2007年05月26日

なぜ札幌を愛してしまったのか

笹姐さんの問いかけに答えて、みなさんいろいろ綴っていますね。
私も改めて今の気持ちをまとめてみようと思いました。

チームに興味をもったきっかけは、自己紹介のエントリでも書いているとおり望郷の念からだったのですが、その後時期を追って、いくつかハマりこんだポイントを振り返ってみます。

興味を持ち始めた時期(1998年)
当時は福岡在住でした。故郷を離れてすでに早数年でしたけれど、東北や関東に住んでいたときと比べて九州は故郷から格段に「遠いところ」でした。思わずこみ上げる望郷の念。札幌や北海道につながるものが恋しく感じました。
特別サッカーに関心があるわけではありませんでしたが、ワールドカップの余韻だったのか土曜日のスーパーサッカーは普通の娯楽番組の感覚で毎週見ていました。そこで報じられるその節の試合結果。一覧で表示される対戦結果の中でも、とりわけ札幌の結果に強い関心を持っている自分に気がつきました。
毎週コンサの試合結果に一喜一憂。でも逆にいえば、スーパーサッカーで放送される結果を見るまでは試合結果も知らず、いつ試合があるのかも把握していませんでした。
スポーツを観戦に行くことになじみがなかったので、スポーツはテレビで見るものという感覚。生まれてこのかたスポーツを生で観戦したのって、子供のころ親がたまたまチケットをもらったからと言って数回連れて行ってくれた雪印のアイスホッケーの試合、大人になって関東で暮らすようになってから映画や遊園地に行くのと同じような気分で見に行ってみた横浜球場での横浜とどっかの試合(プロ野球)、福岡に住んでからは年に1,2回行ってみた福岡ドーム(プロ野球)くらいのものだったでしょうか。
博多の森でアビスパ福岡とコンサのリーグ戦があると知ってもスタジアムに行くことは思いもよらず、自宅で地元局の地上波生中継放送で観戦しました。スカパーは存在自体知らず。
スーパーサッカーの崖っぷちランキングでハラハラしつつ、参入戦の様子はアビスパとフロンターレの試合はテレビで見ましたけど、他の試合は放送があったのか覚えていない。12/5室蘭での札幌vs福岡の参入決定戦は、福岡でも放送されたので、自宅でドキドキ手を握りしめながら観戦しました。負けて残念でしたけど泣くほどではなかった。

■生観戦したいと思い出したころ(1999年前半)
1998年は、自分からは何も調べようとせず、テレビ番組や中継告知CMで自然に知る限度のコンサ情報(勝敗)で満足していましたが、J2に降格した1999年は、そういう「自然に得られる情報」は皆無になりました。試合翌日の一般紙朝刊で試合結果を知ろうと思っても確か載っていなかったような気がします。スポ紙を買う発想もなかったし。それで、インターネットなら試合当日のうちに結果速報が見れるのではないかと思いつき、速報しているサイトを探しているうちに吉原宏太の個人ファンサイトを見つけました。活況だったそこの掲示板は、私にとって初めて知るコンサ情報、サッカー情報の宝庫。一気に引き込まれ、毎日サイトをチェックするようになりました。そうしているうちに「スタジアムにサッカーを見に行く」ということがそんなに高いハードルじゃないんだなと思えてきて。福岡での試合はないので、夏休みに札幌に帰省したら一度見に行ってみようと思い始めました。テレビで見れないから見に行くしかない。まだスカパーのことは知らなかった私です。
コンサとは別に、コータファンサイトはコータの五輪一次予選での活躍に沸き返り、私も五輪予選の試合は大興奮でした。おかげでコータと同年代の選手のことを一気に覚えましたねw
コンサの生観戦デビューは1999/8/15の大分戦。テレビで見る試合とは別物と思うほどのサッカーの躍動感、迫力に圧倒され、興奮し、サッカーってこんなにおもしろいものなのかと驚きました。ルールもろくに知らなかったんですけどね。そして壮観なゴール裏。大きなフラッグがずら〜〜と並び、一斉に振られ、はためくさまは、私にとって新しい世界でした。サッカーの面白さとゴール裏のサポーターの迫力を見に、また来たい!!と強く思いました。
それからしばらくのことを初期のエントリで書いていますので、よかったらそちらをどうぞ。(自己紹介エントリ末尾にリンクをまとめてあります。)

