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2011年11月02日

3人のサイドバックの使い方

 徳島戦、熊本戦と左右を入れ替えたサイドバック。

 京都戦では左日高、右純平としていたが、岩沼の出場停止もあってこの徳島戦は右日高、左純平に。岩沼が出場停止でもあえて岩沼を使わず、この2人にした。

 注目すべきはこの2人の位置

 最近はずっと岩沼をボランチにする場合には左日高、右純平にしていたが、
 あえて、反対を選択。熊本戦では純平が獅子布陣の活躍。

 結果として良い形に収まった。

 もともとスポーツ新聞では石崎監督が純平は自分では左よりも右がいいと言っている?(不確かなので間違っているかもしれない。)と言っていたような記憶があり、右に純平を起用していたらしいのだが、やはり日高を右で使う方がよい動きをする。

 確かに日高は右利きなので、日高がクロスを入れる場合には左足だと右足よりも不正確だろうし、持ち帰ると一端スピードが落ちて、日高の特長である、直線で走りながらのクロスができない。

 彼の特徴はやはりダイナミックな縦への走りからのクロス。それを生かすためにはやはり右がいい。

 そうなると純平はやはり左と言うことになる。熊本戦ではその左サイドで生き生きしていた。ボールを受ける体の体勢や、前に出ていくタイミング、クロスの精度、シュートまでの動作。そのほとんどが完璧だった。これでどうして右の方がよいのか理解に苦しむ。

 純平は左の方があっているような気がする。 

 2点目の近藤へのクロスや、オフサイドぎりぎりで前に飛び出してシュートまでいったシーンなどとにかく純平はMVP級の活躍ぶりだった。

 徳島戦からの連勝はこのサイドバックの位置の変更も要因としてあったのではないか。問題は岩沼をどうするか。3点目をとった岡本へのクロスは本来の岩沼らしい精度の高いものだった。岩沼とて簡単にレギュラーを渡すわけにはいかないだろう。

 また、次の東京Vのことを考えて守備的に行くのなら、岩沼を起用することも十分に考えられる。 

 3人がレベルの高いところで争ってくれるのがいい点

 次の東京V戦はこの3人をどう使うのかがポイントとなるだろう。

posted by 孔明 |19:37 | 戦術 | コメント(0) | トラックバック(0)