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2016年12月24日

今年を振り返る6(センターバック編)

 今シーズンのCBも主に3バックで戦った。
3バックのセンターに増川を置いて、主に進藤や福森、菊地を置いた。
守りは3人のセンターバックと両ウイングバックが下がって5バックになり、鉄壁のDFを組んだ。

 増川は3バックのスイーパーとして活躍した。高さがあり、カバーリングもできるオールラウンダーとして3バックの中心として君臨した。増川の高さや動きで随分ピンチを救ってくれた。ただ終盤、増川の裏のスペースや横のスペースを狙われ、失点を重ねたのは課題として残った。そして最終戦の前日の練習で大怪我をしてしまい。手術をした。春以降の復帰になるが、十分にリハビリして復帰してほしいと思う。

 福森は今年はMVP級の活躍。実際にドームMVPをとった。今年も川崎からのレンタル移籍だったが、開幕戦と最終戦こそ出場できなかったが、それ以外の試合は出場した。
福森は守備よりも攻撃の起点になることで評価されている。
特にプレースキックの精度が高く、直接ゴールにたたき込んだプレーもあったし、アシストをした場面も多かった。
なによりキックの精度が素晴らしく、今年はセットプレーからの得点が多かったが、ほとんどは福森のキックからだった。
 守備も昨年からは見違えるほどよくなった。高さでは競り負けることもあったが、1対1の守備でもかなり上達した。今年は相手になかなか競り負けなかった。
  しかし、サイドの守備では崩されるシーンも目立った。課題はやはり守備の部分だろう。
  来季は完全移籍での残留が期待される。

 進藤は2年目だが開幕戦から右CBを任され期待以上のパフォーマンスを見せた。足が速く、相手選手をマークして逃さずつぶすプレーは頼もしかった。
また、ジャンプ力があって。相手のロングボールも跳ね返し続けた。
 シーズン途中怪我をするまで堅い守備陣を支えた。
 進藤はオーバーラップが得意。果敢に右サイドを上がる様はチームに勇気を与えた。
 怪我をしてからは出場の機会は少なかったが、終盤菊地に代わって先発に復帰した。
  期待の若手といっていいだろう。来年J1の舞台でどんなプレーをしてくれるか楽しみである。


 櫛引は今年はあまり出場できなかった。進藤との競争に敗れ、ベンチか多かった。それでも試合の最後、守備固めで起用され、頼みにされた。ただ、先発は8回と少なかった、。本人は納得いっていなかっただろう。来年は名古屋にレンタル移籍。今年の悔しさをぶつけてレギュラーになって帰ってきてほしい。


 河合は今年からキャプテンを宮澤に譲り、もっぱら増川の控えとして出場した。
増川がでられない時に先発。あるいは守備固め。ボランチに入ったことも何度かあった。
そして終盤大事なときには増川に代わって先発に入り、活躍した。危機察知能力が高く、最終ラインで相手の侵入を許さなかった。最終ラインのパス回しから最後は河合にわたってロングボールを入れるという展開が多く。思ったよりも正確なロングバスを入れていた。
ただ河合がスイーパーに入るとどうしてもラインが下がってしまうのが気になった。セカンドボールをなかなか拾えなくなったことも多かった。
 しかし。年齢的に衰えたようにも見えるがどうしてどうして他のCBに負けない働きをしたのは見事だった。

 菊地はシーズン途中で鳥栖から期限付き移籍をしてきた。進藤が怪我で離脱をするとすぐさま、右CBに入り高パフォーマンスを見せた。ビルドアップをできるCBでカバーリングもうまく、中心選手として活躍した。しかし、終盤になってミスが目立ち、そのミスから失点したこともあった。しかし、計算できるCBで来年も残留してほしい選手だ。

 永坂はシーズン後半に途中出場を経て、先発のチャンスをもらったが、その試合で相手FWをペナ内で倒してPKを与えそれが原因で敗けたという試合があり、そこから起用されなくなった。ただ、能力的には高いものをもっており、1度の失敗でめげては困る。
来年こそ飛躍の年にしてほしい。

 内山は公式戦は天皇杯1回戦筑波大学戦で先発したのが唯一。リーグ戦には出場できなかった。そして契約満了の発表があった。過去に年代別の代表にも選ばれたことがあるくらい資質の持っている選手なので、十分これから活躍ができるはず。次のステップに進んでほしい。


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posted by 孔明 |18:59 | 今年を振り返る | コメント(0) | トラックバック(0)

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