2009年09月01日
選挙の周辺
昨日、選挙のことについて改めて突っ込むところもないと書いたけども、それは結果に対してのものであって、その周辺を見てみるとやはりあれこれ言ってみたくはなる。 その前に結果そのものについては、なるようになった、としか言いようのないものであって、それ以上でもそれ以下でもない。 何分初めての体験については、これから始まるのであって、そのことについて今の時点で憶測しても意味がない。
1.議席獲得予想について。 確か投票締め切り直後の獲得予想では、どの局も似たり寄ったりで、民主党のは最終結果よりも多かったように記憶しているのだが、この検証はしたのかな。 まあマスゴミだからやらないのだろうが。 私自身は夜を徹してまで速報を見る姿勢にない。 それは最終結果は決まっていることについて、付き合う意味を見出せないからではあって。 2.結果が出始める前について。 いやまあ、寝る前までだらだらついているTVの中で、たまに出てくる注目選挙区の動向はそれなりに楽しめたのか。 選挙期間中には垣間見ることができない生の声が出てくるのは興味深いものであり、結局それが結果に反映していることは間違いないのだなあ。 本当はこれを投票前に見た方が、選択するに当たってより本音が見えていいのだけれども、どうにも釈然としない気分に陥る。 3.投票率について。 正直前回より少しあがっただけか。ちょっと物足りない。 相変わらず4人に1人以上投票に入っていない事実は、注視した方がいいのであろうがね。 4.最終日の全面広告。 選挙運動は投票日前日で終了するのであるが、新聞広告については、何故か当日でもOKなのだなあ。 帰札の前、朝刊を眺めていたら民主・自民両党のものがあったのだけれども、その姿勢は全然違うものであった。 自民党のものは「日本を壊すな」という文字が目立つもの。当日になっても決めかねている人がこれを見て、果たしてどう思うのか。 主張の内容そのものよりも、そのおどろおどろした表現に引いてしまった人が多かったのではないかと想像するのだが、いかがであろう。 一方民主党のものは、政策そのものよりも有権者への姿勢への訴えであり、まずは投票に行こう、というまるで選挙管理委員会が出すようなものだった(まあ道内では「もりあがって、まいりましょう」という、まるで登場タレントの名前に引っ掛けた親父ギャグ程度のものが流れていて、これを見て積極的行動を起こす気にはなれないなあ)。 この両者のを比較した場合、どういう印象を残すのか、個人的にはかなり差が出るように感じたのだが、果たして皆さんはどうでしたでしょう。 このように書くと、思えはどっちを支持してるか明白だろう、というのだろうが、そんな簡単な話ではない。 第一すでに期日前投票済みであれば、当日の部分に左右はされないのでね。
今までは結果が出ると、あとはいつもの関心のない状態-期待しようがしまいがいつもと変わらない傾向-に落ち着いてしまうのだろうが、今回は違う。 明らかに変わっていくであろう事、あるいは変わるといいつつ変わらない事、について常に注視して参加していく意識を継続させることが大事であろうと、改めて力んでみたりもするのである。
posted by akira37 |05:27 | その他 | コメント(0) | トラックバック(0)