2008年04月18日

ナビスコ第3節 ジェフ千葉戦@フクアリ

2008/4/16(水)19:00 @フクダ電子アリーナ
ナビスコ杯 Cグループ第3節
コンサ 0-0 ジェフ千葉
結果詳細はこちら →札幌公式 J'sGoalサマリー

「今日は早く帰りますので」と朝からアピールし、16:45を過ぎるころにはパソコンを切って机の上を片付け、ダッシュで飛び出して17:13には電車に乗っていました。それでも蘇我駅に着いたのは18:30を回っていました。フクアリ、地味に遠いっす。
スタジアムに近づくにつれ両サポのコールが聞こえてきて、それも道路を挟んでスタジアムの反対側の方向から聞こえてくるように感じて、向かいの建物に反響してこっちから聞こえる気がするのかなあと不思議に思いました。
スタジアム敷地内に入ってからは、目につくところにゲート案内の看板などがなかったこともあって、なぜかアウェイ入り口はこっちだと勝手に思い込んでいたようです。なまじ「勝手知ったるフクアリ」という気分があって緊張感が足りなかったのでしょうね。
キックオフぎりぎりだなと時間が気になりながらも、ゲート入り口手前に「喜作」があるのを見て、ついソーセージ盛りに惹かれてしまいます。だってフクアリに何度か来ていますけど、まだこれ未体験だったんですよね。列があまり長くなかったこともあって、ふらふらと並んじゃいました。

喜作
列は短いからすぐ買えるだろうと思ったのですが、お皿に山盛りになったソーセージを受け取ってから、その横で自分でマスタードやケチャップを好みでつけるようになっているので、その作業で人が詰まると隣のソーセージ受け渡しの順番も詰まってしまうという状態だったのでした。
マイタッパーを持参してそれに2人分のソーセージを入れてもらっていたおばちゃん2人組は、マスタードやケチャップの量の好みをあれこれ話し合うのもいいけど、キックオフ直前という時間と場所を念頭において欲しいものだと思いました。


ソーセージ
すごい山盛り。これで1人分です。分け合って食べなきゃ大変ですね。
このまま運ぶのどうしよ?という状態なので、マイタッパー持参は賢い方法だと思いました。

ふたをする
とりあえずお皿もう1枚を蓋代わりにして輪ゴムで止める仕様でした。

この目の前のゲートから入ってすぐだと思い込んでいたので、ソーセージが傾いて油がたれてきたりしないか気にしつつゲートの手荷物検査を受けたところで、あれ?そういえばここから入るんでいいだよね?
遅まきながら周囲を見回してみたらなんか違うみたいです。
慌てて戻ってアウェイ側入り口を確認してみたら、なんとまあちょうど反対側でしたとさ。スタジアムをぐるっと半周して反対側のゲートへ向かいます。
ああこりゃキックオフに間に合わないや・・・。
さすがに私もコンサの試合だと 食べ物>>試合 の優先順位じゃありませんからね、そうと知っていればわざわざ喜作に寄ったりはしなかった。。わざとじゃないからね。
そう誰ともなく周囲に言い訳する気分で黙々と歩き、ようやく友人が待つスタンドの席に着いたのはキックオフして5分くらい経ったところでした。


パッと見た感じ、そんなに押されているというわけでもなさそうで、コンサがボールを持っている時間もそこそこある。かといってコンサが素晴らしいかというとそんなこともなく・・・。
友人に「どうなの?どんな感じ?」と聞いてみたけど特筆すべきこともなかったようで。
「ま、可もなく不可もなくという感じかな」と、それまでの経過を勝手に把握して試合に入りました。
椅子の上でそのまま冷めていくソーセージ盛りは気になりましたけどね(笑)。
試合の流れとしては前半は双方まったりというか、まるで過密日程時のJ2の試合というか。どっちもどっちというか。
なので印象に残っているシーンだけ箇条書き。

