2012年02月27日
【熊本キャンプ】 2/26日練習試合vs大分@大分スポーツ公園
2012/02/26(日)12:00 @大分スポーツ公園サッカー・ラグビー場 コンサトップ熊本キャンプ15日目 【練習試合】 コンサドーレ 1-2(1-1、0-1)大分トリニータ (45分×2) 得点者:三上陽輔(前半18分)、キム・チャンフン(大分・前半28分)、森島康仁(大分・後半29分) 今日のトップチームのスケジュールは、昨日の練習試合に出場したメンバーは9:30から熊本のKKウイングで練習を行い、それ以外の選手(出場時間の短かった選手を含む?)は12:00から大分で大分トリニータとの練習試合というものでした。できれば両方見たいけれど、どう考えてもハシゴは無理ですよね・・・。 というわけでKKウイング組を諦め、大分へ向かうことにします。昨日の練習試合は非公開だったから、主にそっちに出た選手の姿はとうとう熊本キャンプでは見れずじまいということになりました。(奈良くんのサインも欲しかったのに・・。涙) (公開された昨日の午前練習の様子は→こちら) 熊本駅から新しくできた九州新幹線に乗ります。初めてなので楽しみです。
熊本から大分へ向かうというのに、博多・小倉方面へ向かうというのは不思議な感じ。いくら方向音痴の私とはいえ「なんだか逆方向だよね・・」くらいの感覚は感じます。え?違う? 私は知らなかったので素直に乗換案内の言うまま新幹線で小倉まで戻って、小倉から特急ソニックに乗り換えたのですが、chooさんは新幹線は久留米までで、久留米から特急「ゆふ」で大分に向かうんですって。確かにその方がショートカットな気がする。運賃も安いらしい。・・でも時間はそちらの方がかかるようです。ま、いいか。 熊本駅の売店には「くまもん」がずらり。 ここから新幹線に乗りまーす。
というわけで、今回はさほど苦労もなく(途中うっかり高校の敷地へ迷い込んで引き返したけど)大分スポーツクラブに着きました。大分がふだん練習に使っているグラウンドのようですね。周囲のピッチではいろんなサッカーの試合が行われていたり、とっても賑わっていました。 コンサの試合は・・、あ、あそこだ。 赤黒の練習着の姿が見える方へ近寄ってみると。ピッチの周りは観戦できるスペースが多くなく、その限りあるエリアにはすでにかなりの人垣ができています。 なんとか座っている人の後ろのポジションを確保して、ピッチは見ることができたのですが、向こう側のゴールの手前寄りあたりは人垣の影になっていて「心眼で見る」状態です。 遠征メンバーは誰が来てるかな~。 ピッチでアップしている選手たちをさっそくチェック。 拓馬と純貴がいますね。 で、このときは気づいていなかったのですが、写真を見直すと奥の方に大分ジャージの人と談笑する前俊の姿が写っていました。 現地でお会いしたクラシックさんの話によると、私たちが着く前に前俊がピッチ周囲を歩いて、大分サポの人たちに顔見せ?挨拶?をしていたそうです。 そっかー。せっかくだからと一緒に来たのね。 準備している選手たちを見ると。 あら。背番号がバラバラです。これ、カモフラージュなの? メンバーをあからさまにしちゃまずいですか? (直近の試合を見据えたメンバーというわけじゃなさそうですし、大丈夫ですよね?) 大分の選手たちが先にピッチに出てきました。 コンサはヒロがゲームキャプテンのようで、先頭で出てきました。 ヒロが27を着けています。拓馬から27を取り返した?(笑) 岡山が13番で、慎也くんが5番です。 貴之が20で、裕樹くんが29で、キリノは19、拓馬は18、杉山さんは28 頭がごちゃごちゃになりますw 整列 陽輔が22、貴哉くんは25 コイントス エンドを入れ替えるようです。これは大分が選んだのかな。 前半開始時のコンサの円陣 コンサのキックオフで前半スタートです。 <前半のメンバー> 19キリノ 22三上陽輔 18荒野拓馬 27古田寛幸 20前貴之 29宮澤裕樹 5上原慎也 13岡山一成 25小山内貴哉 2日高拓磨 28杉山哲 (交代) ハーフタイム 宮澤裕樹、小山内貴哉 → 榊翔太、ジュニーニョ 後半13分 キリノ → 横野純貴 後半26分 荒野拓馬 → 中原彰吾 後半39分 上原慎也 → 小野能寛 (出場なし) 高木貴弘(ピッチ周囲をランニング) 前田俊介(見てるだけ) 前半は、私たちの目の前のゴールに向かってコンサが攻める方向だったので、できればたくさんこっちでプレーして欲しいなあと思っていました。そして望みどおり立ち上がりはわりとこちら半分でのプレーが多かった感じでした。 後ろから少しずつ組み立てて、ヒロや拓馬が絡んでチャンスを演出し、キリノを裏へ走らせたり。