保有は無制限。EU圏外選手(トルコなど一部を除く)の登録は3人まで。出場は無制限

イタリア 基本的に保有は無制限、EU圏外選手の出場は3人まで。

 ドイツ ドイツ国籍選手12、自クラブで育成した選手4人の保有義務

 ポルトガル EU加盟国とブルジル人選手の保有は制限なし。
 それ以外の国籍の選手登録は6人。1試合の登録は4人まで

 中国 保有は外国人枠4、AFC加盟国枠1.同時出場は外国人枠3とAFC枠1.GKは自国選手以外は不可

 いずれは保有は無制限で、日本人選手枠を設けて日本人の出場を確保するというのが妥協点だろうか。

 やはり良い外国人が入るとサッカーのレベルが上がる。それに伴い日本人の選手のレベルも上がってくるのは間違いないと思う。日本に有名な外国人が入ればチームも潤うし、日本人もよりスキルの向上が図られる。ただ、金もちクラブと貧乏クラブの差が激しくなるだろう。

 いまよりも余計に強化費の優劣で順位が決まる傾向が強くなると思う。



  ただ、今のJリーグをみていると名前だけの外国人も多かった。実際はチームの戦術にフィットしないと厳しいだろう。

 G大阪でまったく存在価値がなかったパトリックや柏であまり活躍ができなかったディエゴ・オリベイラが新天地で活躍しているのもチームの戦術にあったということが言えるだろう。
 要はどんなに有名でもチームに合うかがポイントで、そこでいくら外国人枠を拡大しても使えない外国人は使えないまま。強化担当者の能力がものをいう時代がますますくると考えていいのだろう。

 わがチームに当てはめてみれば、現在、外国人は4人、このうちアジア枠と提携国枠1人なので、実質は2人しかいないことになる。来年ACLに出場することになれば補強が必要だろう。ただ、外国人枠が無制限になっても補強費の関係でそんなに多くは保有できない。一方で外国人の若手を複数保有するとか、チームの強化になることを地道にできることにもつながる。
 将来は出場枠の拡大がさらに進むかもしれない。そういうことならばさらに強化担当者の能力が問われることになる。


 新聞見ながら書いていたらもうWEB版で出ていた。 

皆さんはこちらをどうぞ。↓

   https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180907-00000278-sph-socc



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posted by 孔明 |11:16 | コメント(2) | トラックバック(0)