2008年12月30日

第2回 GO for 2014 CUP in Saitama (4日目)

グループリーグ3日間が終わった夜に発表された4日目の試合会場・対戦相手の振り分けを見ると、決勝トーナメントを行うグループ1・2位以外は必ずしも順位どおり組み合わせるわけじゃないようですね。
コンサは堀崎公園でレッズと対戦することになりました。
9:30からの第1試合は広島と神戸が対戦するようで、コンサは11:00の神戸との対戦(B戦)からスタートです。
遠いから朝少し遅くて助かる~、と思いつつ、それでも波崎よりは全然近いんだからぜいたく言っちゃいけないなと思い直します。
第1試合がそろそろ終わるころ、会場に到着しました。

広島と神戸は
順位決定戦なので、70分で決着がつかない場合はPK戦をやるようです。
広島と神戸はPK戦に突入しました。

PK戦
PK戦の結果、神戸が勝ちました。

第1試合が終わると神戸サポや広島サポの人たちが去って、ピッチ全体が見やすい格好の場所をキープでき、よかったよかった。


2008/12/29(月)11:00 @堀崎公園
第2回 GO FOR 2014 CUP Bチーム戦
コンサU-18 2-2(2-1、0-1) ヴィッセル神戸 (35分×2)
得点者:三上陽輔(前半0分)、神戸(前半23分)、三上陽輔(前半32分)、神戸(後半21分・PK)


整列
整列

円陣
コンサの円陣

神戸の円陣
神戸の円陣

<前半のメンバー>

    14三上 36山室
29濱田 35實盛 34菅野 11金子
28菊地 32中山 33直人 37大野
      16安田

あら、景祐は今日はFWじゃなくてSBだわ。と思ってメンバーチェックしているうちに、よく見ていなかったけれど陽輔がゴールしていました。まだキックオフから1分経っていませんでした。(1-0)
前半4分、カネが右からドリブルであがり、えぐってクロスを入れました。中央でそれに合わせたのはシンでしたが神戸ゴール前でバタバタしたけど押し込めず、得点にはなりませんでした。惜しかった。
それから前半20分すぎまで、気がつくとずーっとコンサがボールを持っている印象でした。パスをつないでゴール近くまでは行けるんですけどね。でもなかなかシュートを打たないで、自分でいけるんじゃ?と思うところでもパスを出して、結局はクリアされたりボールを奪われたりして、それをまたコンサが取り戻して組み立て、ゴール近くまで行くと(以下繰り返し)という感じです。そしてときどきは神戸のカウンターを受けてDFもかわされピンチになったりします。
前半23分の失点はまさしくそんなピンチをしっかり決められたものでした。セットプレーからだったかな、コンサゴール前での競り合いで神戸のヘディングの方が高く、決められてしまいました。(1-1)
前半26分、ハマが迫力ある左サイド突破で駆け上がり、そのまま自分でシュート。ゴール右に逸れた・・と思ったけれど、ワンタッチあったらしくCKになりました。右からのCKを蹴るのは將平くんでした。
前半32分、誰からのクロスだったか見逃してしまったけれど、神戸ゴール前に低めに入ったクロスを陽輔がそのままボレーでシュート。いきなりゴールネット上部に突き刺さりました。すんごい圧巻シュートでした。(2-1)
この追加点を機にコンサは元気になったのかな。展開のスピードが増して、アグレッシブにボールを奪いにいって、見ていて楽しさが増しました。といっても前半の残りは3分強だったのね。
2-1で前半終了です。

前半のシーン
(前半のようす)


後半、選手がピッチに出てきました。

後半はトモさんがレフェリー
トモさんもビブスをつけて出てきて。
後半の主審はトモさんのようです。
選手の交代は、陽輔、和弥、カネがアウト、康介、ニシケン、大がインです。
交代した和弥くんは引き続き副審を務めるらしく、副審用のフラッグを手に持ってピッチを突っ切りベンチからこちら側のタッチラインに向かってきます。
でもそのユニのまま副審やるの?オフサイドかどうか紛らわしくなるよ?!と思って見ていると、手にはちゃんとビブスを持っていました。

ビブスを着る和弥
すでにプレーが始まっており、なかなかビブスを着る隙がない和弥くん。(シャッターを押すタイミングで目の前をレッズの選手たちが横切ってしまいました。)

