2008年02月17日
【ユース】広島遠征その2 vsサンフレッチェ広島
その1に引き続き、午後の試合です。
午後の対戦相手はあの広島ユースです。 私の見ている限りではコンサは広島と対戦した覚えがなくて、広島は「ものすごく強い」というイメージはあるもののコンサが対戦したらどんな感じになるのか、楽しみ半分、怖さ半分という感じです。 Jユースサハラカップのグループ予選は地域を考慮したグループ分けになっているのか、コンサは関東・東北のチームとはよく当たるけれど、西日本のチームとは対戦する機会が多くないんですよね。それでもクラセンや高円宮杯で最近神戸やガンバとは何度か対戦しましたけれど。 次の試合までの間に他チームの様子をちょっと見てまわりました。 とは言ってもちらっとだけ。寒いからほとんどの時間は車の中でコンサの2007記念DVDを見て過ごしたんですけどね(笑)。 ガンバと名古屋 気になるのか広島の選手も見ています。 神戸とマリノス
2008/2/16(土)15:00 @呉市総合スポーツセンター コンサU-18 0-1(0-0、0-1)広島ユース (30分×2) さ、こっちも始まります。 整列して挨拶 コンサの円陣 広島の円陣 審判も寒さ対策の完全防備です。 <前半のメンバー> 25金子 19玉岡 14古田 20竹内 8鶴野 18佐藤 3松本 28上原 4熊澤 17打矢 21曵地 (広島) 11 19 10 8 14 13 12 6 2 20 1 近かったので広島の選手の背番号もメモする余裕がありました。 といっても最初だけですが(爆)。 立ち上がり、どっちも無難な入り方でした。様子窺いというのかな。 でもコンサは悪くありません。けっこう対等にやるじゃん!という感触をもちました。 いや、そういう発想自体がすでに負け犬根性かな。同じ高校生なのに。すみません。 でも、ほんと、慎重ながらいい感じで始められたようです。 前半4分、広島の左CKで8番が蹴ったボールはいい感じでゴール前に飛びましたが中で誰も合わず。触れば入りそうな雰囲気のボールだったんですけどね。ま、よかったですけど。 前半6分、怜大が上がり、チャンスを作る。CKになって、そこからもまたチャンスを作るといういい流れ。 前半9分 熊ちゃんと競り合った広島の選手にイエロー。 前半10分あたり、けっこういい感じで中盤から前で強いパスをビシッと通して回してる。むしろ広島を押している感じです。 パスを回してゴール前のいいところまではいくんですが、なかなかシュートへいく勇気がない感じ。無理して打てば打てそうな位置やタイミングでも、クロスやパスを選択する場面が目に付きます。相手は強いと思っているだけに、チャンスを無駄にしないようかえって慎重になるのかな。でもシュートを打たなきゃゴールは生まれないからね、がんばれ。 前半12分あたり、パスを回して組み立てて、最後にシュートしたのはカネくん。ふかしてしまいましたけど、それこそFWの心意気だ。がんばれ。 折良く日が差してきて観戦者にはありがたいことでした。太陽光って暖かいんだなあとじんわり暖まります。 目からも幸福な光景が入ってくるからかな。 コンサの選手は、広島の選手と1対1で負けておらず、寄せられてもボールを奪われずキープして、しっかりとパスを出せています。いいよ、いいよ。 両チームとも最終ラインをあげてコンパクトにしているのですが、広島はコンサのラインを下げさせようと思ってか、時折ロングボールを入れてきてコンサの裏を狙ってきます。 サイドバックのうっちーは、走る量もさることながら、前へいくときと相手のロングボールを予測して守るのときの判断を迫られ、頭を酷使しそうです。いい訓練になるね。 この試合でも怜大の積極的なあがりが印象的でした。よく走ります。 鶴ちゃんが左前方の無人のところに大きなパスを出し、「なぜ?」と思ったらそこへ怜大が走り込んできていたりとか。出す方も走る方もすごいや。 午前中にもちょっと思ったのですが、なんだかヒロが以前よりもアグレッシブになったように感じました。