  • 久しぶりに見た馬場くんはやっぱりちびっこだった。
  • 久しぶりに登場の西谷さんは、前半は存在感薄くて。まさかクライトンにキングの座を譲るつもりでもあるまいに。
  • 反対サイドのヤスくんもあんまりあがったり積極的に動けていないようで、そのため静かな両サイドでした。
  • その点、中盤のまんなかあたりでは、なかなか激しい攻防が繰り広げられていましたね。「さあ、どうぞどうぞ。」「いえいえ、どうぞどうぞ。」互いにボールを譲り合い、押しつけ合う紳士ぶり。「最弱スレ」の世界かと思いました。
  • 初めのうちはそんなに気になっていなかったけど、次第にクスクスこみ上げる感じになって、しまいにはちょっと触れただけで声をあげて笑ってしまいそうになったのは、前半わたしたちの目の前で繰り広げられていた巻vsソダンの攻防です。ボールの落下点をめぐるポジション争いで、ボールを競り合ってのぶつかりあいで、ボールを自分のものにキープしようとするボールコントロールで、ことごとく巻とソダンは似たタイプなんだと思いました。体の動き方とか、プレイがうまくいったりうまくいかなかったりしたときのリアクションとか、いわゆる「テクニシャン」とは対照的なところとか(失礼)、同質のものがシンクロしているようで、見てて面白かったです。
  • 巻のシュートは枠にいかないから安心。このあたりはまるでげn(略
  • クライトンは、磐田戦のときと比べると陽気さが10%ダウンという感じでしたが(サポを煽ってくれなかったし)、でも3人くらいに囲まれてもボールをキープしたままぐいっと抜け出してしまうテクと体の強さは凄いなあと改めて思いました。
  • 前半、巻だったと思うけど、ジェフの選手がコンサゴールすぐ前でヘディングシュートをして、そのときの優也の立ち位置からすると枠内に打たれたら触るのは難しかったかもなと思ったのですが、坪内が相手選手にぴったり体を寄せて自由に打たせなかったためシュートは枠をはずれたというシーンがありました。目の前で見ていたコンササポはすかさず「坪内!坪内!」のコール。そしたら坪内ってば、ポジションに戻りながらわざわざゴール裏に向かって会釈するんです。いい人だ~~という思いと、いいから試合中はプレイに専念していいよという思いと(笑)。
  • 思ったよりもボールはポゼッション風味だけど、さしたる得点の匂いも失点の匂いもしないまま、0-0で前半が終了。ようやくトイレに行けるわ。そしてソーセージを食べられるわ。山盛りソーセージを友人と分け合って食べたましたけど、いろんな味(種類)のソーセージが混じって盛られていてなかなか美味しかったです。熱々だったらもっとよかったな。ビールがあるともっとよかったな(爆)。
  • 後半13分、ヤスに代わってマコ投入。このあたりから攻撃の雰囲気が変わりました。前半は西谷があまり目立たず、王様クライトンとその手下たち(ダヴィ含む)という感じだったのですが、マコが入ると、クライトンと西谷とマコが共鳴したのか、特にその3人とダヴィが絡んだおもしろいシーンが見られるようになってきました。ときにはペナルティエリア内に向かって同時に3人くらいが走り込む(!!)ような場面も。
  • けど、おもしろいパス交換の末、最後はダヴィが相手DFを振り切ったり抜け出したりして絶好機を作り、シュート!でも、GKと1対1だととことん決められないんですね、ダヴィ。こんなことなら相手DFを抜いてしまわないで、何人か残したままシュートを打った方が決まるんじゃない?と不合理なことを思ったりして。
  • そうしているうちに相手ベンチでは新居が用意している。ああ、楽しみだけどやだなー。と思ったら、新居は馬場くんと交代ですか。ちっちゃい者同士の交代なんだな。「馬場くんのスルーパスに合わせて裏へどんどん抜け出す新居」の構図がなくなってこっちとしてはホッとします。
  • セットプレーのこぼれ球を受けての流れだったか、ペナルティエリアの左手前あたりのエリアで西谷がドリブルでゴール前へ切り込んでいこうというところで、千葉の選手が強引に西谷にぶつかり(ひっかけ?)倒します。あらまあなんて無茶なファウルを。当然に審判は笛を吹き、倒した千葉の選手にイエローカードを呈示しました。その呈示されている選手をみたら、新居じゃん。いきなりかいっ。あんたさっきのセットプレーのときはカウンター狙いで前の方に残っている役だったのに、いつのまにそんなところで乱暴守備してたのさ。というのが私の内心の声。
  • そこで得たFKはマコが蹴ったのですが、直接ゴールを狙ったボールはゴールポストのぎりぎり外を通過した、珍しく惜しいものでした。
  • 新居の動きは向かいのゴール側でしたから遠くてよくは見えませんでしたが、それでも池内や曽田さんと再々やりあっている様子はうかがえました。これまでのトラウマか、私の頭の中では新居と曽田の力関係についてじゃんけんんの「チョキはグーに勝てない」と同程度に「ソダンは新居にやられる」という強弱関係図が刷り込まれてしまっているので、新居がソダンの周囲をうろちょろするたびにほんとハラハラしてしまいました。何事もなく済んでよかったです。
  • しばらくしてプレーが途切れたとき、新居が少し近くにいた西谷のところへ寄っていき、手を差し出すようにして挨拶しました。「あれ?西谷が移籍してきたのってまだ新居がいるころだったっけ??いや、そんなはずないよな?」と不思議に思ったのですが、どうやらこれは「さっきはごめん」と、さっきのイエローカードつきファウルについて謝ったのだろうと解釈しました。
  • フクアリはやっぱり見やすくてきれいなスタジアムでした。ライトを浴びて黄色に輝くゴールネットは、去年見たときにはうらやましかったけれど、今はもうドームのネットも赤黒になっていますからね。へへん。そしてこのスタジアムでは優也の姿もまたひときわ輝くようです。あああ、やられた~~と覚悟したシュートを優也が片手で弾いたときは、なにか憑いているんじゃないかと思うほどでした(おおげさ)。
  • 後半の後半になると西谷が疲れたのか、マコ・西谷・クライトンラインがそれまでの輝きを失っているように感じたところで西谷に代わって大伍がイン。そんな大事な王位(?)を継承する形になった大伍でしたが、なかなか堂々としたプレイを見せてくれました。全体としては主に守備でかんばっている感じでしたが、入ってすぐに囲まれても持ち前の変態キープでボールを失わず攻撃につなげたシーンは目尻が下がりましたねえ。
  • 終盤、ダヴィが痛んで時間つぶしに使われた格好になった謙伍でしたが、謙伍、もっとがんばれ。
  • 0-0の結果は内容からいって妥当と思いましたが、千葉はこの程度なのかなあ??と不思議に思いました。よそのチームのことを心配する立場じゃありませんけれども。