<後半のメンバー>

    23菅原 36山室
29濱田 24西田 35實盛 34菅野
28菊地 25葛西 33直人 37大野
      16安田

へえ、今度は康介がFWで將平が右サイドですか。
後半3分、あわやのシュートを打たれますが、枠を逸れて助かりました。
後半4分、將平のシュートは神戸GKがからくもキャッチ。惜しい。
後半5分、稜健が左サイドをえぐってクロス、神戸GKが直接キャッチ。
素人目からすると双方激しいぶつかり合いがあり、交錯して倒されたりするのもけっこうあるのですが、トモさんは意に介さず流しています。
「ヨーロッパの審判みたいに流れを切らない、見ていて楽しい判定を心がけているんだよ」「トモさん、笛、ちゃんと持ってるのかな。」「センターサークルから出ないつもりだな(笑)」などと、好き勝手な軽口を叩いて楽しむ私たち。

不動のレフェリー
(不動のレフェリー)

後半11分にボールがタッチを割ったときだったかな、ようやく笛の音が鳴って「あ、笛、持ってた!」とあくまでも楽しんでしまいました。
サポのひいき目かもしれないけど、特にうちの選手が倒されたときにより流していたような気がするんだなあ。これもトレーニングの一環ということで?
後半12分を回ったあたりでだったでしょうか。
交錯して倒れたハマがなんだか足を気にしています。走り方や動き方を見ているとどうもどこか傷めたみたい。ハマは私たちに近いサイドにいてよく動きが見えるだけに、気が気じゃありません。
「ハマ、足痛いんじゃないの?」「無理しない方がいいのに」「トモさん気づいているんだろうか?」「監督や選手たちは気づいているんだろうか」「ハマ、自分で言えばいいいのに」「でも芝生のうえでボール蹴れるのはしばらくお預けになるから、出ていたいんじゃないのかな」
気を揉むサポをよそに、交代させるそぶりもないし、他の選手たちも「ハマ、出ろ!」とか「行け!」とか気にも留めずに走らせるコーチングをしたりしています。
後半15分、安田くんが1対1で打たれたシュートを弾き返しました。そのこぼれをまた打たれたけれど、今度は枠のはるか上へ飛んでいって助かりました。
後半21分、ペナルティエリアの中まで攻め入られ、対応していたハマがペナルティエリアの中と外の境界あたり、ぎりぎり中の位置で倒してしまいました。主審(トモさん)はPKを宣告します。
「今のだって、足が痛くて対応遅れたからなんじゃないのー?」
そう思うけど、交代させないってことは大丈夫だということなんでしょうね。
神戸のPKが決まり、2-2となりました。
後半29分、コンサDF陣を切り裂く神戸のスルーパスがきれいに決まり、神戸の選手が裏へ抜け出しました。ああ、もうダメだ~・・と思ったシュートを安田くんが止めました。ファインセーブです!
後半29分、ニシケンが右からクロスを入れ、康介が神戸DF2人の間から体半分前に出す感じで抜け出て足を伸ばしてそれをシュート。GKも反応できない決まった!と思うタイミングでしたが、惜しいかな、ゴール左に逸れました。
後半34分、右から康介がパス、中央をニシケンがあがっていってGKをよく見てシュート。これも決まっても当然なタイミングでしたがGKが足の間に挟み込むよう押さえて止めました。立て続けにビッグセーブだわあ、神戸GK。
そのままスコアが動かず、2-2で終了です。

お疲れさまでした
おつかれさまでした。

ありがとうございました
相手ベンチにも挨拶。ありがとうございました。

この試合をやっている最中、駐車場に駐められたサンフレッチェバスに乗り込んだ広島の選手たちは、待機中のレッズの選手たちに派手に見送られ、ピッチ脇で見ている観客(←私たち)に窓から元気に手を振りつつ出発していきました。小さめのバスに選手がみっちり詰まっていましたよ。サブチームも含めて全員で来ているんでしょうね。帰省ラッシュのさなか広島まで帰る道のりは、運転する人も乗っている人もさぞや大変でしょう。気をつけて帰ってね~、と見送りました。


2008/12/29(月)12:30 @堀崎公園
第2回 GO FOR 2014 CUP 順位決定戦
コンサU-18 2-5(2-3、0-2) 浦和レッズ (35分×2)
得点者:浦和(前半4分)、浦和(前半6分)、金子顕太(前半15分)、浦和(前半31分)、工藤光輝(前半35分・PK)、浦和(後半11分)、浦和(後半33分)

Bチーム戦が終わるとピッチではさっそく次の試合の準備です。

コンサの選手たち
入場を待つコンサの選手たち

赤黒ユニ
レッズの選手たち。
・・・この姿、なんだか妙な親近感というか既視感というか。
「浦和の赤ってあんな色だっけ?」「うちもあんなユニだったころあったよね」「ああ、背中にタイヤ痕のときだ」
などと会話しつつ、レッズってパンツは白じゃなかったっけ?と思ったり。どうしてユースは黒いパンツなんでしょ?(今年はトップも黒なのか?)
それはそうと、うちの子たちは全日程とも白いユニなんだね、赤黒は持ってきていないんだろうか?とこれもまた不審がってみたり。
レッズやアルディージャや浦和東など主催県のチームに赤色系が多いことに配慮して、白ならどこともかぶらないだろうと白で通すことにしたのかしら。そしてうちのパンツが白いからレッズは黒いパンツにしたのだろうか。想像はどんどんふくらみます。白ユニだけだと洗濯はどうしていたんだろう、とかw
さ、試合ですよ。

