スポンサーリンク

2018年02月12日

低い位置でのパス、プレスはいいので課題は崩しの部分か

 昨日はバンクーバー相手に都倉のゴールで1-0で勝ち。優勝した。

 パスが良く回り、相手のボールにはしっかりプレスをかけてボールを奪い攻撃につなげていた。

 しかし、なかなか決定的なシーンがなかった。前半サイドから三好が突破したシーンや左から菅がクロスを入れたシーンなどあったがいずれも相手に止められてしまった。

 そして流れのなかで点がとれないとやはり頼りはセットプレー

 昨日はほとんど昨年のメンバーが出ていたせいかセットプレーもかなり期待できた。しかし、コーナーはなかなかチャンスがなく、FKでチャンスを作った。前半の福森のFKはバーにあたり。後半の福森のFKはGKがかろうじて手に当てて、そのこぼれだまを最後は都倉が押し込んだ。

 なにより試合を見て昨年と比べチームの成長を見たのは、パスの速さと正確さ。昨年はなかなかパスが小気味よくつながらなかったが、今年はやはりミシャの指導でパスが小気味よくつながっている。相手のプレスを受けながらもワンタッチでつなげて奪われないのは見てて気持ちが良かった。

 また宮澤や福森が大胆なサイドチェンジをしているのも良かった。特に福森は相変わらず正確なパスを出していた。

 そして一番いいいのは相手のボールが渡ってもすぐ前からプレスに行き、ボールを奪うこと。前から前からいくことで守備の時間が短くなり攻撃に専念できる。ミシャの狙いだと思うのだが、これが見事に昨日ははまっていた。これを見たので個人的にはうれしくなったのだが、どうやらたいくつと映った人もいたようだ。

 これは決定機が少なかったためだろう。

 これからは反省点になるのだが、中盤以下でボールを回しても前線でパスがつながらないとなかなかシュートまでいけない。もう少し崩しのテクニックが必要だろう。
また時にはロングボールで前線を走らせ単調な攻めをやってみるのもいい。

 昨日は前線の選手がDFの裏を抜け出してシュートを狙うシーンも何度かあった。しかし、ボールが長くなってしまいうまくいかなかった。

 これがうまくいけばかなり攻撃の形ができると思う。

 またサイドからのクロスだけではなく、いったん戻してパスをつなげて相手を崩し、シュートまで持っていくとか、工夫が必要。

 もっともこれは熊本に行ってからでの課題になるだろう。

  練習試合で失点を重ねていたのはもしかしたらワンタッチ、ツータッチでパスをつなげる約束でタッチ数の制限をかけていたからだろうか。

 練習試合と本番(ではないが、今回はカップ戦)とはかなり結果が違ったので、意外に思った。

 練習ではなく試合は結果を求めるサッカーができるということだろうか。

 それができるならすごいこと。
 それであればミシャに敬服したい。





          勝手に叱咤コンサ外伝
                 
         孔明ツイッター 

posted by 孔明 |15:02 | キャンプ | コメント(2) | トラックバック(0)