2010年03月08日
【第1節】鳥栖での開幕戦
2010/03/07(日)15:00 @ベストアメニティスタジアム J2リーグ 第1節 コンサ 1-1(1-0、0-1)サガン鳥栖 得点者:藤田征也(21分)、飯尾和也(鳥栖・84分) 試合結果詳細はこちら→ 札幌公式 J'sGoalサマリー さあて、今年もいよいよリーグ戦の開幕です。 今年の開幕戦は、鳥栖スタジアムベストアメニティスタジアムでのサガン鳥栖戦。羽田から福岡空港へ飛んで、博多から鳥栖までJRで。
鳥栖での開幕戦というと2000年のエメルソン&播戸祭りで4-0で勝った試合の印象が強いですが、その後も2006年に開幕を鳥栖で迎えていたんでしたね。あの年は「開幕戦で鳥栖に勝ったのに、『開幕戦で鳥栖に勝ったチームはその年必ず昇格する』というJ2が始まって以来ずっと守られてきた法則を、実現できなかった初めてのチーム」になるという不名誉(?)なことになったのでした。でも翌年昇格したので、「開幕戦で鳥栖に負けなかったチームは、その年か、遅くてもその翌年には昇格する」というもう一つの法則はなんとか死守できたのでした。
あの法則はその後どうなっているんでしょうね。今年の引き分けという結果はコンサにとって吉兆でしょうか?
羽田空港第1ターミナル南ウイングです。 去年の年末の宮崎(高円宮杯U-15)から始まって、宮崎、高知、熊本、福岡とこちら方面ばかりですね。北ウイングから乗ったのって、1月中旬のキックオフイベントくらいだわ。
福岡に着きました。 空港ビルの自動ドアではハリーとアビーが歓迎してくれました。 いえいえいどういたしまして。悪いけど今回は素通りするだけなんです。帰りにきっと時間があるからラーメンくらいは食べると思うけれど。 それにしても私が福岡に住んでいたころ(ダイエーホークスのころ)とはすっかり顔色が変わり、黄色くなったハリー。面差しは変わらないけれど別人みたいな印象です。 空港から地下鉄に乗って、2駅隣のJR博多駅まで。鳥栖までの乗車券と特急券がセットになったとってもお得な「2枚きっぷ」(←片道を2人で使ってもよいし、一人で往復で使っても可)を買い、どこ行きでもよいから手近な特急に適当に乗って、約20分で鳥栖駅に到着です。毎度のことながらアウェイサポに優しい立地だよなあと改めて思います。 鳥栖に着きました。 駅舎を出て横にある跨線橋を渡ると目の前がスタジアム。 跨線橋の階段に、前に来たときにはなかった鳥栖色ののぼりがはためいていました。 階段全体が鳥栖の水色に染まってきれいですが、のぼりには「あと一人連れてベアスタへ行こう!」とけっこう切実なことが書かれています。 どこも大変よねえ・・・。 当日券売り場でサガン仕様の台紙のチケットを買いました。 前日に「あ、まだチケット買ってなかった」と思い出し、スポンサー様に敬意を表して遠くにしかないローソンまでてくてく出掛けたのに、着いてみたらお財布を忘れてて仕方ないからSuicaで買える買い物だけして帰ってきたという間抜けな話は内緒です。 セブンイレブンやファミリーマートならすぐ近所にあるんですけどね。再度ローソンまで出直す気力が起きず「いいや、当日券で。」と挫折してしまいました。 メインスタンド外側の道路を奥へ回り、アウェイ側の入口から中へ入って。スタンドを見渡すと見知った顔、顔、顔。ひとしきり「今年も始まったねえ~」の挨拶をかわすこの高揚感。開幕ですねえ。 先についていたサポ友と合流し、さ、私の次なる目標はイブスキのホットドッグです。去年はスタジアムに出店していなかったイブスキが今年は復活すると聞いたものですから、お昼ごはんはホットドッグ!をターゲットにおなかを空かせて来たですよ。 イブスキのお店は以前はメインスタンド側の売店ブースにありましたが(2007年のときのようすは→こちら)今年はホームゴール裏の外の広場にあるそうです。 メインスタンド裏の売店を横目で見つつ通りすぎ、「へえ、このお店は一番搾りね」 ここはアサヒなんですね。 こうやって置いてあるビールの種類(銘柄)を明示してくれているのは、ビールについてこだわりのあるコンササポにとってはありがたいことです。(明示してあるからスルーするんですけどw) アウェイゴール裏の売店は、こうなっていました。 メニューにある「生ビール」は、奥のタンクを覗くとアサヒビールのようでしたが、たぶんコンササポ向けに缶ビールながらサッポロも売ることにしたのでしょう。よく商売を分かっていらっしゃる。 「ビールください」 「サッポロですか?」 「はい。」 寒い日ではありましたが、大きなゴミ袋が空き缶でいっぱいになるほど売れていましたね。 