慎也くんが「サイドバックだよね?・・もしかして3バック??」と迷うような高い位置をキープしてどんどん前へチャレンジしていくのも楽しいです。 前半15分、ヒロが右サイドを駆け上がってゴール前へいいクロスをあげました。キリノがゴール前へ飛び込みますが、あとちょっとで合わず。惜しい。ヒロのサイドがこちら側だから、私たちのすぐ目の前でプレーしてくれて、いろんな小技までばっちり見えて、もう楽しいったら! ヒロはさすがだわ~と唸ってしまいます。 前半17分、大分のシュート。遠い側のゴールなので細かいことは見えないのですが、ボールをキャッチしようと出てきた杉山さんと競り合うような形になって、自由がきかず、枠に行かなかったという感じでした。 コンサのベンチのようす 前半18分、拓馬がピッチ中央でボールを持って、前へ進もうとしたところ対峙する相手選手に進路を阻まれました。どうする?と思って見ていたら、拓馬はクイッと振り幅の大きな切り返しで相手をかわして振り切り、左前方にいた陽輔にパス。陽輔は止めようとしてくる相手を強気にぐいぐいとすり抜けてかわして、そして自分でそのままシュート。ゴール正面から豪快なシュートをズバッと決めました。(1-0) 思わず大分サポの中に混じって見ているのも忘れて大きな歓声を挙げてしまったくらい、力強くて美しいゴールでした。 陽輔やるじゃん(*^_^*) もっとも、ゴールが決まったときには私はその前の拓馬の切り返しに興奮していたんですけどねw 陽輔はその少し前のプレーで「えー、そこで戻しちゃうの?」と思ったのがあったので、このシーンではぐいぐい前を向いて進んでいけたのが良かったと思うな。 前半の半ばくらいまではコンサがわりと優勢に進めている感じだったのですが、次第に大分の攻撃が鋭さを増してきました。やられっぱなしとか崩されまくりという気はしないのですが、ぽーんとゴール近くまでボールを運ばれると、そこから先の前線の攻撃に迫力があるのです。 前半23分には、思わず失点を覚悟した決定的なシュートを、ゴール前にカバーに入った岡山が頭でクリアしてピンチを免れました。岡山さんありがとう。 前半25分あたり、慎也くんが右サイドの高い位置で相手に勝負をしかけて抜いていくのが素敵☆と見惚れたり、拓馬が飛んできたボールを足先でちょんと触ってコントロールしてから好きなように料理するところが素敵☆と見惚れたり。 貴哉くんが身体を張った守りでゴール前で相手ボールをクリアしたり。貴之が中盤でお洒落に左右の足を駆使してボールを絡め取ったり捌いたり。 前半27分、ちょうど私の視界からは陰になって見えないあたりで双方の攻防があって、コンサのファウルをとられたようです。 コンサのペナルティエリアの角左手前あたりで大分のFKになりました。 ボールの近くに壁になって立っているのは陽輔、ヒロ、貴之の3人。 ちょっと低めな壁の気がする・・・w と笑っていたら、大分の選手の蹴ったFKはゴールのニアサイドを狙い、杉山さんの手がぎりぎり届かないかと思ったら左ポストに当たってはね返りました。でもそれを押し込まれてしまいました。(1-1) 前半30分、コンサの右サイド、私たちのすぐ目の前をヒロがドリブルで駆け上がっていく・・と思ったら相手に進路を塞がれて、ヒロはヒールでボールをちょんとバックパス。そしてそれを自分で拾って角度を変えて抜いていくという鮮やかな技を見せ、変態ぶりにはもうたまらなかったわ(*´д`*) その後日高がドリブルで中へ切れ込むようにしてゴールに迫り、シュートまで持ち込みたかったけれど相手に当たったボールがはね返って再度自分に当たってゴールラインを割ってしまい、日高ゴールはなりませんでした。チャンスだったわあ。 前半32分、大分の右CK。GK杉山さんがキャッチしようとしてボールをこぼしそうなり、バウンドしたボールを何とか押さえるというあわわわなシーンもありました。 前半35分、貴哉くんが倒され、相手にイエローが出されます。 前半37分、断続的に大分のCKが続くなあという感じ。 前半40分、日高のクロスを陽輔がゴール正面でワントラップ、シュート。相手GKにキャッチされてしまいました。 前半45分、1-1のまま前半終了となりました。 (前半は貴之が目の前でCKを) (CKはもっぱら貴之が蹴っていた気がします。) 後半は翔太が出てきました。お、出るのね。点とっちゃえ。 大分のキックオフで後半スタートです。 <後半のメンバー> 19キリノ 7榊翔太 22三上陽輔 27古田寛幸 20前貴之 18荒野拓馬 17ジュニーニョ 13岡山一成 2日高拓真 5上原慎也 28杉山哲 裕樹くんが抜けて拓馬がボランチに下がり、左SHにいた陽輔がトップ下にずれて、そこに翔太が入りました。