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2017年08月18日

川崎F戦展望(最初から勇気を持って前に出ること。そうすれば相手もミスをする。)

 明日のアウェイ川崎F戦。

 ホームの甲府戦は1点先制しながら、追加点が取れずに後半左サイドを突破され失点、そのまま1-1の引き分けで大事な試合に勝ち点1しかとれなかった。なによりシュートがわずか5本では言い訳などできないだろう。
 せっかくのチャンスをふいにしたつけはいずれ払わなければいけない。高いつけにならなければいいが。

  対戦する川崎Fは12勝6分け4敗の勝ち点42の4位。コンサとは勝ち点で22の差がある。

 序盤からけが人が多く、苦戦した時期もあったが、常に上位にいて、けが人がようやく回復し、調子を取り戻し現在は4位。悲願の初優勝を狙っている。
 戦力も整い前回対戦したころとはまったく違うチームになっているといってもいいだろう。かなり強敵であることは変わりない。
  しかし、なんとか勝ち点1以上は、もって帰りたい。こちらもチーム力は前回対戦よりも上がっている。厳しい戦いになることは承知の上だが、積極的に戦ってアウェイだが、戦前の予想を覆したい。
  

 前回はホームで4月16日(日)に対戦

 前半からよい流れになっていたが、前半セットプレーの流れからの都倉のシュートが相手にあたりポストにあたって弾かれた。これが入っていればというシーン惜しかった。
 前半は、案の定相手にボールをもたれパスを回されたがほとんど自陣に侵入させす。シュートまでもっていかれなかった。
 後半は相手にボールをもたれるもなんとか守っていたが、攻撃に出るもパスをとられてカウンターを受ける危ないシーンが。
 そして相手のカウンターからパスワークについていけず。中村をペナ内で倒してしまいPKをとられる。それを小林にけり込まれ失点0-1
 しかし、怪我の内村に代わって菅がドリブルして相手と競ってそのこぼれ球を荒野がクロスそのクロスに都倉のヘッドがポストにあたり見事に決まった。1-1
 そこから逆転しようという形だったがなかなか攻撃できず。そのままドローだった。

  前節川崎Fはホームで鹿島と対戦
 序盤からボールを持ち、攻勢をかけたのが川崎F。前線のメンバーが流動的に動き多彩な攻撃を仕掛ける。
 前半20分 CKを中村がけり、クロスを入れると、密集地帯を抜けたボールに味方が反応する。こぼれ球にエウシーニョがゴール前で合わせるも、惜しくもゴールの左に外れてしまう、これが惜しいシーン
40分には鹿島がカウンター。ペナ内で中村がシュートを打ち、GKチョン ソンリョンがセーブ。そのこぼれ玉を金崎がヘッドを狙うも空振り。
42分に川崎Fは登里とのパス交換から中村のシュートがクロスバーを直撃する場面を作る。
ロスタイム自陣でボールを奪った川崎Fはエドゥアルド ネットが前に運んでカウンターを開始。右を経由して家長が中央にボールを入れると、阿部のスルーから大島へ。これが大伍のオウンゴールを誘い、川崎Fが先制1-0
前半は1-0でリードした。
後半、開始直後の46分、右サイドでエウシーニョが単独突破に成功し、中央へグラウンダーのクロスを入れると、これを登里が受けて後方へパス。このボールに反応したのは阿部。左足で合わせたグラウンダーのシュートがゴール左に決まり、川崎Fが2-0とする。
73分川崎のカウンター。途中出場の小林とのパス交換から前を向いた家長がカットインから左足を振り抜く。これが相手GKの手をはじいてゴール左に決まり、川崎Fが3点目
87分は鹿島。右サイドの敵陣中央から三竿健が右足で正確なクロスを入れ、抜け出してフリーになった鈴木が冷静にヘディングシュートを決め、1点を返す3-1
その後も怒濤の攻めを見せるもしかし試合はここまで。川崎Fが3-1で勝った。


川崎Fのシステムは4-2-3-1

 ボールを持って、パスワークで崩していく。ワンタッチでどんどんパスを通していく。そして3人目の動きが秀逸。また、縦パスを入れて、中から外からこれでもかと攻撃してくる。カウンターは鋭く。パスが正確なので、大きな武器。遅攻でも相手の弱いところを狙ってそこを徹底的に攻めてくる。
 しかし、カウンターには相変わらず弱い。



川崎F予想スタメン、サブメンバー


                        11小林

                       14中村
 
    41家長                            8阿部       
                 
        21エドゥアルドネット   10大島       



    7車屋      5谷口       3奈良    18エウシーニョ

                         1 チョンソンリョン

控え GK30新井、DF28板倉、MF16長谷川、22ハイネル、6田坂、2登里、FW9森本


 ワントップの小林はゴールの嗅覚に優れ、強引なプレーが得意。
どんな形でもゴールにもっていくプレーをしてくる。
DFとの駆け引きもうまいのでDFは裏を取られないようにしなければいけない。

