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2009年09月29日

トキめき新潟国体 少年男子1回戦 北海道vs新潟県@ビッグスワン

2009/09/27(日)11:00 @東北電力ビッグスワンスタジアム
第64回国民体育大会 トキめき新潟国体
サッカー少年男子1回戦
北海道 1-3(0-0、1-1、0-1、0-1)新潟県 (35分×2 + 10分×2)
得点者:近藤勝成(北・後半22分)、斎藤恭志(新・後半25分・PK)、山川翔也(新・延長前半10分)、山川翔也(新・延長後半10分)
試合公式記録は→こちら(PDF)

大会公式サイトは→こちら
試合結果速報ページは→こちら、トーナメント表は→こちら(PDF)です。


新潟駅
新潟駅には国体の飾り付けがされていました。


着いた・・と思ったら
駅前からのシャトルバスに乗って、降ろされたところで「着いた!」と思ったら。人がぞろぞろ向かっていきますけど、なんか雰囲気が違う・・・?
高校野球(硬式)の会場だったのでした。

競技日程表を見たら、同じ27日の午後4時から、こちらも北海道(札幌第一高校)と新潟県(日本文理高校)の対戦だったんですね。で、結果速報ページによると、こっちも負けたんですね。ムキーー!


こっちでした
あれ~?おかしいなあ・・と周囲を見回してみて、あ、ビッグスワンはあっちだ。とようやく認識しました。
前に来たときは気づきませんでしたが、この一帯は他にもいろんな施設がある広いスポーツ公園だったのですね。


国体仕様のビッグスワン
ということで、ビッグスワンに着きました。


何やらあります
何やら一緒に写してます。


入場口
入場口とあるのに釣られてここから入ったら、中でぐるっと反対側へまわることになりました。


飲み物無料サービス
飲み物の無料サービスコーナーがあります。
国体会場はいつもそうですね。


こんな感じ
こんな感じで人がくつろいでいます。


試合ビジョン
メンバー紹介が始まります。


新潟メンバー
新潟のスタメン。
ホーム側から先に紹介するのは珍しいような。


新潟サブメンバー
新潟の控えメンバー


北海道スタメン
北海道のスタメン
(メモをとるのに夢中で、うっかり控えメンバーの写真を撮り損ねてしまいました。痛恨です。)


1回戦の相手の新潟は、組み合わせが発表になった時から私は「絶対勝つ!!」と(無駄に)意気込んでいた相手でした。私がなぜ「打倒!新潟!!」と燃えていたかというと、両チームの中心メンバーとなる高1世代は、去年の高円宮杯(U-15)準決勝@西が丘で、コンサ札幌U-15vsアルビレックス新潟Jr.ユースとして対戦したメンバーではないか!と思い至り、あのときのリベンジをしなければと思ったからです。

【北海道代表】
監督 小林俊也(北海道恵庭南高校)

<スタメン>
GK12 阿部雅紀(高2)札幌光星高校
DF 2 櫛引一紀(高2)室蘭大谷高校・キャプテン
DF 3 小山内貴哉(高1)コンサU-18
DF 4 坂本憲吾(高1)室蘭大谷高校
DF 6 永井晃輔(高1)コンサU-18
DF 7 奈良竜樹(高1)コンサU-18
MF 8 端 駿介(高2)札幌第一高校
MF 9 前 貴之(高1)コンサU-18
MF10 荒野拓馬(高1)コンサU-18
FW14 近藤勝成(高1)コンサU-18
FW16 鈴木貴大(高1)コンサU-18
<控え>
GK 1 中西健太(高1)室蘭大谷高校
DF 5 津川暢彰(高1)コンサU-18
MF11 下田速人(高1)旭川実業高校
MF13 種元啓介(高1)札幌第一高校
FW15 榊 翔太(高1)コンサU-18
 *赤字が去年高円宮杯(U-15)でコンサ札幌U-15のメンバーだった選手です。




【新潟県代表】
監督 渡辺 滋(東京学館新潟高校)