そして最終ラインではCBに入っていた貴哉くんに代わりジュニーニョが入り、日高がCBにずれてジュニーニョは左SBのようです。 ようです、ってそう理解するまでにけっこう時間がかかったのですがw 翔太が出たのだから、後半は翔太が点とるところを見たいなあと思っていたのですが、残念ながら後半はあちらの遠い側のゴールへ向かって攻める方向。しかも翔太が駆け回る位置あたりは人垣の死角に入って見えないのです。残念すぎる~。よく見えないけどがんばれ~。 というわけで、おのずと視線は比較的近い位置にいるうちの守備陣に向かいます。 日高さんがCBって最初目を疑いましたよ。 何かの流れでカバーに入ってそのままになっているのかな?とか。 岡山が真ん中で右に日高、左にジュニーニョの3バックなんだろうか?とか。 目を凝らしてみたけど、やっぱり慎也くんは(高い位置に張ってるけど)右SBのようですし。 ジュニーニョはレフティなんですね。 健作より一回り大きいけれど、健作を思わせる選手でした。 CBじゃなくてSBをやっているのはちょっと意外でしたけど、とりあえず慣れるまでってことなのかしら。隣にいる岡山さんともコミュニケーションに苦労している(意図がぴったりフィットしない)感じのところが見受けられましたから。でも基本的にやることはブラジル人っぽかったし(長い脚で変態)、この先楽しみだなと感じました。守備のことはさっぱりわからないながらも(爆)。 後半9分ころ、GKの杉山さんがコーチングする中で、「たくま!」「たくま!」と日高にかける声がけっこう聞こえます。 「たくま」というとつい荒野拓馬を思い浮かべてしまう私は、「『たくま』って2人いるけど、ややこしくないんだろうか?」などとつぶやいていたのですが。 ちょうどそのとき最終ラインに入っている日高が、ボランチの拓馬に向かって「たくま!」と声をかけたのです。 あ゛! いま拓磨が拓馬を「たくま」って呼んだよね?! 「うん、呼んだ。聞こえた。」 日高は私たちの近い位置にいますから、はっきりちゃんと聞こえたのです。思わずみんなでうひゃうひゃ喜んでしまいました。 たくまがたくまをたくまって呼ぶときってどんな気持ちだろー。ややこしやー、ややこしやー。 ふだんどうやって呼び分けているんでしょうね。 ピッチの脇では純貴が待機しています。 後半13分、キリノに代わって純貴が入ります。 がんばれ~。 後半20分、大分の左からのクロスが、ゴール前中央から少しファー寄りのあたりのデカモリシのところへ飛びました。あ、危ない。ジュニーニョがついていたのですが、寄せきれなかったのかな、デカモリシはずどん!と豪快なヘディングシュートを炸裂。あ!と思ったらGK杉山が片手で弾いてCKになりました。すごいっ、ありがとう。ナイスキーパー。 後半23分、デカモリシの出したスルーパスが岡山とジュニーニョの間を鮮やかに切り裂きました。大分の右サイドから回り込んだ選手がそれを受けて、あわやフリーでゴール右手前からGKと1vs1の場面です。ボールを受けてワンタッチですぐにシュートされていたら為す術なかったでしょうが、ちょっともたついて時間がかかっている間にコンサの選手が戻ってコースを切ったりして、なんとか対応してしのぎました。 こちら側でのプレーは攻め込まれるシーンばかりで(あたりまえ)コンサが攻めていくのは遠くてよく見えないせいもあるのかもしれませんが、押されてるな~という時間帯になっています。中盤がスペース空いてしまうのかもしれません。 (試合が始まるころはそうでもなかったのですが、後半くらいになるとかなり冷え込んできました。もはや原型をとどめていない方々。) 後半26分、拓馬に代わって彰吾(8番)が入ります。そのまま同じ位置で、貴之と彰吾のダブルボランチになりました。 23横野純貴 7榊翔太 22三上陽輔 27古田寛幸 20前貴之 8中原彰吾 17ジュニーニョ 13岡山一成 2日高拓真 5上原慎也 28杉山哲 後半28分、ヒロが右サイドの高めの位置から仕掛けていって、右CKを取りました。蹴るのは貴之です。いいボールがファーに飛んで、それを岡山が頭で合わせようとしたんですが、うまく合わなかったようです。位置取りからするとゴールの匂いがしたんだけどな。 後半29分、そのCKからカウンター気味にだったと思うんだけど、コンサの後ろが薄めになっているところを素早くボールを運ばれて、コンサゴール前の広いスペースでコンサの選手と大分の選手が2vs2くらいの状況でした。大分の右サイドからクロスがあがり、それをゴール正面でどフリーだったデカモリシが頭でずどん! 