もうあと1歩というところのがんばりがねばり強く獰猛に(と言ったら変かな。荒くなったという意味ではなく)なった気がします。相手ボールを奪いに走るときとか、届きそうもないボールでも追う姿とか。代表のメキシコ遠征で刺激を受けてきたのかな。いい感じです。 前半23分、怜大が蹴った左CKから、ファーにいた清弥が折り返し、それをゴール正面で拓郎くんが足でシュート。 ふつうに前目の選手のような動きだったので、位置に戻るのをみて「あら、あれ拓郎くんだったんだ」と驚いたほど。そういえば、他にも攻めあがっていくシーンがあったようが気がする。攻撃的CB、素敵です。 前半24分、熊ちゃんが相手選手との間合いを見つつポジショニングして、入ってきたパスを後ろ足のヒールでカットし、その場に残しました。わあ、おしゃれ。そこから一転してコンサの攻撃に移れるもんね。 メモに「コンサ、攻め込んでるじゃん」とあります。 前半30分、怜大のクロスに合わせてヨングンが飛び込みます。ヨングンの足が届くより一瞬先にGKがキャッチしたため間に合わなかったのですが、あれ、触れていればゴールになる(宇宙開発しない限り)というタイミングでした。惜しかった。 結局0-0のまま前半終了。私の時計はまたもや33分でした。 思ったよりも断然いい感じの試合運びに、私はにやにやしながら 「Not bad... Not bad at all.」というフレーズが頭に浮かんだりしてます。 それでも後半どうなるだろうという一抹の不安はぬぐえないのですけど。 (試合中の様子)
後半は、鶴ちゃんがアウト。巧くんが鶴ちゃんのいた位置に入りました。 25金子 19玉岡 14古田 20竹内 36鈴木巧 18佐藤 3松本 28上原 4熊澤 17打矢 (実は途中でうっちーじゃなくて恭司郎くんが入っているのに気がついたのですが、いつ入ったのか分かりませんでした。もしかしたら後半始めからだったのかもしれません。) 後半3分、広島の選手にイエロー。前半にもイエローがあったし、それだけコンサが無理をさせてるってことだねフフフと、私の脳はひいき目たっぷりに判断します。 カネくんがタッチを割りそうなボールを渾身追いかけ、ラインぎりぎりのところで自分の体は半分外に飛び出しながらもボールを蹴る足はラインの中に残しつつボールを蹴って後ろに戻し、それを清弥につながって再び組み立てチャンスを作る場面がありました。ナイスファイトでした。 後半10分の怜大のシュートは惜しかった。シュートが左ポストにあたり、そのはね返り方がぽわんとあがったものだったため、うしろから跳ねてきたボールなのにGKがキャッチできてしまいました。 「もしかして前半の広島は本調子じゃなくて、後半になって本気になってきたらどうしよう」とハーフタイム中には無駄に心配していたりしたのですが、どうやら前半もコンサ優勢の試合運び(←私の目には)のようで楽しいです。全体の押し上げがよく効いていて、中盤で組み立てて、自分たちの形でサッカーができているようです。 後半12分、左サイドで奪われたボールを怜大が足で奪い返しました。怜大、生き生きしています。 後半12分、中央で競り合った明生にイエロー。うちの子がイエローをもらったときは、それだけがんばってるからだと都合よく感じてしまいます(笑)。 後半13分、ヨングンアウト、大地イン おっちとカネの2トップです。 そしてここで先ほど書いたように恭司郎くんがすでに入っていることを発見。 後半16分にヒロがアウトして鶴ちゃんが再度入ったあたりまではなんとか出入りを追っていたつもりだったのですが、その後は誰が誰と代わったやら分からない状況になりました。まあいいや、とそこで諦め。 とりあえず後半16分ころは 34大地 25金子 8鶴野 20竹内 36鈴木巧 18佐藤 28上原 4熊澤 32松田 17打矢 21曵地 こんな感じだったかな。 後半20分にカネくんの惜しいシュートがあった後、後半28分に失点。 広島がコンサゴールに近い位置からスローインで、受けた選手がクロスを入れ、それをヘディングで決められました。 