試合終了後、ドローでしたけれどもヒーロー(?)インタビューがあるようです。

ヒーローインタビューの準備
背景になるボードが運ばれてきて準備中です。
私はkappaのボードが赤仕様なのを見てにやにや。

馬場くん
スクリーンに映ったのを見たら、ヒーロー(?)は馬場くんでした。

下着?
まるで下着姿でインタビューを受けているみたいです(笑)。

昼だとあんまり感じませんが、夜のフクアリからの帰り道はしみじみと遠かったです。延々と電車に乗って、家に着いたら夜中でした。
選手はまたすぐに試合。大変ですねえ・・・。


posted by あきっく |12:08 | コンサ周辺のいろいろ | コメント(2) | トラックバック(0)

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Re:ナビスコ第3節 ジェフ千葉戦@フクアリ

マサやん、コンディションや試合勘はまだまだ戻りきっていない感じでしょうか。
けっこー長時間、試合に出たのは昨年9/30までさかのぼるみたいですからねw

中盤のボールの譲り合いやら、巻巻とソダンの攻防
実際に見たわけじゃないですけど何だか、わかる気がしますf(^^;)
2006年の天皇杯ではあまり記憶になかったりするんですけどw
2人は、2000年の関東大学リーグ(←リンク先参照
懐かしの名前やけっこー知った名前の選手も見られますね)でも対戦しているようで
(ソダンもFWですね)この頃から、それほど大きくは変わってなかったりするのかな(←大失礼w)と思ったり。

そうそう、わたしも、新居くんとソダンの関係は
あきっくさんの思うように思っていたので
ほほ~ぅ、スコアレスドローだったのかぁ、と少々ほっとしました。

坪内くんは謙虚ですね~。
そんな選手、今まで見たことないような?

・・・にしても、ダヴィにしても、クライトンにしても
やはり、お疲れですよねww
明日の試合、2人のキーマンがどこまで粘ってくれるか・・・
砂さんに、マサやんが絡んだ攻撃を見てみたいです、みんながキレキレのときの(笑)

謙伍くんには、ほんとにも~っとがんばってもらいたいですよね。
うかうかしてると、横のんに追い抜かされちゃうぞ~。

posted by はりぃ | 2008-04-18 12:53

Re:ナビスコ第3節 ジェフ千葉戦@フクアリ

>はりぃさん
巻とソダンは大学時代からのライバルだったのですね。
リンク先見たら、ずいぶんたくさんプロ選手になった人がいて凄いなあと感心しました。
新居とソダンの関係は、はりぃさんもやっぱり同じですか(笑)
謙伍は何か吹っ切れると違ってくるんでしょうけどねえ。がんばれ!と念じるしかないです。
純貴が謙伍を追い抜かして出場してくるなら、それはそれで見たいかもと思う私は、ああ、業が深いかしら・・・。

posted by あきっく| 2008-04-18 23:07

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