今度は杉山さんもさすがに止められなくて、決まってしまいました。(1-2) あの状況でデカモリシなら、そりゃ決めるよね(汗)。 後半31分、彰吾がボールを持った相手に近寄りボールをカットして前へ進みます。いいじゃん。大きく強くなった彰吾の身体はプロ相手でもけっこうやれるんだな(*´д`*)と嬉しくなります。カットした後にうまくチャンスにまではつながらなかったのですけどね。 後半33分、翔太とかヒロとか彰吾とかでいろいろ絡んで(うはうはして詳細再現不能)ボールを回してチャンスをうかがい、最後は左サイドから陽輔が中へパスを出し、それを貴之がゴール正面の少し遠目の位置から思いきりシュートしました。・・・・打ち上げちゃった。残念。 いよいよ小野くんも入りそうです。 後半39分、慎也くんに代わって小野くん。そのまま右SBへですね。 23横野純貴 7榊翔太 22三上陽輔 27古田寛幸 20前貴之 8中原彰吾 17ジュニーニョ 13岡山一成 2日高拓真 9小野能寛 28杉山哲 後半41分、小野くんがタイミングよく右サイドを走り出して、日高からのボールを引き出しました。いいね~。 後半42分、彰吾が前目の位置で相手ボールを奪い取りました。そして右側からゴール前へ駆け上がってくるヒロに合わせて右斜め前方へパス。一気にチャンスになる動きでしたが、彰吾のパスはヒロの足元に入ってしまって、すぐにシュートにはいけませんでした。思うに、彰吾が予想していたよりもヒロのスピードが速かったのだと思います。このあたりもユース同士でやっているときとは違うな~って感じたかもしれません。勝手な想像ですけど。 後半43分、彰吾がボールをちょんと触ってフェイントで相手をはずしてから前方へパス。いいね。 後半45分、大分のビッグチャンス。デカモリシがシュートしたのを杉山がブロックしたんだったかな、そのこぼれをシュートされたのを押さえたのだったかな。詳細忘れてしまったけど、とにかく1点ものの大ピンチを杉山さんがビッグセーブで防いだところで試合終了の笛。 1-2で試合終了となりました。 終了。 お疲れさまでした。 全体を振り返って素人目の感想としては、やはりヒロは別格だったわ。活き活きとキレのある攻撃は見ていて楽しかった。 慎也くんの超強気SBも頼もしかったです。あのメンバーの中では力強さが目立っていました。 そして拓馬もすっかりトップのプレーになじんでいるんだなあと感じました。強さとか速さとか。おもしろいアイディアのプレーとか、拓馬らしさが出ていたと思います。 貴之は中盤でキラリと光るプレーを見せていましたね。ところどころ巧さが発揮されてるよなと感心しました。でもペースというかリズムがゆっくり目のところがあって、いいパスだけどその強さだとカットされちゃうんじゃない?通らないんじゃない?と思ったシーンもけっこうありました。それは彰吾も同じでしたけど。 陽輔はゴールシーンは素敵でしたけど、後半はよくわかりませんでした。遠いサイドだったので。それは翔太も同じで、残念だわ。後半は翔太や純貴や「プレースタイルは『犬』」タイプの選手がボール(と相手選手)を追い回しているのは楽しかったけど、翔太も純貴も目立ったチャンスは作り出せていなかったかもしれない。遠くてよくわからなかったせいかもしれないけど。 貴哉くんはCBでしたが、持ち味の身体を張った守備をうまく発揮していたんじゃないかな。岡山さんにずいぶん助けてもらっていたかもしれないけど、J2主力の攻撃陣と渡り合うなんて慣れないポジションながら良い経験になったでしょう。 小野くんはちょっと時間が足りなかったね。もうちょっと時間があればもっと良さを発揮するチャンスがあったかもしれないなあと残念でした。仕方ないけどね。
試合後、大分サポに囲まれる前俊。さすが人気です。 「翔太くん、サインお願いできますか?」 サインするのもレフティーなんですね。 ありがとう、がんばって。 「フル出場だったね~。」「疲れました(笑)」 充実した表情してますね。 というわけで、いただいた翔太のサイン。 「さかき」なのね。 こちらは貴之のサイン もしかして漢字で「前」って書いてる? 帰りは大分空港でけっこう時間があったので、大分名物「とり天」をいただきました。 唐揚げじゃなく、衣をつけて揚げてあるのです。 ポン酢、柚子塩、レモンなどお好みの味で。熱々で美味し~。
posted by あきっく |09:40 | コンサ周辺のいろいろ | コメント(0) | トラックバック(0)
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