<スタメン>
GK 1 高橋一輝(高1)北越高校
DF 2 前田勝人(高1)北越高校
DF 3 若月 洋(高1)新潟県立新潟高校
DF 4 池田正志(高1)北越高校
DF 5 石井 達(高1)新潟ユース
MF 6 桑原健介(高1)北越高校
MF 8 稲葉 旬(高2)新潟県立新潟東高校
MF 9 藤田涼輔(高1)帝京新潟高校
MF11 梅澤拓磨(高1)新潟明訓高校
FW14 川口尚紀(中3)長岡ビルボード
FW15 山川翔也(高1)新潟県立新潟西高校・キャプテン
<控え>
GK12 五十嵐翔(高1)東京学館新潟高校
MF 7 城戸泰紀(高2)東京学館新潟高校
MF10 斎藤恭志(高1)新潟ユース
MF13 小塚和季(中3)長岡JYFC
FW16 早川史哉(高1)新潟ユース
 *橙字が去年高円宮杯(U-15)で新潟Jr.ユースのメンバーだった選手です


選手入場
選手入場
北海道は白基調の2ndユニですね。

の続き

の後ろ

入場します
私たちが座っていたのはメインスタンドの中央より少しアウェイ側という位置だったのですが、アウェイ側もほとんど新潟を応援する観客で埋まっていました。
私たちにとっては、圧倒的なアウェイな観戦環境です。予想していたとおりですが。
子供たちが多いのと、どこかで配られていたのか、ピンク色のスティックバルーンを持った人が多いのが目立ちます。新潟国体応援用のスティックバルーンなのかな?
拍手代わりに叩くので時折「バレーボール会場?」みたいな雰囲気になります。


整列

後ろの方も整列

ぴしっとしてます


コイントス
コイントス
北海道のキャプテンは櫛引くんでした。

スタメン選手(あるいは控えも含めて選手やスタッフ全員で)の記念撮影があるだろうと思い、わくわくしてカメラを構えていたのですが、北海道も新潟も写真撮影をしないままピッチに散ってしまいました。
どうしてだったんでしょう~?
ちとがっかりです。

北海道の円陣
前半開始時の円陣


新潟の円陣
新潟の円陣


前半キックオフ
前半キックオフです。
35分ハーフなので、ぼんやりしているとあっという間に終わってしまいます。最初っからガンガン行こう!


<前半のメンバー>

   14近藤  16鈴木
 9前 10荒野 8端 4坂本
6永井 7奈良 2櫛引 7小山内
     12阿部


今年は北海道国際ユース・・じゃないや、日韓交流大会を見にいけなかったので、今年の北海道代表チームを見たのはこれが初めてでした。
でもコンサの選手や元コンサの選手が多いので、すんなり見ることができました。
前半2分、右サイドを坂本憲吾くんがドリブルでしかけていき、倒されてFKを得ました。ボールの前に立っているのは前くんと拓馬くんで、前くんが左足でニアに蹴ったボールはクリアされました。
前半3分、ここまでの立ち上がり、悪くないなと感じました。互いにボールを獲ったり獲られたりの五分五分の形勢ですが、北海道のボールや選手たちの動きはスムーズです。
前半5分、ターボが右側からドリブルでゴールに迫り、シュートを打って、GKがキャッチしました。
前半10分ころまで見ていたら、両チームの特色がおおよそ見えてきたような気がしました。ここまでのところ、北海道は中盤を経由して流動的なパスワークで組み立てようとしており、憲吾くん、前くんの両サイドが積極的に足を活かして鋭く突破をはかっています。対して新潟は、全体に選手たちのチェックが早く、北海道がボールを持っているとすばやく2、3人でプレスをかけてボールを奪ったりパスをカットしようとしてきます。新潟格は前線に大きい選手が多く、最終ラインはむしろ小柄な感じでちょっと珍しいなあと思いました。全体的な身長は北海道の方が高い印象です。今のところ北海道は、新潟のチェックの網にかかって組み立てが途中で寸断されたりしていますが、ま、狙いは分かるし、雰囲気はいいなと思って見ていました。
前半12分、ナリがドリブルで相手選手を何人も交わし、ゴリゴリとゴールへ迫ります。ボールを巧くコントロールした変態技で相手選手を抜いていっているのだけど、同じ変態ドリブルでもナリの場合はヒラヒラとかヌルヌルじゃなくてゴリゴリという音が聞こえる気がするのは見た目のイメージからですか?(笑)
前半15分、ナリが相手最終ラインの裏に飛びだそうと虎視眈々、ボールに食らいついていくのもいい感じです。ナリ、燃えてるね。よしよし。
前半17分、北海道の選手たちの躍動感が勢いを増している感じです。それをなんとか止めようと、新潟の選手たちはさっきから手を使ってずいぶん引っ張っていると思うんですよね。ユニが伸びるほど引っ張ったりしているのに。審判、ファウルとらないの?と私はつい不満げに見てしまいます。
前半19分、ボールを持ってゴールへ迫ろうとしていたナリの身体をつかみ相撲のように上手投げをした新潟の選手にイエローカードが出されました。うん、あれはさすがにね。FKを蹴るのは拓馬くんです。