イブスキのお店を探すうちにホームゴール裏の売店も通り抜けてしまい、いったいどこにあるんだろ?と思いつつ、せっかくだからこちら側から見たコンサゴール裏の様子も楽しみました。 これは13:30ころの光景かな。 赤黒のマフラーを巻いた白っぽい人の見慣れないダンマクがあるぞ・・・、USの新作かな?と、よく見たら。 上の写真の一部を拡大したものです。 これはクラークさん(羊ヶ丘の方)じゃありませんか。 まさに『大志を抱け』ですね。うんうん。 マフラーに北海道模様がついているあたりも芸が細かいです。 で、結局イブスキがどこにあったかというと。 ホーム側の出入口を外に出たところ(スタジアム前の空間)にテントが並んで、そこが売店群になっていたのでした。 アウェイ側入口でチケットをもぎるときに再入場不可って言われたような・・・とおそるおそる出てみたのですが、チケットチェックもなく、出入り自由なようです。 ちょうどドーム2階外の広場を使ってワシのナツコン!とかサッポロビールビアガーデンなどのイベントをやるときみたいな感じです。 ありました。 あれがイブスキのお店みたいです。 ずいぶん長い列です。 2007年のとき、広めの売店いっぱいのパワーでソーセージ焼いたり接客したりの対応をしていてもけっこう待ったのに、このワゴン車一台でのパワーだとかなり待つんじゃないか・・?と危ぶまれましたけど、かといってせっかくおなかをすかせてきたのにここで引き下がるわけにはいかない。そう思って列に並びました。 並びながら列の中から暇つぶしに周囲をキョロキョロ。 下の方には駅から向かってくる人たちのようすが見えます。 写真左上のあたりに見える水色の部分が跨線橋とそこに並んだのぼりです。 アウェイ側入口へはこの写真の左側へ(見切れた部分へ)向かうのですが、ホーム側の入口はこっちになっていたのか。 スタジアムへ続く道路の途中を仕切って、そこでチケットチェックをしています。 つまり私が今いるこのエリアは、もうチケットをもぎってもらった後のエリアということになるのですね。 そういえば岐阜のフードコートもそんな感じでした。 とっとちゃんがお出迎えをしています。 車体に書いてあるのは何やらドイツ語? イブスキって、そういえばドイツソーセージのお店でした。 ドイツ語が分かる方、なんて書いてあるのか教えてくださいませ。 MITSUSEって三ツ瀬かな。福岡に住んでいたころ、スーパーのお肉売り場で「三ツ瀬鶏」はなじみ深いブランドでした。 ソーセージは豚肉でしょうから、鶏だけじゃなく豚肉も有名なのかな?(←あてずっぽう) 広場では選手が募金活動をしていました。 大宮の塚本選手の募金だったら私も協力しようかなと思ったのですが、近くを通ったときに見てみたらハイチの大地震の募金でした。 それならここでなくてもできるから(もしかするとドームであるかもしれないし)いいやーとスルーしてしまいました。 並ぶこと40分。いよいよ近づいてきました。 どれにしよう・・。 こんなに並ぶと、せっかく並んだんだから多めに買い込まなくてはという気分になります。 受け取ったホットドッグにその場でお好みでケチャップやマスタードをつけるシステム。 素で持ちきれない個数なら、そのまま袋に入れてくれて、個別包装のケチャップとマスタードを添えてくれます。 というわけで、ようやくゲットしたホットドッグがこれ。 ソーセージはもちろんですが、このパンもむっちりしっかりして美味しいです。そしてソーセージに隠れて見えませんが、その下にはザウアークラウトがたっぷり。 ソーセージにはビールだねっ!! 「せっかく並んだから」の副産物がこちら。おなか空いていたせいもあります。 ザウアークラウトの上にいろんな種類のハム・ソーセージの盛り合わせ。 特製カレーソースがかかっています。ビールによく合うわあ。 「札幌市近郊」に住んでいるサポ友から、いつものご当地のお菓子をいただいて。 スタジアムのようす。 外の列にずーっと並んでいたので、ピッチでのサガンティーナのダンスも見れず、今年バージョンの新しいコールの練習にも参加できず、でした。 選手たちが出てきてピッチで練習を始め、ゴール裏のサポのコールが始まっても、もぐもぐと一生懸命食べ続ける私。 ごめんなさいね、もうすぐ食べ終わったら参加するからね。と思いつつ、今年の新曲を聞いて。 チーム応援の新曲、なかなかいいですね。 歌詞は最後の締めの「同じ夢を見る~♪」という部分以外はあいまいにしか分かりませんでしたが、俺たちはいつもそばにいる、共に泣いて共に笑うみたいな感じでした。