2011年11月05日
【Jユースカップ2011】予選リーグ 山形ユース戦@山形第3
2011/10/30(日)13:00 @山形県総合運動公園第3運動広場 【Jユースカップ2011】第19回Jリーグユース選手権大会 予選リーグCグループ コンサU-18 2-0(0-0、2-0)モンテディオ山形ユース (45分×2) 得点者:前貴之(後半7分)、堀米悠斗(後半27分) コンサの警告等:永井晃輔(黄) Jリーグ公式サイト内の大会公式サイトは→こちら J'sGoalのJユースカップ特集ページは→こちら 大会日程等の案内エントリは→こちら
Jユースカップ予選リーグの2試合目は、アウェイでの山形ユース戦です。 会場はいまだに「ベスパ」と言ってしまうNDスタジアムのある山形県総合運動公園の端にあるサブグラウンド。山形県総合運動公園に行くのも久しぶりだなあと思いながら向かいました。 第3グラウンドはきれいな天然芝ピッチで、ネットの外側にはコンクリートの階段状スタンドもありました。いいグラウンドじゃないの~。
選手たちが準備をしています。ちょっと人数少なめかな? こちらは山形の選手たち。さすがホームだけあって大人数です。 ベンチ入りメンバーのほかに、運営のお手伝いをする選手たちも一緒に話を聞いているのかな。 ピッチに入る前に選手・スタッフ全員で円陣 山形の円陣は大きな輪になっています。 ということで今回のメンバー表です。 大会規定ではベンチ入り人数は18名までとなっていますが、コンサの控え選手は4名。総勢15名のベンチメンバーです。 経費節減のためかな・・・と思いましたが、後で知ったのですが10/28(金)~10/30(日)にかけてBチームは練習試合連戦する関東遠征に出かけていたそうで、そちらとの兼ね合いだったのかもしれません。拓馬や貴之もいるのには驚きましたけれど。 選手入場 がんばれ~。 整列 握手をして挨拶をし、 さあコイントスだ・・・と思ったのですが、あれ? 山形のキャプテンが何か呼ばれているようで 先に写真を撮るようです。 というわけでナガコウはしばらく待ちぼうけ それからコイントス 前半開始時の円陣 山形の円陣 山形のキックオフで前半スタート <前半のメンバー> 18下田康太 7鈴木貴大 14神田夢実 17中原彰吾 6堀米悠斗 10荒野拓馬 8前貴之 24内山裕貴 4永井晃輔 12山下泰明 21阿波加俊太 (控え) 1今岡亮介、9近藤勝成、13津川暢彰、15中川雄貴 (交代) 後半22分 鈴木貴大 → 中川雄貴 後半27分 神田夢実 → 近藤勝成 後半37分 山下泰明 → 津川暢彰 出だしからコンサ優勢の立ち上がりでした。開始45秒で彰吾がさっそくシュートを放ちます。枠の少し左上でしたけど。 前半8分には貴之からのパスを受けたゴメスが左サイドから素敵クロスを入れ、それをしもっこがヘディングでシュートしてビッグチャンスになりました。決まらなかったけど、すごく惜しかった。 最初の10分くらいは、コンサが圧倒的にボールを支配してチャンスをうかがう展開で、山形の選手たちはほとんどボールに触れなかったんじゃないかしら。ボールを取りにいってもコンサの選手たちは相手を引きつけては悠々とパスを回し、こりゃこの先どうなるんだろう?と思わせました。 でも10分くらい過ぎると、さすがに山形の選手たちもボール展開のスピードに慣れてきたのか、だんだんと積極的な姿勢が見えるようになってきました。コンサのボールをカットしては、味方につないでスピーディにコンサゴールに向かう・・・シーンもちらちらと出てきています。 前半11分には山形の左CKがありました。 前半12分、コンサが左サイドで流れるように順々につなぎながら持ち上がり、素敵な攻撃 前半19分、夢実が相手選手を2人くらい引きつれながらドリブルで上がっていき、ゴール前へクロス。彰吾がいい形でシュートしましたが、枠の上でした。惜っしい! (前半のワンシーン) 前半21分、彰吾とかゴメスとか拓馬、ターボ、そのほか分かんなくなるくらいたくさんで流動的に絡んで山形ゴールへがんがん攻めかかります。最後は貴之のシュートでした。 前半22分、ターボがスピードを活かして相手を振り切り、スペースを駆け上がります。そのままフリーでシュート打つ?と思ったらゴール前の良い位置にいたしもっこに横パス。チャンス!! しもっこのシュートは相手DFに当たってコースが変わり、ゴールラインを割りました。うーん、残念。 前半22分、それで得た左CKを蹴るのは貴之です。貴之が蹴ったボールはぐいーんと巻くようにしてファーのサイドネットあたりですっぽりゴールに入るかと思いました。誰か触ればゴールになる感じのボールでしたが、触れず、残念でした。 圧倒的に攻めているわりにはまだゴールがないんですよねー。そろそろ誰か決めて欲しいぞー。 前半25分、拓馬が中央でひょいひょいとボールを運び、左側の夢実にパス。夢実はすいっと進んだと思うと、裏へ抜けようとするターボへの先へ思わず「おっ!」と声が出ちゃうようなキラッ☆としたスルーパスを出しました。残念ながら相手選手に当たって通らなかったのですが、通ればビッグチャンスになるところでした。惜しかった。 前半26分、夢実のシュート。右CKになりました。蹴るのはゴメス。 前半28分、夢実が左サイドから弾丸ミドルシュート。