ゴールの形自体はきれいでしたけど、それまで広島にあんまりチャンスを与えていなかっただけに、あっけないような失点でした。 ゴールが決まったことで広島の選手たちにスイッチが入ったのでしょうか。 直後の広島のシュートを曵地くんがスーパーファインセーブしたのに続き、その後広島ががんがん攻めてくる状態になりました。 びっくりしましたけれど、コンサも負けじとスイッチを入れたようで、試合終盤だというのに両チーム選手が入り乱れて走りまくるめまぐるしい展開になりました。 それで風までも勢いづいちゃったのか、なんかびゅーびゅー吹きまくりで、プレイの途中で審判がプレイを止めたのでどうしたのかと思ったらピッチの外にあったボールが風で押されて3個もピッチ内に入ってきていたのでした。 広島のGKがボールをまとめてゴールネットの裏に置いたのはさすがと思いました。そこならどんなに風に押されても入ってくることはない(笑)。 選手と風が入り乱れてのワーワーぶりで、そのまま試合終了になりました。やっぱり時計は33分でした。 謎だ。 終了後、互いのベンチにもあいさつ 【おまけ】 謎といえばもうひとつ。 曵地くんのベンチコートだけなぜ白なんだろう。
夕食は、ホテル近くのお好み焼きやさんで。 キャベツ、にんじん、もやし。 野菜がたっぷりです。 野菜とやきそばにえびや薄切り豚肉も合わせて生地ではさみ、そこへたっぷりの削り節、青のり、白ごま、小口切りのねぎたっぷりをのせ、さらに目玉焼きをのせて完成。 これで650円でした。安くて美味しくてヘルシー。 元気が広島のお好み焼きを自慢するだけあります。
posted by あきっく |07:31 | ユース | コメント(4) | トラックバック(0)
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この記事に対するコメント一覧
Re:【ユース】広島遠征その2 vsサンフレッチェ広島
おはようございます。
理性を保ちながらじっくり考えた結果が・・・広島ですね。
たぶんこうなるんじゃないかと99%思ってました。(笑)
今日の観戦も暖かい格好で・・・カゼひかないで下さいね。
posted by 奈々子| 2008-02-17 10:54
Re:【ユース】広島遠征その2 vsサンフレッチェ広島
詳しいレポで試合を観ていたように思えるぐらいです
広島ユース相手に1失点で終わったのは 私としては上出来です。
芝の色を見て、寒さが感じられます、充分防寒して観戦してください
お好み焼きが凄く美味しそうです!
posted by EIKO| 2008-02-17 11:45
Re:【ユース】広島遠征その2 vsサンフレッチェ広島
いつも詳細なレポをありがとうございます。
お留守番メンバーは、深川コーチに鍛えられています。
大ウケしました。♪
「前半24分、熊ちゃんが・・パスを『後ろ足』のヒールでカットし、・・」
去年、大己くんがこんな白いコートを着ていたのを見かけました。
内ボアが厚くて暖かいのかな?
posted by 萌| 2008-02-17 18:16
Re:【ユース】広島遠征その2 vsサンフレッチェ広島
>奈々子さん
おかげさまで、みっちりじっくり楽しんできました。
やっぱり見透かされていました・・かね?(笑)
広島はかなり寒いんだなあと実感しました。
でもおかげさまで風邪はひかずにすんだようです。
>EIKOさん
広島ユースに対しては、ユースくんたちもかなりいい手応えを感じたのではないでしょうか。
ここから先の成長度合いが正念場ですよね。
みんながんばって欲しいです。
お好み焼き、美味しかったです。
>萌さん
「後ろ足」、やっぱりちょっと思いました?
でも前足じゃなくて後ろ足だったんです(笑)
この白いコートは1枚だけだったようです。
2日目の神戸戦で、ベンチで試合を見ていた鶴ちゃんが、ふつうの黒いベンチコートのうえにさらにこの白いのを着込んでいました。
モコモコ仕様なのでしょうか。
posted by あきっく| 2008-02-18 21:16