ベンチメンバー
アップしながら試合を見つめる控え選手たち


前半22分、双方の攻防が白熱し、引き締まったおもしろい展開になっています。ワクワクしながらピッチから目を離せません。相手選手が左サイドをえぐっていこうとしたけれど貴哉くんが粘り強く対応してうまくゴールキックにさせました。
前半25分、新潟はやっぱりひっぱってる・・と私のメモには不満の痕跡がw


この14番が!
新潟の2トップは15番と14番だったのですが、私たちから見て近い位置にいる14番の選手がテクニックとアイディアで目立っていました。
永井くんと奈良くんの間をうまくすり抜けたり、外側でフリーになったりしつつ、ボールを受けると懐深くキープし、じぶんで仕掛けていったり、わ、そこに出すか!とハッとするようなよい位置にパスを出したりします。外側を回って仕掛けてくることも多いので、永井くんはずいぶん対応に苦労させられている感じです。
「あの子にボールが渡ると怖いよねえ」と一緒に試合を見ていた方が言っていて、やっぱりそうなのか・・・と思いました。

前半26分、新潟のシュートにスタンドが沸き立ちました。打った瞬間から入らないとわかる遠目からの枠を大きく逸れたシュートでしたが、こういう雰囲気はやはりアウェイです。これが新潟のファーストシュートだったんじゃないかと思います。
前半26分、新潟が速いパス展開でボールを運び、ペナルティエリア内へスルーパスを送りました。これをシュートされたら決定的と思うよいスルーパスでしたが、阿部くんが判断よく前に出て、倒れ込みつつボールを抑えました。阿部くんナイス!
前半28分、スピード豊かにゴール前へ迫っていく前くんを新潟DFが倒して新潟にイエローカードが出ました。ペナルティエリアの手前10センチというあたりだったので、新潟にとっては外側でよかったというところでしょう。
FKのボールの前には前くんと拓馬くんが並んで立ち、前くんがフェイントで前へ走りだし、拓馬くんが右足で直接狙いましたが枠の上でした。
前半30分、中盤のせめぎ合いも面白く、どっちかというと北海道が押し気味だなあとニマニマしながらピッチを見つめます。
前半35分、ロスタイムはほとんどなく、0-0で前半が終了しました。
サッカーっぽい写真
(前半のひとこま)


チャンスの数は五分五分かな、でも組み立ての発想の面白さとか選手ひとりひとりのきらめきは、北海道の方が上かな。と、ひいき目たっぷりで前半を振り返ったのでした。形勢でいえば5分5分じゃなくて5.5対4.5と言っちゃおう。

ハーフタイムに「あの14番は嫌な(いい)選手だよね。なんていう選手なんだろう?」と大会プログラムをチェックして、えー中学生なの??と驚きました。ピッチ上の貫禄からすると、とても中学生には見えませんでした。長岡ビルボードの川口くんね。ふむふむ。


