コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2017年05月12日

五輪って

2020東京五輪を巡る種々のニュースを見るにつけ、まあ書いてみたくなった次第。


昔は何も考えていなくて、五輪がある度に単純に盛り上がっていた時期もあるのだけれども、ある時からちょっとどうなの?的な部分が出てきたのではある。

そうね長野五輪の後だったか、赤字の問題が出て、施設の維持の問題が出て、負の部分が見いだされてきて。


個人的には承知そのものに対して反対の立場がもう明確なもので。

札幌が冬季五輪を目指すというのも、当然にそうで。

理由は単純、そこにお金をかけるより、他に先にやることがあるだろうと。

そして終わった後は、負債が必ず出てくる。夏でいえば、アテネの後も、北京の後もそうではないかと。無残な姿を何度見かけたことか。リオにしても、まだ終了1年も経っていないけど、すでに酷さが見えて。

わずかな期間のためだけに、多額の費用をかける意味が見いだせないのよね。


いやまあ、確かにアスリートにとっては「4年に1度」という部分では、メダリストになると将来にとっても大きいことなのかもしれないけれどもね。

しかしサッカーに係わると、五輪よりもW杯の方が重要なことがすでに明白なっているわけだし。

個々の競技においても、今や世界選手権があるのだから、そちらで十分だろうと。
いや実際実施する競技においても無理がない。

短期間に集約するために、そもそも絞らざるを得ないのだし、競技そのもの入るかどうかで変わってくるし、そしてメダル数の比較なんて無意味なのにしたがるし。


でまあ2020東京の件だけれども、ニュースを見かけるたびに、嫌な気分にしかならない。

そもそもコンパクトが売りであったのではないのか?

それが周辺自治体に広がって、費用負担の話が出てくると、そんなの聞いていないよ状態になって。
しかし都が負担するというのも変な話だろうしね。

なんだか醜い話ばかりで嫌になる。


だいたい何故灼熱の時期である8月に開催するのかが未だに解せない。

1964の時は秋ではなかったのか。

屋内競技はともかく、屋外でやるものであれば、そもそも暑さに対してどうなのかは必然で。

いくら涼しい時間帯にやろうとしたって限度があるだろうし。

そんな無茶が自然なのか?

そしてボランティアの問題がある。聞こえはいいけれども、所詮「只働き」であろうに。

何か釈然としないことが多い。

所詮一部の人の金もうけのためだけにというところに収斂されそうなのがね、どうなのと。


そしてそのことを政治利用する人がいるわけだ。

誰だとは今更言わないけれども、どうにも本末転倒が多すぎるだろうと。

何でも自分が一番偉くて、無理難題でも言えば通るのだと勘違いしていることが、単純にはた迷惑でしかないのだけれどもね。


2020東京のことは、札幌ドームも会場になる予定だから、決して無縁ではない。

だいたい大会期間中のリーグ戦に影響は必至だから、決して他人事ではないのよね。

何か改修費用に多額の費用が出ているけれども、これもどうなることやら。

その時に公の移転問題がどうなっているかは判らないけれども、この部分も含めて日程的にも地獄にならぬことを望みたいがね。

いや本当、たかだか数週間のために色々と犠牲になるのは勘弁してほしいだけなのよ。

posted by akira37 |04:41 | その他 | コメント(0) | トラックバック(0)