サビの「同じ夢を見る~♪」が明るい曲調で印象的で、純愛な曲でしたよ。 選手の個人チャントでは、裕樹くんの曲ができていましたね。覚えられなかったけど。 うっちーのチャントは、ダヴィゴル、ダーヴィー♪、ダヴィゴルダーヴィー、の曲でした。うちむらゴールー♪、うちむらゴールー♪って。 祐介のコールが「やいやいやい、元気がないぜ~♪」のマッチの曲だったのは近藤つながりでしょうか(笑)。若いUSの男の子たちにしては案外古い選曲なのねと笑ってしまいました。 そして中山隊長のコールは、おなじみのあれ!! おーーーっ、なかやまっ!(フッフー)、なかやまなかやまゴンゴール! っていうヤツです。 歌いながらみんな楽しそうでしたね。 USのリーダーたちも実に嬉しそうに歌っていて、なんだか微笑ましい光景でした。 私の近くに隊長を見に来たのかな?と思われるジュビロっぽいいでたちの親子がいたのですが、彼らもきっと嬉しく見ていたのではないかなと想像します。 試合開始前に、チームスポンサーの紹介と挨拶があり。 ウイントスくんも大きな手羽で拍手していました。 バックスタンドにはハンジェのダンマクが貼られていましたよ。 広島時代のサポの方でしょうか。 そしてサガン鳥栖の社長の挨拶。 今年のJ1昇格を「高らかに宣言」しておられました。 「高らかに宣言」って縁起悪くないですか?いいの? サガンティーナとウイントスくんととっとちゃんが選手をお出迎え。 サガンティーナの持っているポンポンが遠目には赤黒っぽく見えた(まさか)のですが、そんなわけないですよね。濃いピンク色のようです。
試合は
- 征也のゴールがとっても嬉しかったです。去年なかなかゴールできずに「このまま点が取れなかったから選手やめようと思った」というほど苦労していた征也。今年もPSMでバーに阻まれたり不運なことがあったので、なんとか早めにゴールが出て気持ちが楽になりますようにと思っていました。本人も「10ゴール10アシスト」とか宣言していましたしね。確かゴールが決まる前にも惜しいシュートがありました。サイドネットだったかな。そしてゴールシーン。実は私、征也が左側からゴール前に素晴らしいスピードで切り込んでいって、GKと交錯する一瞬前にループシュートを放って、それがポストに当たってはね返ったところまでは見れたんですが、その後ごちゃっとしてゴール前でボールを押し込んだ選手が誰だったのかよく見えなかったのです。というか、それが征也だとは思っていませんでした。シュートの後あの位置まで征也が詰めているとは想定していなくって。後でハイライトでゴールシーンを見たら、うまく決めたなあ、って思う綺麗なゴールでした。よかったよかった。これで今年は便秘しないで(←あらやだ)ゴール量産できますね。期待していますよっ!!
- 2007年にも征也はチームのシーズン初ゴールを鳥栖相手に決めているはず。鳥栖キラーのイメージですね。鳥栖は自チームに常に「藤田」を備えて対抗していますが、鳥栖サポはきっと征也のことは嫌でしょうね(笑)。
- 幸先よく先制し、前半は危なげなく過ぎていたのですが、でもなんだかボールが落ち着かない感じなのが気になりました。開幕戦だから緊張しているのかなと思いました。
- 祐介は、よく動き、ゴールへ向かい、前線でボールをおさめ、PSMの神戸戦と同様、頼もしかったです。
- うっちーも裏への鋭い飛び出しでGKと1対1の局面を作り出し、決定的なゴールチャンスがあったんだけどなあ。あの場面で1対1を決められなかったのはダヴィと同じチャントだから、その影響??なんてサポ仲間と軽口を叩いたりして。
- 後半、落ち着かなさがさらに目立つ感じになり。そんなに焦らなくても・・という感じでワンタッチでボールを回してはミスするシーンも散見されます。そしてセカンドボールがことごとく鳥栖に拾われちゃうんですよね。あれはどうしてでしょう。あれでは自分たちのしたいことできないよなあと思いながら見ていました。
- 征也のゴールが出たから、あとはヒロのゴールだ!!と期待していたのですが、追加点のないままヒロは交代になり。マコの登場です。
- 試合前に「鳥栖での鳥栖vsコンサの試合だから、きっと三原さんも見に来るよねー。」と話していたのですが、メインスタンドで見ていたサポ仲間からの電話によると、ほんとに三原さんが来ているらしい。マコは仲の良い三原がスタンドで見ているときには活躍する!というイメージがあったので「さあ、マコ、ゴールだー!」とワクワクしました。そしてマコは果たして、さっそく鋭い切り返しで相手DFを置き去りにし、ゴールに迫りました。きゃあ~~、マコ様素敵~~!