選手交代なく後半が始まりました。
後半の布陣も前半と同じです。

<後半開始時のメンバー>

   14近藤  16鈴木
 9前 10荒野 8端 4坂本
6永井 7奈良 2櫛引 7小山内
     12阿部


後半0分、いきなり新潟のFKになりました。ちょっとギクッとしましたが、蹴ったボールはバーの上でした。
後半2分、拓馬くんが相手との攻防で倒れつつもボールを失わず、倒れた足先で左前のスペースへ上手くボールを出しました。それをターボが走り込んで拾い、左からボールに迫ってシュート!
これを止めた相手GKはファインセーブでした。
後半3分、前くんがドリブルで左サイドから中へ進み、ゴール正面からグラウンダーのシュート! GKが押さえましたが、どんどんシュートを打ってリズムをつかんでいく姿勢にワクワクします。
後半4分、左サイドでパスを受けたナリが自分でゴリゴリ進んでシュート。
後半5分、前くんが中盤前目辺りから前線へスルーパスを出す?と思いきや、GKが前目に出ているのを見てすかさずロングシュート! 枠の左でしたが、よい狙いでした。相手にもプレッシャーになるでしょう。
後半6分、なに?この怒濤の波状攻撃、って思わず笑みがこぼれるような魅惑的なシーンが続きます。いいね、いいね。
後半7分、新潟がカウンター1本でチャンスを作り、なんとか左CKに逃げました。新潟のCKはニアに入り、北海道がクリアして、後半8分に再び新潟のCK。つつがなく終わりました。


ターボに代わって翔太
後半10分、ターボに代わって翔太が入ります。

   14近藤  15榊
 9前 10荒野 8端 4坂本
6永井 7奈良 2櫛引 7小山内
     12阿部


後半13分、憲吾くんが右サイドをえぐり、ゴール前へクロスを入れゴール前でビッグチャンスになりました。なんとかクリアしようとする相手選手の隙をついてゴールへ押し込もうとするナリや翔太。あと一瞬早く蹴りこんでいられれば!!と思う惜しい瞬間もあったりして、結局はクリアされてしまいまいした。あー、惜しかった。
後半14分、翔太が圧倒的なスピードで飛び出し、憲吾くんがクロスを入れ、ファーから拓馬が飛び込む。惜しい!
ほとんど「決定的」に近い形が何度かできており、見ていて楽しいです。
後半16分、ゴール右手前少し遠目からのFKを、拓馬がヘディングで合わせてポーンとゴール右隅あたりを狙いました。クロスバーに当たってはね返ってしまいましたよ。惜しい!
後半18分、新潟の前線にボールが入ると嫌らしい場面になったりするのでドキドキします。憲吾くんがうまく守ってくれました。サンキュー。
後半22分、そしてとうとう!
ナリが相手DFラインに挟まれた位置で、ピタッと上手いトラップでパスを受けました。まずはここで勝負あり。そしてナリはボールを持って相手最終ラインの裏へ抜け出します。なんとか止めようと追ってきた相手選手ともつれるようにしながらも、パワーで振り切ってシュート!
ナリのゴールがきれいに決まりました。(1-0)

ナリゴール!
ゴールが決まり、シュートを打った勢いのままゴールの裏を回って喜ぶナリ。


向こう側を回って
嬉しいシーンは思いっきり強調しちゃう。
以下、喜びのシーンをどうぞ。

祝福

祝福2

祝福3

祝福4

祝福5

大喜び


攻勢が続いたところでようやく決めた先制点ですので、嬉しさもひとしおでした。
残り10分強。ここまでの形勢を考えると、このままきちっと最後まで行けるとこのときは思いました。
それが後半24分、新潟の選手が右サイドでするりと相手を交わし、前を向きました。まずこれがたいそう上手かった。そしてそこから縦に出された浮き球のショートパスを、受けた選手がワンタッチで右前の絶妙なスペースへ落としました。これもたいそう上手かった。記憶がはっきりしないけれど、このどちらかが14番くんだったような気がします。これでかなり「危ない!」感が漂ったのですが、これを拾った選手がゴール右斜め前からペナルティエリア内に迫ります。北海道の選手が2人、ドリブルで向かってくる選手に対峙しました。そしてシュートを打たせる前になんとかクリアしようと蹴ったボールが、横にいた北海道の選手の手に当たった・・ように遠くからは見えました。
主審が笛を吹き、PKを宣告しました。
・・・ハンド、か。
でもわざとじゃなかったように見えたけど、まあ、主審は近くから見ていたのだし。カードは出ませんでした。
でもPKです。

