2009年02月22日

いばらきサッカーフェスティバル2009

2009/02/21(土)14:00 @カシマスタジアム
いばらきサッカーフェスティバル2009 2002FIFAワールドカップ記念事業
プレシーズンマッチ 鹿島 4-0(1-0、3-0)水戸
得点者 43分:興梠慎三(ダニーロ)、64分:野沢拓也、89分:野沢拓也(遠藤 康)、89分:大迫勇也(青木 剛)

東京駅八重洲南口から高速バスに乗ってカシマスタジアムへ行ってきました。お目当てはもちろん、鶴ちゃんですよ。鹿島との試合だなんて、さぞやいい経験になることでしょう。出られるといいなーと思っていました。
Jリーグへの選手登録が間に合わないかと懸念されたコータも前日に無事登録になったようで、さらに楽しみが増えました。
コンサの試合でカシマスタジアムへ行くときは、いつもサポバスツアーで連れて行ってもらっていましたので、トップの試合がある日に自分でバスに乗っていくのは初めてです。(←ユースの試合で自力で行ったことはある。)
1時間に1本程度のスタジアム直行バスを逃してしまったので、鹿島神宮駅行きに乗ってそこからシャトルバスに乗るつもりでした。でも臨時便のスタジアム直行バスが出ていたんですね。バス乗り場で鹿島神宮駅行きに乗る方~~と列整理の係員に呼ばれてずいっと前に出てみたら、列に並んでいる鹿島サポらしき人たちはほとんどその場から動きません。あれ?これに乗るんじゃないの?バスの方へ押し出されつつ不思議に思って聞いてみたら、臨時直行バスを待っているのだそうです。あらら。でもこの流れだともうバスに乗るしかない。元の列には戻れない。直行バスよりはちょっと時間がかかるけどそれでも13時過ぎには着くだろうからまあいいや。
鹿島神宮へ向かうバスの中で、鶴ちゃんがベンチメンバーに入っていないこと、コータはスタメンじゃなくベンチスタートなことを知り、それならますますのんびりでもいいや(爆)。この時点ですでにターゲットはハム焼きに変更されました。

お店が並んでいます
というわけで、13:15ころにカシマスタジアムに着きました。


指定席チケットを買ってあるので席のことは安心です。とりあえずスタジアムグルメを楽しんでからゆっくり席へ向かおう。

ハム焼きを横目に
おー、あった、あった。
これが噂のハム焼きです。写真左手の方へ向かってずらーーっと長い列ができています。並んでいる中に mitre のジャージの人たちがいるのは水戸サポですね、きっと。
試合時間が迫ればもう少し列が短くなるだろうし、手に串を持って身動き不自由になる前に先にモツ煮を食べちゃおうと、ハム焼きのお店を横目に素通りして奥に進みます。このためにおなかをすかせて来たんだもの。

モツ煮込み
むふふ。モツ煮ゲット。
根菜もたくさん入って美味しいです。やっぱこれは逃せません。
リユースのカップは、返すと100円が戻ってくるデポジット制でした。それ、いいですね。

じねんじょ のぼり
さ、じゃ、ハム焼きかな。と思ったら。
「いばらきの特産品」「じねんじょ」ののぼりが目に入りました。


麦とろ丼です
麦とろ丼?
しかも自然薯なの?(←惹かれている)

自然薯販売中
同じテントで自然薯も販売しています。

じゃーん!
ハム焼きを食べる前におなかがきつくなってしまうのが心配ですが、やはりこれは逃せませんでしょう。
麦飯に自然薯のとろろです。しかも半熟卵までつけてるし(爆)
さすがの粘りとコクのあるとろろで、美味しかったですよ~。

焼いてます
さて、いよいよ本命のハム焼き。
周囲には煙がもうもう立ちこめ盛大に焼いています。

炭火です
炭火です。

ハム焼きゲット!
熱々のハム焼きゲット!

