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2017年06月24日

柏戦展望(SBが上がった裏のスペースを積極的に狙っていこう。)

  明日のアウェイ柏戦

  6月17日の鹿島戦は0-3で敗戦。完敗だった。

 これで5連敗。広島が負け、なんとか残留圏の15位にはいるが、降格圏16位の大宮との差は勝ち点1差に縮まった。この節の結果如何によっては降格圏に落ちてしまう可能性が十分にある。
 まずはなんとしてでもこの連敗を止めたい。
 
 柏とのアウェイの対戦はここ最近は2勝1分け5敗
  それでも2勝していることは驚きだが、個人的には柏の日立台の印象は古いが1998年の延長で鳥居塚のゴールが北村主審により取り消されて、PK戦で負けた印象が非常に強い。

 現在柏の成績は10勝1分け4敗の首位
 柏は開幕戦こそ鳥栖に3-1で勝ったがその後3連敗。6試合を終わって2勝4敗と下位に沈んだがその後8連勝と怒濤の連勝を重ねた。前節引き分けて連勝は止まったが依然として暫定ながら現在首位にいる。
 今シーズン初戦は外国人3人をトップに並べ、攻撃的にスタートしたが、次の試合から守備の穴をつかれ失点を重ねた。
  そして中川や手塚といった若手を抜擢。中川をFWに入れて、クリスティアーノとともに前線からのプレスを厳しくいって守備をした。そのことによりボール奪取の機会が増え、守備の全般的な時間を減らしたことで攻撃の時間が増えて、得点が増し、面白いように連勝を重ねた。

 柏とはルヴァンカップで厚別で対戦。2-1で勝ったがレギュラークラスはでておらず参考にはならない。かなりの強敵だが勝たないと順位が下がってしまう。


前節柏はアウェイで甲府と対戦

 柏は序盤から伊東やクリスティアーノのスピードを生かすボールをどんどん裏に入れていく。しかし、甲府もしっかり守って柏の自由にさせない展開。
14分伊東がDFの裏をとってドリブルするもトラップが大きく。パスのタイミングを逸する。その後は柏がロングボールが増える。
  前半から激しいあたりがあって、両軍にイエローカードが2枚ずつ出る。
  前半は0-0で終わる。
 後半、56分には甲府のドゥドゥが右から決定的なクロスを入れるが、CBの中谷がギリギリでクリア。
 59分には柏のクリスティアーノが左サイドからセンタリングを上げるもシュートまでいかなかった。ともに、決定機になりそうな一歩手前までのプレーが増えていく。
  65分を過ぎるとオープンな展開になる場面が増え、お互いに疲れからのミスが出てくる。それだけに分からない展開だが、個の攻撃力が高いのは柏。87分には左から入れたクリスティアーノのクロスが右のポストに当たり、そのこぼれ球をシュートするもGKセーブされる。結局0-0で引き分けた。

 

柏のシステムは4-4-2

  守備では前線からの連動した積極的な守備でボールを奪い、素早く攻撃してくる。
  サイドからのクロスをどんどん入れてくる。
  遅攻ではボランチとCBからゲームを整え、しっかりパスをつなげて攻撃をしてくる。
  


柏予想メンバー


          9クリスティアーノ             19中川

      8武富                                   14伊東
                                    

                    17手塚             7大谷
                          

 22輪湖          5中山      4中谷             13小池

                           23中村



控え  GK1桐畑、DF2鎌田、3ユンソギョン、MF28栗澤、37細貝、13FW10大津、11ディエゴ・オリヴェイラ



 FWのクリスティアーノは体が強く。強烈なシュートを持っている。強引なプレーもしてくる。ただし、テクニックもあり、硬軟使い分けて戦ってくる。ボールのタッチは柔らかく、球離れも早い。攻撃のリズムをもたらす選手
 彼のFKには要警戒。多少距離があってもゴールを目指して蹴ってくる。

  もう一人のFWの中川は柏躍進の立役者。運度量がある選手。前からの守備を懸命行い、マークした相手はどんなところでもしつこく追っていく。またスペースに入っていく動きがうまく、シュートまでもってくる。アタッキングサードのスペースに入っていって、相手のイヤな位置に入り込む。
J最小の身長だが、素早く動きフィジカルの劣勢を感じさせないような動きをしてくる。彼にはしっかりとマークをつけてほしい。