選手入場
選手入場

並ぶ
整列
ふむふむ。先頭にいるのはやっぱり拓郎くんですね。

拓郎キャプテン?
拓郎が審判と握手しています。

コンサの円陣
コンサの円陣

レッズの円陣
レッズの円陣

前半キックオフ
前半キックオフ

<前半のメンバー>

   14三上  18ミツ
23菅原 5上原 24西田 11金子
25葛西 32中山 15健士 13巧
      21松原

立ち上がりからレッズの方がアグレッシブでした。
レッズは素早い動きでプレスをかけ、ボールを奪い、ダイレクトにパスを回してコンサゴール前へ迫ります。対するコンサは中盤が落ち着かず、なかなかボールを維持できません。
前半4分、中途半端に後ろに戻したボールをさらわれ、右サイドからゴールに流し込まれました。(0-1)
あらー、と思うまもなく、続けて前半6分、左側からのクロスをゴール正面からずどんと打ち込まれました。(0-2)
あっという間に2点ビハインドです。
でもこれでコンサの選手は目が覚めた・・・というわけにはいかなくて、その後もバタバタ振り回される展開が続きます。ボールは素早く浦和につながれて、それを追いかけるもほとんど奪えません。
こういう「強くて速い相手」は苦手なんだよなあとため息が出る感じ。そんなこと言ってられないんですけど。
前半10分、ミツが前線でキープしてニシケンがあがってくるタイミングでパス。ニシケンはゴール前へ走り込んでシュートしたいところでしたが相手GKが先にボールを拾いました。残念。
前半15分、浦和がGKに戻したボールをミツがしつこく追いかけます。それが功を奏したのか、GKから出されたボールを右サイドで誰かが拾い、そのままズドン!!と強烈なシュートでゴールに打ち込みました。やった!1点返した!!(1-2)
でも、誰??
遠い方のサイドだったけど、位置や体つきからして陽輔かな、もしかして康介かも?と思いましたが、試合後にミツに聞いたところによるとカネくんだったそうです。あらー意外だ。カネくんってもっときゃしゃなイメージがあったけど、いつの間にかたくましくなっていたんですね。

試合中
試合中のようすその1

試合中
試合中のようすその2

試合中
試合中のようすその3

前半21分、浦和が右サイドからクロスをあげようとするのを和弥くんが粘り強く対応し、CKにはなりましたがピンチにはなりませんでした。
その後も相変わらず中盤でボールが持てません。ほとんど浦和が支配している時間が長く、コンサはたまに後ろでボールを持っても大きくクリアしたり、長いボールを前に蹴り出すばかり。陽輔にボールを当てておさめようとしているのかなと思いましたが、あっという間に相手選手に囲まれるので陽輔もキープできません。
なんだかみんな孤立している感じなんだよなあと思い、どうやら両SBをはじめ、後ろから追い越していく動きがほとんどないのだと思い至ります。SHと2トップの位置関係もそのままだし。
これはまるでトップチームのデジャブ(以下略
前半31分、浦和の選手にドリブルで切り込まれ、ついていってはいたのだけど止められず、何人も抜かれてそのままシュートまで決められてしまいました。(1-3)
個人技にやられてしまって、ああ悔しい。
選手もどうしてよいのか困っているのか、拓郎の声と修平の声が大きく響くばかりで、みんなで声を掛け合っている感じでもないのよねえ。拓郎が守備にも攻撃にも広い範囲を走り回っているのは感服するほどでした。
前半34分、ミツがペナルティエリア内で引き倒され、PKを得ました。

PKミツ
ミツが自分でPKを蹴ります。

これが決まり、2-3と追い上げたところで前半終了です。


メンバー交代、ポジションチェンジはなく、後半です。

後半キックオフ
後半キックオフ

<後半のメンバー>

   14三上  18ミツ
23菅原 5上原 24西田 11金子
25葛西 32中山 15健士 13巧
      21松原

後半3分、カネが右サイドからクロスをあげますが、ゴール前を越えてファーへ、それを拾って康介が左からクロスを入れますが、ぽわんとあがってチャンスにはつながりませんでした。
この場面に限ったことではないけれど、誰にしろクロスの精度やスピードは課題だなあと思います。
後半4分、巧が右サイドをあがって、えぐって、鋭いクロスを入れました。わあ、素敵。でも残念ながらその前にゴールラインを割っていたという判定で止められてしまいました。
後半5分、大くんに代わってハマが入ります。
あら、ハマ。足傷めたんじゃなかったのか。大丈夫だったのね。よかった。
ハマは大くんの位置にそのまま入り、最終ラインが