PKとられた
このPKが決まり、1-1となりました。
会場は大喜び。


後半26分、端くんがツンツン面白いリズムのドリブルで相手を抜いていき、正面からシュート。クロスバーに当たりました。うーん、惜しいーー!
ピンチをバーに救われてスタンドは拍手とバルーンスティックを打ち鳴らす音に包まれます。
その無邪気さにイライラが募る私。だって悔しいんだもの。

後半29分、左からのCKを拓馬くんが蹴りました。クリアされて再度CKですが、チャンスにはつながりませんでした。
後半31分、端くんが後ろからツイッと出て、相手選手の持っているボールをカット。試合が進むにつれて端くんのボール奪取の場面が目立ってきています。いいねー。端くんはそのボールをもって前へ出ようとしたところで引き倒されてしまいました。
そのFKを拓馬くんが蹴って、双方の選手が密集しているエリアと新潟GKの間のスペースにふわりと飛び、飛び出していった奈良くんがヘディングでシュートを狙いました。奈良くんの頭が触れれば決定的だったろうと思うタイミングとコースでしたが、奈良くんは届かず、GKがキャッチしてしまいました。

攻める
(攻めていく北海道。本文とは関係ありません。)


後半32分、逆に新潟の決定機。やられたかと思いましたが、相手10番のシュートは枠上へふかしてくれて助かりました。
後半33分、新潟の右CK。阿部くんがパンチングで弾き、それを憲吾くんがタッチへクリアしてとりあえず逃れました。サンキュー。
結局、後半は1-1のまま終了しました。

大会規定によると、70分で決着しないときは10分ハーフの延長戦に入るようです。

後半終了
後半を終えてひきあげてきた選手たち。
ちょっと残念そうな表情かな。


首の後ろを冷やす
延長戦が始まるまでの間、選手たちは首の後ろを冷やしたり、ストレッチをしたりしています。


冷やしてます
ちょっと不運もあったけど、でも、同じように続けていけばいいから。がんばれ。と思いながら選手たちの姿を見つめていました。


阿部コーチと阿部くん
よく見ると、阿部くんと話しているのは、コンサユースのGKコーチの阿部さんです。
昨日熊谷でのJユースのときに見かけないと思ったら、こちらに来ていたのですね。


栗山さんだ
さらに、ユースのトレーナーの栗山さんもいました。
そっか。そういえば栗山さんも昨日熊谷にいなかったわ。


新潟の選手たち
休憩する新潟の選手たち


もう一度コイントスやるのね
延長に入る前にもう一度改めてコイントスをするのですね。


改めて、円陣
そして円陣を組んで。

 
延長戦キックオフ
延長前半がキックオフです。

延長前半0分、さっそく前くんが駆け上がって攻勢に出ました。
延長前半1分、新潟14番がボールを持ったと思ったら、やっぱりそこからピンチになりました。うわー、やだー。
延長前半3分、端くんが中盤で相手ボールをカット。
延長前半4分、ちょっと押され気味の雰囲気です。さっきの失点するまでのイケイケタイムにみんなで次々に走り回って、ちょっと疲れが出ているのかしら。新潟の動きに対応が遅れ気味で、ボールを回されちゃっている感じがします。
延長前半5分、長いボールを裏へ送って俊足な翔太を走らせる狙いはよかったけれど、相手GKが先にボールを拾いました。
延長前半8分ころになると、もうメモもとっていられません。ドキドキハラハラワクワクのどう転ぶかわからない五分五分の攻防になっています。目が離せません。ナリの飛び出しはオフサイドになりました。
延長前半10分、もう前半も終わるという残り少ない時間に新潟の14番川口くんがボールをもってエリア内に侵入しました。そして北海道の選手を背負いながら、ひらりとターンしてかわし、そのままドリブルでゴール左側へ回りこんで、ゴールライン際の角度のないところからゴール前にマイナス気味のパス。ゴール前に詰めていた15番くんがちょんと触って難なく押し込みました。(1-2)
あ゛~~~。やられた~~。
あれはもう、ほとんど14番くんのゴールでしょう。
沸き上がる歓声の渦の中で、怖い怖いと思っていた選手にとうとうやられ、凹み感一杯の私。
でも選手はへこんでもいられませんからね、このまま続けてエンドを変えて延長後半のキックオフになるようです。