やっぱりこうなる
・・となれば、やはりこうなるでしょう!
サッポロビールじゃありませんけれど。
去年の開幕戦のときに冷めてしまったハム焼きを一口食べさせてもらって「こ・・・これは!!」と絶句したあの味。
ぜひとも熱々を食べてみたいと思っていました。
カシマスタジアムへ来るかなりの動機がそれでしたものw
その甲斐ありましたよー。
芳醇なハムの香ばしさがなんともいえないっす。
コンサがJ1に昇格した暁にはぜひ! って思うけれど、リーグ戦のときにはアウェイエリアから出れないのでそれが難点なのです・・。

ハム焼きの列に並んでいるときに両チームのメンバー発表のアナウンスが聞こえ(主審は鍋島!)、ジューシーなハム焼きの脂がしたたり落ちないよう気をつけながらハム焼きとビールを楽しんでいるうちにキックオフ間近になりました。周囲の人も減ってきました。そろそろ席へ向かおうか。

開いてます
アウェイエリアを隔離する柵も今日は開いています。

アウェイサポエリアを突っ切ってスタジアムを半周してメインスタンドへ向かっているところで、選手入場のアナウンスが聞こえました。続いて来賓(鹿嶋市長?)が挨拶しているようです。
キックオフと同時くらいにスタンドに着き、指定された席を探してみると。
なんと最前列でした(爆)。水戸ベンチとピッチが目の前です。
ちばぎんカップのチケットがあっという間に売り切れ(千葉側)になったのにびびり、その2週間後に発売開始になるこの試合のチケットも発売初日に買っておこうと思ったのです。カシマスタジアムは広いからまさか売り切れになることはあるまいとは思ったのですが、どうせ行くのだから早めに買っておこうと。
もしかすると鶴ちゃんがスタメンで記念写真など撮るかもしれないから、ならばメインスタンドだな、と指定席をふんぱつすることにしました。
「高卒ルーキーがスタメンなんてありえないでしょ(笑)」と笑わないでくださいな。だって水戸のチーム状況はまったくわからないし、例年選手の入れ替わりの激しいチームだし、プレシーズンマッチといえばニューフェイスのお披露目試合というイメージだったので、鶴ちゃんの出番もあるんじゃないかと期待していたのですよ。でもまあ開幕が迫っているこの時期となれば、やっぱりそれを見越したメンバー構成になりますかね。うちも東京とのプレシーズンマッチではそんな感じですものね。
話が長くなりましたけど、というわけで、発売初日に張り切って水戸側の指定席を買ったら最前列だったというわけでした。

アントラーズ側
アントラーズ側のゴール裏。
さすがにゴール裏の端から端までびしっと統一応援!というわけにはいかなかったようで、立ち上がって応援しているのは中心部3分の1くらいでした。両脇はまったりモードです。
2階席は閉鎖されています。

水戸側
水戸側のゴール裏。

県都水戸
茨城県のチーム同士の対戦となれば、確かに県都は水戸であるとの主張は譲れませんねw

鹿島の出来がよくないのか、水戸ががんばっているのか、前半はかなり拮抗したというか水戸が優勢だったと言ってもよい展開でした。水戸の中盤でのプレスが早く、中盤でよい形でボールを回してゴール前まで攻め込んでいく形は水戸の方が生き生きしていたような。ボールを止める、蹴る、という技術の安定感は鹿島の選手の方が一枚上という感じはしましたけれどね。

篤人くん
キャプテンマークをつけた内田篤人くんが目の前を走り回るのは、なかなか眼福でした(笑)。

No Antlers No・・・
ふと気になった鹿島ゴール裏のダンマク。
インファイトのダンマクのようですが。
No Antlers,・・・って書いてあるのかな。

アントラーズがなければ
NO ANTLERS,

インファイトはない?
NO INFIGHTS,

アントラーズがなければインファイトもない。ってあたりまえじゃん!!って思いましたが

No・・???
その先にも NOなんとかが続いているようです。めくれあがっていて読めないけど。
こういう詰めの甘さ(?)は、去年の開幕戦でのフラッグ展開のぐだぐだぶり(→こちら)を思い出してちょっと笑えました。

このまま前半は0-0で終わるのかな。
でもそういえばコンサが対戦したときも、前半はなんとかなるかも・・と思っていたけど後半にメタメタにやられたんだっけな・・。と思い出していたら、前半43分に鹿島が得点しました。
それまでうまく守っていた水戸DF陣でしたが、このときはなぜかふっと最終ラインの裏に抜け出られて決められてしまったのでした。あらら。
でもまあ崩されてどうしようもなかったわけじゃないし、これからこれから。

後半、鹿島はゴールを決めた興梠に代えて、ルーキーの大迫勇也くんを投入してきました。高校選手権で大会個人最多得点記録を更新してずいぶんもてはやされたFWですね。
大迫
(34番大迫)