29濱田 32中山 15健士 13巧

になりました。
後半6分、浦和の選手に抜け出られ、DFもかわされ、修平と1対1になりました。修平が間合いをつめてシュートを打つところを弾こうと前へ出てくるのを見て、修平をかわすタイミングでシュートを打たれました。枠に行っていれば失点するしかないタイミングでしたが、枠を逸れたので助かりました。
後半10分、ミツがゴール前でヒールパスでボールを落とし、それを受けたカネがドリブルで斜めに攻め上がってから駆け上がってくるニシケンに横パス。ニシケンのシュートがクリアされてCKになりました。
なんとか反撃のチャンスをつかみたいところですが、なかなかうまくいかないでいるうちに逆に失点です。
後半11分、コンサDF陣の裏に抜け出られ(2人も抜け出ていた)、うち一人がボールを受けてそのままシュート。修平にとってはノーチャンスでしたね。(2-4)
コンサDF陣は浦和の選手が裏へ抜け出すのにうまく対応できず、このときに限らずすかすかと(と表現してよいほど)何度も飛び出されていました。これは浦和の前線が上手いのか、DF陣の連携がうまくいっていないのか。4人が揃って並んではいるんだけどその間をどんどん抜かれちゃうのはまるでトップチームのデジャブ(以下略
前半16分を回っても、コンサはまだバタバタしてその場しのぎの対応に追われ、自分たちで意図するボールの動かし方ができません。
最終ラインと2列目がいずれも4人並んだままで、追い越す動きや斜めに交差する動きがほとんどなく、広く空いた中盤を拓郎が走り回って埋めようとしているように感じます。浦和のDFが強いため、トップでボールが収まらないのも苦しいところです。
後半20分、康介に代わってジツが入りました。ニシケンがサイドに回ってジツと拓郎のボランチです。

   18ミツ  14三上
24西田 5上原 35實盛 11金子
29濱田 32中山 15健士 13巧
      21松原

後半24分、浦和のシュートは修平がジャンプして片手でクリア。
後半28分、浦和の最終ラインはほとんどハーフウェイラインあたりの位置で、ハーフコートに押し込まれています。
後半30分、カネが高い位置でボールを拾ってサイドから中央の陽輔にパス。陽輔は相手の裏にうまく抜け出して、ここぞというシュートを打ちました。ゴール隅にまっすぐ向かうよいシュートでしたが、これはセーブした相手GKを褒めるしかないと思いました。
後半30分、それで得た左からのCKは巧と拓郎とでショートコーナーでしたがチャンスは作れませんでした。
後半33分、またもやコンサDF陣の間を抜けるスルーパス、相手選手2人に抜け出されて決められてしまいました。(2-5)
後半34分、ミツが粘ってCKをとり、カネがCKを蹴り入れました。ゴール正面あたりに低く入るよいボールでしたが、誰も合わせられず、結局2-5で終了しました。
スコア的にも内容的にも完敗というしかありませんでした。
ま、これからチームを作っていくところだし、課題がたくさん見つかったというのは悪くないよね。
そう言って慰め合う(?)ユースヲタたちでした。

お疲れさまでした
お疲れさまでした。

ありがとうございました
ありがとうございました。

審判にも礼
審判にも、ありがとうございました。


これでユースくんたちも今年の活動を終え、しばらくオフに入るんでしょうか。ゆっくり休んで、また元気な姿を見せてください。
風邪ひきさんになって途中から姿を見せなくなってしまった選手も、どうぞお大事に。(そういえば最終日は恭司郎くんの姿も見かけなかったけど、やっぱり風邪かな?)

(【追記】恭司郎くんだけじゃなかったわ。見直したら最終日は大地、恭司郎、タカ、十川、木島と、ヒロ含めて6名もダウンしてたのね・・・。お大事に・・。)

今年1年楽しませていただいてありがとうございました。選手もスタッフのみなさんも、どうぞよいお年をお迎えください。


【追記】
第2回 Go For 2014 Cup に参加したコンサU-18の
1日目のようすと大会日程は →こちら
2日目のようすは →こちら
3日目のようすは →こちら


posted by あきっく |08:37 | ユース | コメント(0) | トラックバック(0)

関連コンテンツ

スポンサーリンク

トラックバックURL
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.consadole.net/akik/tb_ping/626
コメントする