気を取り直して、延長後半キックオフ。
延長後半1分、北海道のFKになり、前くんが蹴りましたがバーの上でした。
延長後半2分、いいクロスから右CKになりました。前くんがCKを蹴ります。ゴール前で誰かが頭で合わせましたが、ゴールの左でした。
延長後半5分をすぎると、新潟の選手はなるべく時間を使うプレーをしてなんとか守りきろうという雰囲気になっています。脚を攣らせて担架で外に運び出される選手も出てきました。担架が呼ばれたりする間、時間をとられてイライラするけれど、主審は時計を止めているだろうし、相手が戻るまで相手がひとり少ない状態でのプレーができるのだから・・と気を紛らわせて見つめます。
延長後半8分、貴哉くんが右サイドを突破し、翔太との連携でなんとかチャンスを作ろうとします。
延長後半9分、右サイドからペナルティエリア内の翔太くんにパスが入ったシーンは大チャンスでした。行け!打て!と叫ぶ私たち。
でも相手選手があっという間に翔太を取り囲み、なかなか打たせてくれません。なんとかシュートコースを作って押し込もうとする北海道の選手たちとなんとかクリアしようとする新潟の選手たちが密集してごちゃごちゃなゴール前でしたが、結局ゴールに押し込めないままボールが出てしまいました。うーーーん、残念。惜しいチャンスでした。
延長後半ロスタイムに入るところで、貴哉くんに代わって津川くんが入りました。
このあたりに「たくま」とだけ走り書きが残っているのは、確か、拓馬くんのシュートか何か、惜しいシーンもあったのだと思います。よく思い出せませんけど。
そしていよいよ時間がなくなってきたかと思われる延長後半ロスタイム、またあの14番です。ドリブルで右から回りこんでボールを運んで、最後はまた角度のないところからゴール前へ横パス。再び15番くんが倒れ込むようにしながら足先で押し込みました。(1-3)
スタンドは大歓声ですよ。はいはいそうでしょうよ。
審判はゴールの笛を吹き、続けて試合終了の笛を吹きました。
終わってみたら1-3の敗戦になってしまいました。

終了。残念。
試合終了。
がっくりする北海道の選手たち。


悲喜こもごも
ピッチ上の表情も悲喜こもごもです。


お疲れさまでした
お疲れさまでした。


お疲れさまでした
残念だったね。


あーあ


残念だ・・・
思わずあーあ、残念・・・と言ってしまうような無念さです。
新潟に再び負けてしまったのも、とっても悔しい!!


「心底悔しい思いをすることも成長の糧さ」
「うまい選手がいるなーと感じたのは今後の刺激になるんじゃない?」
そんなふうに考えて(負け惜しみ)気持ちを切り替えようとしましたが、選手たちはたぶんほんとに悔しかったでしょうね。
この先、楽しみにしているからね。
長岡ビルボードの川口くんも。


おみやげもののテントが並んでいます
スタジアムの外に出ると、新潟物産店のようなテントが並んでいます。


水路を挟んで向こう側には食べ物の屋台
水路をはさんで向こう側には食べ物の屋台も並んでいるみたい。
なにか美味しいものを食べて気持ちを切り替えましょうか。


イカダの橋を渡っていきます
いかだみたいな橋で向こう側に渡ります。
ぼよんぼよん弾む感覚がなんだか楽しいです。臆病者の私は橋の端っこは歩けませんけど(笑)。
でもこんな短い距離なのに、渡り終わった後もしばらく地面がふわふわしているような感覚が残ったのはおもしろいものですね。


もち豚串焼きとか
もち豚の串ですって。
もうもう焼いています。香ばしい匂いが漂っています。
買った人が脇を通っていくときに見てみると、ものすごい巨大串です。
食べ応えありそう。美味しそうです。


ラーメンとか
こちらにはラーメンのお店とかいろいろ。
おそばもとっても美味しかったんですって。

ちょっとだけ並んでみましたけれど、列はなかなか進まないし、ビールが見あたらないし。
そういえば駅前にも食べ物のテントが並んでいて、サッポロビールののぼりもありましたよ。
じゃあ駅に戻ってから豚串+ビールといきましょうか。


