2007年11月02日

十人十色の楽しみ方

J2も残り4節。コンサドーレは残り3試合。
この時点で首位にいるということは、
周囲が騒がしくなるということでもある。

こんなとき、数年前の私なら
「まだ何も手にしてない、そんなこと言い始めるのは言語道断」と
まるで選手みたいなことをブログに書いていただろう。

もちろんそういうことを否定するわけじゃないんだけど。

ここからちょっと昔話(長いよ)。

昔の私はサポーターであることにひたすらストイックだった。
ゴール裏でサルトして限界まで声を出すことが
究極(はちょっと言い過ぎだけど)のサポートだと思ってた。
多少無理してでもアウェイに出かけていった。

年月が経って、札幌から離れ、
コンサドーレではないチームの試合を見に行くことが多くなった。
今でこそご贔屓のチームはあるけど、
当時は単純に「サッカーを見る」という目的で。

そこで思ったのは「サッカー観戦って楽しいんだ」ってこと。
 ・初めてプレーを見る選手の意外な魅力
 ・見慣れたチームとは違うサッカースタイル
 ・サポーターの雰囲気
 ・(チームによって全く違う)試合前後やHTの雰囲気
そんなこと一つ一つが新鮮に感じた。

当たり前といえばそれまでだけど、
札幌に居た時は「コンサ=サッカー」だった故、
そして「ゴール裏サポーター」であることにストイックだったが故、
意外とその楽しさに気づいてなかったんだなー。

そんな体験をしてから、札幌の試合を見ると
改めて「ああやっぱりコンサは特別なんだ(≒地元愛)」と実感したり。
今まではどちらかというと嫌悪(言い過ぎ)すらしていた
スタジアムの暖かい雰囲気を、とても魅力的なものに感じたり。

その辺りからです。
肩の力を抜いて、コンサドーレの試合を楽しめるようになったのは。

体力的にキツいから、ゴール裏は卒業して、SBで見るようになったとか。
(SSとかじゃないのは単に貧乏だから。無念。)

アウェイも行きたいときに行く、とか。

しま福に30分並んでみる、とか。

###

十人十色、コンサドーレとの関り方がある。
ゴール裏でバモってる人もいれば、指定席で戦況を見守る人もいる。
テレビの前で念を送ってる人もいるし、CVSのみなさんもいる。

昇格へのマジックをカウントするもよし、
ひたすら目の前の一試合に挑むもよし。

私自身は静かに、その瞬間を待ちたいと思う。
まずは鳥栖戦だ。


みんなで喜べればいいね。

posted by anaconda |16:30 | コンサドーレ | コメント(2) | トラックバック(0)

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この記事に対するコメント一覧
Re:十人十色の楽しみ方

あなたは20代でそのような境地になれるなんて 羨ましいね 素敵だね 素晴らしいね。 私は四十路を過ぎて あなたと同じような事を感じました 感じています。 それは人生においてとても大切な視点だと思っています。 サッカーの神様がくれたささやかなご褒美かもしれないね。 みんなで喜べればいいね。 

posted by RN| 2007-11-02 16:40

Re:十人十色の楽しみ方

>RNさん
素敵なコメント、ありがとうございます。
そうですね、サッカーが教えてくれたことはたくさんあります。
いろんな場面で大事にしていきたいことです。

みんなで喜びましょう。

posted by アナコンダ| 2007-11-03 10:26

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