■チーム愛を自覚したころ(1999年末〜)
1998年に初めてテレビでコンサの試合を見たときに気になった選手がコータだったし、その後コンサ情報を得るのもほとんどコータのファンサイトだったため、初期の私にとってはコンサ=コータで渾然一体でした。分ける必要がなかったから。でも1999年末にコータがどうやらコンサから移籍しそうだということになって。漠然と、「コンサの選手だからコータを好きになったのであって、コータが移った先のチームを応援することにはならないだろうな」と予想はしていたのですが、いざ現実にコータ移籍に直面してみると、それはもう、悲しくて悲しくて・・・。いい大人がいったい何ごと?と自分でも驚くほどに声をあげて大泣きしてしまいました(汗)。
でもその「悲しさ」は、コータに捨てられ、出て行かれたことの悲しさです。私は明確に自分の位置をコンサに置いていたんだ、と、後から気がつきました。
2000年になって、確かナビスコだったと思うけれど、コンサがガンバと対戦して、コータも出場したことがありました。新宿のスポーツカフェに集まってみんなで厚別での試合を見た覚えがあります。どっちを応援しようか複雑な心境になるかなと思っていたら、なんのなんの。コータはコンサの選手のじゃまをする単なる対戦相手にすぎませんでした。対戦中コータがシュートをはずすと、心に一点の曇りもなく嬉しかったですもんね(笑)。

■増える人の輪(2000年〜)
コータファンサイトの掲示板でのやりとりをきっかけに、1999年終盤から少しずつサポーターの知り合いができはじめていましたが、1999年末に初めてサポ宴会に参加して、その後2000年にはあちこちのスタジアムに行くようになったことで知り合い、友人がどんどん増えました。顔と呼び名は知っているものの、本名も仕事も住所も詳しくは知らないようなサポ仲間が集まって、車に乗せていってもらって数時間コンサ話だけで盛り上がって遠征したり宴会をしたり。
こういう友人たちと知り合ったことが、深みにはまる第2ステップでしたね。

■クラブ状況に対する関心(2002年〜)
コンサを見に行くようになってしばらくは、試合に行って、応援して、楽しんで、ということだけで過ごしていましたが、岡田監督が退任したころから、クラブの経営方針や将来の展望についても関心を向けるようになりました。
その前から、後援会やファンクラブへの入会や、サポーター持株会への参加(いわゆる「エメ基金」のときw)するなど「コンサはお金がないチームだからサポーターが出すお金も大事」との意識は持っていましたが、単にお金を出して気が済むだけじゃなくて、クラブのあり方にも思いをめぐらすようになったのです。何か役に立つことができるわけでもなく、ただ勝手に考えているだけですけどね。
これはもう、いわゆる「病膏肓に入る」っていう状態ですよね。
目の前の試合の勝敗や、1シーズンの成績(J1に昇格するか、とか、J1に残留できるか、とか)だけじゃない、もっと長いスタンスでチームとクラブを見たい気持ちになり、この時期に私の中にしっかりとコンサドーレが根を張ったのだと思います。
もう身体の細胞のひとつひとつにコンサが張り巡らされて一体化しているので、死なない限り私からコンサを除去することはできないでしょう。

■まとめ
うわ、長くなっちゃった。
簡単にまとめると、
きっかけ → 郷土愛
リピーターになった理由 →ゴール裏のサポーターとサッカーの魅力
はまった理由 →サポ仲間の存在
染まりきった理由 →「サポがチームを支えなきゃ」勝手な使命感

こんなとこでしょうか。

posted by あきっく |12:37 | 日常 | コメント(5) | トラックバック(1)

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こうして私達は札幌を愛してしまった 【F-L-H】

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Re:なぜ札幌を愛してしまったのか

はじめまして

楽しく、ほほえましく読ませてもらいました。
コータはどうしているんでしょうね。

posted by 厚別の住人 | 2007-05-26 15:18

Re:なぜ札幌を愛してしまったのか

長文 乙w

好きな選手が移籍するときに
自分が選手よりもチームを選んでしまったことに気付くケース
これも多いっす!

posted by 笹姐 | 2007-05-27 20:29

Re:なぜ札幌を愛してしまったのか

>厚別の住人さん
ようこそいらっしゃいませ。
コメントありがとうございました。
昔のことをなんか懐かしく思い返してしましました。
コータは大宮で、最近はよく試合に出ているようですね。(けど詳しくは知らないw)
せっかく移籍したのだし、出番をつかんで活躍してくれたらいいですね。

>笹姐さん
笹さんのところに集まっているいろんなきっかけ話を楽しませてもらっています。
選手の移籍って、無意識にせよ「どっちを選ぶのか」と選択を突きつけられる場面ですものねえ。

posted by あきっく | 2007-05-29 06:05

Re:札幌と選手を愛して

>無意識にせよ「どっちを選ぶのか」と選択を突きつけられる

私はコンサでがんばった人、それが結果が出まいが、試合に出れなくても、そして移籍したとしても、その人は「コンサびと」と思っています。もちろん例外人物は複数いますが、ほぼ全て。それがたとえ斉川でも、そうですと言い切ります。

ただ、選手もチームも「愛する」ことができないんです。実感としてどういうことかわからない(あー性格破綻者っつーのがばれちゃったorz)。私は「情がわく」「ほれる」というスタンスでいっているので、あんま説得力ねぇなぁ。

posted by さいとー@横浜 | 2007-05-30 22:42

Re:なぜ札幌を愛してしまったのか

>さいとーさん
「愛する」と「ほれる」「情がわく」って別の概念なんですか?
今度その違いをじっくり・・・(笑)

posted by あきっく | 2007-06-09 03:22

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