2010年05月14日
北九州の旅-その3 試合の後編
10日の目覚めは、痛飲した割には爽やかであった。 ただ天気が雨。ずっと雨。これには閉口したものであって。 博物館系統めぐりが好みの私としては、多くの施設が休館日となる月曜日は鬼門である。 従って月曜日に何をするかに当たっては、事前の調査が欠かせず、今回も悩みぬいた上で2つの施設に行くこととした。 最初はTOTO歴史資料館である。 本来は7日前まで予約が必要とあったのだが、忘れていた。 直前に電話してみたら、相手も意表を付かれた感じではあったのだが、問題なし。まあ個人がいきなり行きたい、では驚くはなあ。 そもそも予約が必要なのは、団体の訪問-例えば社会見学の一環-ぐらいのものだと想像する。 さて訪問に際しては、ちょっとした勘違いで時間をかけてしまった。 まあ道路の幅の感覚がやはり道内とは違っていて、正直言えばあちらで幹線とみなしているものが、こちらでは普通の一般道並なのでね。 前置きが長いのは、申し訳ない。 しかし更に苦難は続いて、ようやく敷地内に入り込んでいくのだが、建物に驚かされる。 想像したものと全然違う。 他に客など無く、ワンツーマンで解説を聞きながらの見学に因れば、元は女子寮であった一部を改装したものとのことで。 展示内容についても、手作り感溢れているものであって、ほのぼのとさせられたのだが、結構お宝的なものが見られるのが貴重なのかもしれない。 なお2階展示室奥で何の違和感無く工事作業中、というのもありなのかね。 2つめはゼンリン地図の資料館。ここは以前から気になっていた場所なのだが、今回ようやく実現したものであって。 所在地である「リバーウォーク北九州」は、複合商業施設に公共施設(美術館やホール)と企業(朝日新聞西部本社、NHK北九州放送局、ゼンリン等)が一緒になった建物である。 場所が14階ということで、見晴らしはいいのだが、雨天では遠方がハッキリしないのが残念なところで。 まあ地図好きとしては、ゆっくり見られただけましというもので。 第一悪天候で月曜の午前中に来る人など、他にいるわけもなく、ゆったりとした気分になれましたからね。 個人的には結構穴場かも、の印象。 さてこの2つ、企業名としては全国規模で知られているところであるが、発祥はこちらということで。 また休館日が、土曜・日曜・祝日・年末年始・夏期休業日、ということで早い話一般企業のカレンダーに合わせているから、週末には訪問不可能であるのですな。 でもう一つ付け加えると、この2企業はギラヴァンツのスポンサーでもあるから、当然にポスターやら幟があったのだな。
posted by akira37 |05:01 | その他 | コメント(0) | トラックバック(0)