 
 左サイドハーフの家長はようやく川崎で前節得点をした。怪我でなかなか出番がなかった。もともと能力が高く、タメがつくれシュートがうまい。彼を自由にすると必ず嫌な動きをしてくるだけにどれだけ彼の動きを止めるかがポイントになるだろう。


  右サイドハーフの阿部は運動量があり、絶えずゴールを狙っている選手。パンチのあるミドルも持っていて、気をつけなければいけない。
 前線で動き回りシュートを狙ってくるので、この選手には特にマークを気をつけたい。

  トップ下の中村は前回対戦でペナに進入されPKをとられたシーンが蘇る。
 タメがつくれて、スリーパスが出せる。川崎Fの攻撃の中心選手。特に前を向かせると的確なパスを出してくるので、しっかりとマークして自由にさせないようにしたい。

 ボランチのエドゥアルド ネットは体が強く懐も広く、簡単にボールを奪えない。足元の技術も高く、的確なパスを出してくるやっかいな選手。
 中盤を支える川崎の心臓部。彼のところから縦パスが出てくるので確実に潰していかなければいけない。
 
  もう一人のボランチの大島は足元のテクニックがあり、突破力がある選手。守備でも的確な守備で相手の突破を許さない選手。前回対戦には怪我でいなかった。前線にも絡んでくるので彼には十分に気をつけたい。

 左サイドバックの車屋は攻撃力があるサイドバック。サイドを駆け上がりゴール前に入ってくる動きに長けている。守備力もあるのでサイドの攻防では負けないようにしたい。

  右サイドバックのエウシーニョは攻撃的で気が付けばゴール前に入ってくる。ドリブルが得意でサイドをどんどん突破してくる。彼には十分に気をつけたい。

  CBは奈良が先発だろう。必ず奈良を倒して得点を決めなければいけない。

 控えの登里はスピードがあり、縦の突破が得意。主戦場は左だが右でもプレーできる。切り返すプレーも出来る選手。
  サイドは彼との1対1で競り負けないようにしたい。

 控えの長谷川は突破力がある選手。独特なドリブルで仕掛けてくる。俊敏性もあって自由にさせるとうるさいのでしっかりと蓋をし自由に動き回らせないようにしたい。

  控えのMFのハイネルは運動量があり、タフ。ドリブルも得意。上背はないが体も強く、簡単なプレーでは倒れない。彼には前を向かせてはいけない。途中出場ではポイントになる選手だ。
  

   控えの森本は勝負強さを持っている選手。フリーにすると怖いのでかならずマークをつけたい。
  


 川崎Fは外国人の攻撃力が高くそれに小林の決定力があり、また、チームの中心の中村がタメを作り、阿部や家長が攻撃に幅をもたせてくる。
  前回は引き分けたが、攻撃力は格段に上がっていると見た方がいい。なかなか完全に押さえることは難しいだろう。ましてやアウェイ。失点は覚悟しなければいけない。
こちらはいかに点をとるかに腐心しなければいけない。
 

 守りっぱなしではやられる可能性が高い。攻撃は最大の防御を地でいかなければいけない。

  まずは相手のパスワークを分断することだ。最初から勇気を持って前に出て簡単にパスを、回させないこと。後ろに引いて守ると簡単にワンタッチでパスを回してくる。相手にパスを回す考える時間を与えないことだ。

 川崎Fの攻撃にラインを低くし過ぎてはいけない。ラインをでできるだけ高くしてコンパクトにしてセカンドボールを拾いたい。出足をよくして相手に簡単にパスをさせないことだ。
 
サイドの攻防が勝敗を分けると言っても過言ではないだろう。いかに相手のサイドハーフとサイドバックの上がりをくい止めるか。
ロングボールでDFの裏を狙うのもいい。相手のDFラインを下げさせる工夫もしたい。
 
セットプレーには気をつけたい。中村の正確なキックがある。特にコーナーは川崎は得意。正確なキックの精度から点でボールを合わせてくる。
 また縦パスを簡単に入れさせないことだ。縦パスを入れさせると決定的なチャンスを作られる。ボランチにしっかりとプレスをかけて縦パスを入れさせないようにしたい。
  攻撃はできるだけ高い位置でボールを奪ってショートカウンターを仕掛けたい。
 川崎Fはカウンターには弱い。できるだけ高い位置でボールを奪って素早くせめて攻撃したい。
 セットプレーもチャンス

 川崎はコーナーはマンツーマンで守る。
 精度の高いボールで点で合わせて枠内にシュートをしていきたい。
 川崎は前節鹿島を寄せ付けず、質の高さを見せつけだ。かなり攻撃は強力
しかし、相手の攻撃力を恐れてはいけない。

 相手も人間、ミスもすれば失敗もする。

 1対1で負けないこと。人一倍走ること。最後はこれだ。

 明日は湿度が高い蒸し暑い日になる。水分をこまめにとって、思い切り戦おう。



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posted by 孔明 |19:40 | 次節の展望 | コメント(10) | トラックバック(0)