  左サイドハーフの武富は運動量があり、上下動が凄い。前線に駆け上がってくるスピードがあって、ゴールに絡んでくる。とにかく彼にはマークを外さないことだ。
 
  右サイドハーフの伊東はとにかくスピードがあり、サイドをぶっちぎってくる。対応する選手は裏をとられないようにしなければいけない。また、彼はクロスの精度も高いので、クロスを上げさせないようにしたい。

 ボランチの手塚は今年ルヴァンカップでブレイク。パスの精度が高い。攻撃には積極的に参加してくる。ボールタッチがどんな姿勢でも流れずリズム問いテンポでパスを回してくくる。また1対1にも強く、ボール奪取力も持っている。

  もう一人のボランチの大谷は柏の攻守の要、中心。彼のところから攻撃が始まる。ボランチとしての才能を高いレベルでもっている選手。簡単にボールを捌かせないようにしたい。

  左サイドバックの輪湖は守備が得意でボール奪取がうまい選手。運動量も豊富で攻撃参加もどんどん仕掛けてくる。パンチ力がある左足を持っており、ミドルシュートには気をつけなければいけない。

  右サイドバックの小池は体は小さいが体幹が強くて、1対1に無類の強さを発揮する。90分無理の利くフィジカルと上下動を絶えず繰り返すスタミナを持っている。またスピードがあり右サイドの伊東との快速コンビは柏の攻撃のアクセント
彼と対応する選手は1対1で負けてはいけない。

控えのサイドハーフの大津はドリブルが得意。力強いタッチで前に前にと進んでくる。決定力もある選手なので十分に気をつけたい。

控えのFWのディエゴオリヴェイラは体が強くキープ力がある選手。ポストプレーも得意でいったんボールを持ったらはなさない。また重戦車のようなドリブルをしてくるので気をつけたい。


 柏は攻撃的な守備をしてくる。
プレスが厳しく、ボールを奪いにくる。いかにパスを通すか、DFラインは気をつけて、ボールをまわしてほしい。

  前線からの連動したハイプレスでくるだけに、そこをどうやってボールを前に出すか。こういうチームにはめっぽう弱いので気をつけなければいけないだろう。


 また攻撃のスピードが速い。ボールをもったら素早く前にボールを預けてくる。カウンターには十分に警戒しなければいけない。

 セットプレーは警戒しなければいけない。総得点22点のうち10点をセットプレー絡みでとって来ている。
  特にコーナーは相手はいろいろなことをやってくるので、惑わされないようにしたい。

 そしてカウンターが鋭い。中途半端な縦パスや横パスをしていたらボールを奪われ一気にピンチになる。鹿島戦でもカウンターから失点しただけに十分に気をつけたい。

  またDFの裏を徹底的に狙ってくる。特に右サイドの伊東やクリスティアーノへのロングボールは要注意、1

 対1で止めなければいけないシーンになるので気をつけたい。

 攻撃はロングボールを積極的に使っていきたい。相手のプレスを避けるため、相手の両サイドバックの上背が高くないことからFWがサイドに流れ高さ勝負をするのもいいだろう。

 そうなるとフォローするためにCBもサイドに流れてきて横のスペース、真ん中が空いてくる。そこを2列目から突破していきたい。
  またサイドバックが高い位置で守備をしてくるのでそのサイドバックの出た裏のスペースを狙っていきたい。そしてCBをつり出せれば中に勝負に行くことができる。
  セットプレーはチャンス。
   柏はコーナーはゾーンで守る。
   スペースに複数で出て行き、点で合わせたい。
   ショートコーナーやサインプレーも行って相手の守備をずらしていきたい。
 
 柏は現在首位のチーム。隙のない攻守で勝ってきた。
 なかでも若手の活躍が顕著
 運動量があって守備ありきの戦いをしてくる。
 こちらもしっかり守備をして対応したい。
  鹿島よりは勝てる可能性の高いはず。

  とにかくミスを恐れず積極的に戦ってほしい。

  悔いを残さないように戦えば必ず良い結果が出るはず。

  とにかく勝って連敗を止めよう。

 勝ってホームに戻ろう。



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posted by 孔明 |18:54 | 次節の展望 | コメント(5) | トラックバック(0)