2016年11月13日
2016 第41節 千葉戦
あの瞬間、私のいた席からは何が起きたのか理解するのにやや時間がかかっていたのである。 それくらい、あの位置からのゴールというのが信じられない、というのがまずあったのだな。 それより前、アディショナルタイムの表示やアナウンスはあったはずなのだが、認識していなくて、ビジョン横の時計を見ればそろそろ終了くらいのことだったので、更に驚いたのではある。 更にそれより前、3人目の交代に櫛引を用意した時点で、引き分け上等でいくのだと判ったのだから、尚更のことではあったのだな。
今になって思い起こせば、試合開始前、アウエイゴール裏の第一声の部分からして、圧倒していた事実があって。 しかもバクスタ側から見るに、全然メインが埋まらないまま、というのが相手の今シーズンの象徴でもあったのかと。 でホームゴール裏は最後までうちらを凌駕も揶揄することもできずに終わってしまったのが、少々残念なことではあったのだな。
そうね雰囲気だろうと。 前半リードされて終わっても、何かこのままで済まないであろうという感じはあったのだな。 それはやはりホームのような雰囲気を作れたこと、フクアリで過去すべてのアウエイ戦を観戦してきたけど、勿論過去と比べても最高の状態で臨めたことは、全ての力が合わさった上での結果と言っていいのだろうね。
もう一つはこの試合とは別なところにあった、町田のサポートということになるのだな。 いやあちらはJ1ライセンスがないのだから、6位以内に入っても昇格プレイオフには出られない。 それがまさかのうちにとってはサポートになったのだな。 別に意識しているわけではないだろうが、熊本に次いでOB・関係者がいることは大きかったのかも。 単純にホーム最終戦だからなのかもしれないが。 いや当時JFLからJ2に加入同期という関係からすれば、その後の道のりが違ったにしても、当然にライバルとしての意地はあったのだろう。 まあ時系列で行けば、野津田の試合がフクアリの1時間後のキックオフ。あちらにしてみれば、フクアリの前半が千葉リードとなれば、気分上々だったに違いない。 それがまさかの2点ビハインドでのハーフタイムに、フクアリで千葉が逆転負けしたとの情報があれば、落胆度合いは半端なかったと想像するがいかに。 まさかここに来て「日程くん」の力発動があったのかもしれない。
昨日現場及び画面を通して見ていた全コンサポが涙したとも過言できる試合であったのではあるが、昨日の喜びは昨日で終わらさせた方がいいであろう。 言うまでもなく、我々はまだ何も手にしていない。 勿論最終節では、引き分け以上で確定、敗戦でも得失点差で上がれる要素はあるけれども、慢心は禁物だからね。 相手が関係者のいる金沢で、しかも昨年はほぼJ3降格が確定していた栃木と違って(けど今年はなぜあんなに強いんでしょうかね?)、自力では難しいにしても降格回避の可能性を残しているから、簡単な試合にはならないだろう。 まあ興行的には、これ以上集客の数字をあげるのに素晴らしいであろうシチュエーションはないのだろうがね。 また一週間は長いけど、気を引き締めて行きましょう。
posted by akira37 |05:19 | 観戦記 | コメント(0) | トラックバック(0)