駅前にももち豚
というわけでこちら。
さっきのと比べると、サイズとお値段がひとまわり小振りかな。


エチゴビールじゃなくて
ごめん。せっかくですけど、エチゴビールじゃなくて。


こっちを
やっぱりこっちなのです。


負けても、美味しいものは美味しい
というわけで、青空の下、美味しいビールと美味しい豚串で、今日のの試合のことやらコンサのトップチームの話、今後の楽しみな選手のことなどいろんな楽しい話を聞いて、負けた憂さを晴らしたのでした。


posted by あきっく |09:28 | コンサ以外のサッカー | コメント(6) | トラックバック(0)

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この記事に対するコメント一覧
Re:トキめき新潟国体 少年男子1回戦 北海道vs新潟県@ビッグスワン

新潟遠征お疲れ様です。
奈良君は国体参加で草津戦には居なかったのですね~
ホームのJユースカップで奈良君を見てみたいなぁ。

新潟に雪辱ならずですか~
まあ、同日トップチームが、相手は湘南ですが、
かの人にぎゃふんと思わせたって事で我慢しましょうかねぇ~ははは
( ̄∇ ̄)ノシ

posted by 30| 2009-09-29 16:11

Re:トキめき新潟国体 少年男子1回戦 北海道vs新潟県@ビッグスワン

>30さん
こんにちは~。
そうなの、奈良くんだけじゃなく1年生がたくさん国体へ行っていたので、Jユースの草津戦は控えGKの今岡くん以外、2年生と3年生ばかりでした。
それはそれで「昔なじみの古女房のよさ」みたいな連携が見れて、楽しかったですけどw

Jユースのホームの日程、早く決まって欲しいですね。
私は10/11(日)の大宮戦が、厚別にならないかなあと密かに狙っているんですけど。
トップの天皇杯とハシゴしたいじゃないですか。

posted by あきっく| 2009-09-29 17:45

Re:トキめき新潟国体 少年男子1回戦 北海道vs新潟県@ビッグスワン

お疲れ様でしたm(__)m残念だったですね…。新潟にはうちのジュニアユースも惜敗だったので、是非とも勝って欲しかったです。もっともっと強くなってくれるのを楽しみにしています。

posted by キャサリン| 2009-09-29 21:02

Re:トキめき新潟国体 少年男子1回戦 北海道vs新潟県@ビッグスワン

>キャサリンさん
旭川U-15はグループリーグで新潟Jrユースと対戦しましたもんね。あのときも、そんなに強烈に強いチームとは感じなかったのにきっちり勝ったのは新潟でした。
あーーーー、悔しい。
ユースくんたちには、もっともっと強くなってもらいましょう。よろしく(笑)。

posted by あきっく| 2009-09-30 13:01

Re:トキめき新潟国体 少年男子1回戦 北海道vs新潟県@ビッグスワン

先日はお疲れ様でした!完全アウエーの中でしたが北海道の選手は見せ場はたくさん作ってくれたと思います。でも新潟の14番川口君にしてやられた!と言っても過言ではないゲームでした。秘密兵器だったんでしょう。これからまた彼らはトレーニングを積み重ねて成長していくのです。拓馬も「せっかく来てくれたのに勝てなくて残念です」とメールくれました。まだまだ彼らのチャレンジは続きます。…豚串うまかった!オミヤ買った後、また戻って1杯と1本いただきました。

posted by すうさんFC| 2009-10-01 22:44

Re:トキめき新潟国体 少年男子1回戦 北海道vs新潟県@ビッグスワン

>すうさんFCさん
いろいろありがとうございました。おかげさまで楽しく観戦できました。(悔しかったけど・・・。)
あの川口くんにはびっくりしましたね。
先日発表されたU-15日本代表メンバーを眺めながら、あの子もこの年代だよな…と考えたりしてました。

あの後豚串とビールおかわりといきましたか(笑)。
遠路お疲れさまでした。またよろしくお願いいたします。

posted by あきっく| 2009-10-02 06:37

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