若手好きの私がルーキーを見て目の色を変えたに違いない、って思いますか?
ざーんねん。
私は若手選手なら誰でもいいってわけじゃないんですよ。
私が興味を惹かれるのは基本的にコンサに関係する選手に限られるんです。
コンサユースの選手とかユース出身選手とか、コンサに加入予定の選手とか。あとはうちの選手と代表でチームメイトだった選手や、せいぜいコンサがユースやサテで対戦したときに印象に残った選手でしょうか。
だから周囲の沸き立ちぶりをよそに、大迫くんは基本スルーです。
(でも写真は撮ってるw)

竜太くんがはいる
それよりも、お、佐々木竜太くんが出てきますよ。

まもなく本山に代わって増田誓志が入りました。増田誓志も興梠も鵬翔高校でしたよね。大迫も九州ですし、鹿島の高卒新人って九州が多いのかな?

後半は前半とは違ってずっと水戸が押され気味という展開でした。特に後半19分に野沢が決めたシュートは、まさに水戸側からすると「ああぁ・・・・。」っていう感じだったでしょうね。
攻め込まれてゴール前での攻防をなんとか防いで、少し遠目にクリアしてホッとしたところを、がら空きになったシュートコースを見逃さずにミドルシュートでズバッと決められるという。
ああいうミドルシュートがあるのがJ1とJ2の違いだよなあと、私たちも去年痛感したところでしたし。

竜太くん
竜太くんは右サイドを何度かがーーっっと突破していましたが、チャンスに決めきれなかったのが残念でした。

コータはいる
お!!コータが出ます。
森村昂太に代わって入るのは、ピッチ上に「コータが2人」の事態を避けるためですか?w

コータ
コータは当初右サイドに入り、その後中盤の選手が交代で入ってきたときに2トップの片方へ移りました。

コータ
コータは、コータ自身も少し体が重そうでしたし、そのころには水戸の選手全体が試合巧者な鹿島にやられてどうしようもできない状態でしたので、湘南との練習試合で見せたような輝きは見られませんでした。
って相手が違うんですからあたりまえですかね。

鹿島は後半どんどん選手を入れ替えて、それがまた層の厚さを感じさせましたね。水戸から今季鹿島に移籍したばかりのパクチュホも出場しました。新人で入って水戸で花開いた去年の大黒柱が、相手チームの選手としてさっそく登場する。水戸サポにとっては嬉しいのでしょうか、悲しいのでしょうか。

NO LIFE! だった
気づいたらめくれあがっていた部分も直されていました。
最後の言葉は NO LIFE! だったようです。

終盤になるにつれ「これが地力の差だよなあ」と思わされる様相になり、最後にはデビュー戦の大迫もミドルシュートを決めて4点目を奪い、4-0で鹿島の勝利となったのでした。

お疲れさまでした
お疲れさまでした。

来年は鹿島相手に中盤を制圧する鶴ちゃんが見られるかしら・・。


posted by あきっく |08:59 | コンサ以外のサッカー | コメント(2) | トラックバック(0)

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鹿島と九州

熊本ではお疲れ様でした。

>鹿島の高卒新人って九州が多いのかな?

確かに多いですねえ。増田、コオロキ、大迫に加えて
本山(東福岡)や當間(沖縄出身・東海大五)もそう。
高卒新人ではないが、田代(福岡大大濠→福岡大)や
伊野波(宮崎出身・鹿実卒)も九州ゆかりの選手ですね。

コオロキ3年の年、プリンス九州観戦時に上田ツネ君を
ネタに鵬翔の監督と話をしたことがあったのですが、
コオロキ君は当時「鹿島と清水の争奪戦」だった模様。
それで2年連続、鵬翔から有望株を競り落とすのだから、
「鹿島のスカウトは九州に強いな」と感心した覚えが
あります。

posted by はかたん1号 | 2009-02-22 13:17

Re:いばらきサッカーフェスティバル2009

>はかたん1号さん
その節はたいへんたいへんお世話になりました。m(_ _)m
おかげさまで濃い2日間を過ごせました。
あとから振り返ってみると、好調ぶりが伝わるチームの中で、私たちが見に行ったあの清水戦がいちばんしょんぼりだったようなのはちと残念ですがw
ま、いいか。あれが通常となるよりは。

ところでやっぱり鹿島は九州に強かったのですね。
詳細情報ありがとうございます。
通っているうちに人脈とかができるんでしょうかね。

posted by あきっく| 2009-02-23 03:17

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