- でもそうやってゴールに迫って放ったシュートは、バーのはるか上でした。ま、まあ、それでこそマコらしい?!から。次は決めてねー。
- 2人目の交代は、うっちーに代わって慎也くんでした。先週SBの修行をしているのを見ていたところでしたから、どこに入るだろう?と思いましたが、うっちーのいた2トップの一角にそのまま入りました。でも動き方とか頭の切り替えはうまくいかなかったのかな?あまり効果的なプレーはできていないように思いました。フレッシュなはずなのに、むしろ祐介の方が前線で走り回っていたし。その祐介も終盤は見た目にもヘロヘロでしたけど。
- 失点シーンは・・・。え?え??という間の残念な展開。集中切らすな、と言っても難しいもんですね。あのとき、見ている私にもとても意外な動き方でした。ああいう狡猾なプレーは大人っぽくていいですね。うちのトリックプレー(セットプレーでの)はまったく決まらなかったのに。鳥栖のゴールが決まったときのスタンドの盛り上がりは、やはり鳥栖のホームゲームだなと思わせるものでした(←あたりまえ?)。
- 3人目の交代でハンジェが準備しているのが見えて、せっかく隊長を見に来たジュビロサポの親子は残念だったね・・と思ったとき。祐介が接触プレーで痛み、起き上がれず、そのまま担架で運び出される事態になりました。そして呼ばれたのはゴン。ジュビロサポの親子、テンションあがってましたよ。
- ゴンは短い時間でしたけど、さすがだなと思わせるゴール前での動き方を見せ、そしてあの惜しいシュート! 目の前でゴンのヘディングシュートと、ボール1個分枠の外側へ飛んでいくボールが見えました。もしあれが決まって決勝ゴールになっていたら。どんな興奮状態になったことでしょう。そしてそれを取りあげるマスコミもどんな状態になったことやら(笑)。
- 1-1に追いつかれたあと、会場の雰囲気もあり、コンサの選手たちの疲れ?もあり、なんだか押されっぱなしの様相。逆転されなくてよかったかもと感じるほどでした。祐介の容態を心配しつつ、1-1の痛み分けで試合終了となりました。痛み分けといいつつ、追いついた方はなぜか勝った気分になったりするものですよね。でもいいや。うちのホームゲームは次だから。次は勝つぞー!
- 駅へ向かう帰り道で選手バスとは違うマイクロバスに乗っている純貴の姿を見かけ、ベンチ外の選手たちもスタジアムに来ていたことがわかりました。三原さんの姿を探してメインスタンドを双眼鏡で眺めたりしたけれど(見つけられなかったけれど)、うちの選手たちがいるとは思わず、見逃してしまいました。残念。慎也くんが出場したのにベンチ外になってきっと悔しい思いを抱いているだろう純貴。ゴンちゃんの動き方やあのシュートを見て、触発されるものがあっただろう・・と期待します。純貴の出場とゴールも期待しているからねー!ほっちゃんもねー。もちろんひっきーもだけど。
風が強くてかなり寒かったスタジアム。 ハーフタイムに暖かいもので温まろうと、ついつい。 ずらりと並んだ焼酎はさすが九州です。 どれにしますか?と聞かれても、選べるほど分からないのだけれども。 とりあえず近くにあった芋焼酎を。 お湯割りです。 あたたかーい。 でも急いで飲まないとすぐに冷めてしまうのだそう(←仲間の経験談)。冷める前にきちんといただきました。 試合後にゴール裏に挨拶に来てくれた選手たち。 ゴン隊長の所作はさすが「プロ」ですなあ。
帰りの飛行機まで少し時間があるので、博多駅についたら駅前のセンタービルに入っている「一蘭」でラーメン食べて行こうと心に決めていたのに。 行ってみるとあるべきところにお店がありません。 ???? 聞いてみると店舗改装中なのだそうです。がっくり。 時間もあるし、じゃあ天神まで行こうか。と思いつつ、調べたら、中洲川端の駅のそばにも店舗があることがわかりました。 というわけで、中洲川端店です。 天神や姪浜(めいのはま)のお店にはよく行っていましたけど、ここは初めてです。 キクラゲとねぎ4倍のトッピングで。 ちょっと粉っぽい麺も含め、懐かしい味です。 ごちそうさまでした。
posted by あきっく |23:03 | コンサ周辺のいろいろ | コメント(0) | トラックバック(0)
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