クロスバー直撃で、決まりませんでした。惜しいわあ。 前半31分あたりまで、楽しいシーンが満載で、ごめんいちいち描写しきれない。って感じです。選手が入り乱れてボールをつないだり運んだりするアイディアが楽しくて、見ていてワクワクするのですが、そういえば圧倒的な雰囲気の割にはシュートの本数はそんなに多くないかも。山形CBの4番くんが嫌な位置にいて、チャンスの最後のところを潰されたりするのよね。高橋樹生くんっていうのか。いいDFだわ。 見ていてやはり双方の地力には差がある感じで、山形はどうしても自陣に押され気味になるのですが、引きこもって守ってばかりという姿勢じゃないのは好感でした。隙あらばボールを奪って攻め込んでやろうという気持ちが見える「奪う守備」で、実際に何度かボールをスピーディーにつないで、コンサゴール前まで攻め込んでいましたもの。 前半33分、ペナルティアークの手前、正面の位置でコンサのFKになりました。 ボールのそばに立っているのは右にゴメス、左に貴之。 貴之が蹴ったボールは直接ゴールへ向かい、クロスバーに弾かれました。惜っしい!! 前半35分、今度は山形のFK ペナルティエリアの右斜め手前、ちょっと距離のあるところからです。 蹴るのは4番高橋くんです。 守るコンサの選手たち 高橋くんの蹴ったボールはゴール左下隅のすぐ手前でワンバウンドし、ギリギリ枠の外へ弾みました。 「あっぶねー!!」 見ていた私たちは思わず声が出ました。 前半37分、貴之のクロスをしもっこがゴール前でワントラップしてスルッとターンしてシュート。かっこいい! でもちょっと威力が足りず?相手GKにキャッチされてしまいました。残念。 前半39分、山形の右CK 前半43分、彰吾とヤスの連携で右サイドから崩し、ヤスのクロスをしもっこが頭で合わせます。でもしもっこのヘディングシュートは枠の上へ浮いてしまいました。ジャンプしかけたところへボールが来てしまった感じの、身体は上へ上昇しながらのシュートだったので、難しかったかなと思いました。 前半45分、ロスタイムはほとんどなく、前半終了となりました。攻撃の楽しい形はたくさん見れましたがゴールはなく、0-0での折り返しです。 後半はコンサのキックオフでスタートです。 選手交代はありませんでした。 <後半のメンバー> 18下田康太 7鈴木貴大 14神田夢実 17中原彰吾 6堀米悠斗 10荒野拓馬 8前貴之 24内山裕貴 4永井晃輔 12山下泰明 21阿波加俊太 後半4分、右サイドから彰吾、ターボとつないでターボのクロス。これをしもっこがシュートしましたが、枠の右でした。 後半5分、するすると流れるようにつないで最後は左CKになりました。蹴るのは貴之です。貴之の蹴るボールは以前よりなんだかゴールの匂いが増したんじゃありません?色気ムンムンに感じます。 後半7分、夢実が倒されそうになりつつもボールをはたき、前へ抜けていくボールを貴之がおさえて、ゴール左側から攻め込もうとします。貴之は左側の角度のないところからクロスをあげるのかな?と思ったら、いきなりそこからシュートを放ちました。ボールは右側のポストに当たり、はね返ったボールは左サイドネットの内側に当たって絡まるようにしてゴールの中に収まりました。 わー!!決まった~~!(1-0) いやあ、貴之ってばテクニシャンだわあ。 貴之はコーナーポストの近くにいますから、みんなが駆け寄ってくるにはちょっと時間がありました。 その間に貴之はひとり、ゴールパフォーマンス。 やだあ、大人っぽい(*゚∀゚)=3ハァハァ 胸のエンブレムを掴んでいます。 そして小さくガッツポーズをしています。 夢実が駆け寄り しもっこも駆け寄り ターボや うっちーも。 しばらくトップに合流していたせいか、なんだか貫禄を感じさせる貴之です。 後半9分、ナガコウにイエローカード。コンサのペナルティエリアに近いところで相手選手に前を向かせまいとして、後ろからいっちゃった感じになりました。 コンサは攻められるシーンがあまりないのでそれだけに集中力を保つのは難しいのか、この日のうっちーは時々ぽかっと軽いプレーをしてみたり、先週のレッズ戦よりちょっと不安定でした。それでナガコウに負担がかかるシーンがあったかもしれません。まあ、そこをカバーし声をかけてコントロールするのもキャプテン・DFリーダーの役目ですけどね。って厳しい要求をしてみたり(笑)。 山形の4番高橋くんが蹴ったFKはクロスバーを越えていって助かりました。 後半14分、拓馬がゴール前でワンフェイントを入れ、すいっと相手選手をはずしてシュート。これもまた左ポストに当たってはね返りました。わー、またー? 山形のバー・ポスト選手、活躍しすぎ~。 でもはね返ったボールはゴール右手前でフリーで待つ夢実のもとへ。 チャンス!! 夢実はフリーで難なくボールをゴールに蹴りこむ・・・はずが、ボールは枠の右へ行ってしまいました。えーーー。残念。 後半16分、夢実が変態ドリブルで相手選手をかき分けて進み、貴之へパス。 後半17分、山形の選手がコンサのゴール右手前からシュートを放つ・・と思ったら、豪快に打ち上げてしまいました。周囲を囲むネットを越えて外へ出てしまうんじゃ・・?とボールを目で追っていると。 あら。あんなところに! 乗っかったまま落ちてきません。 拡大図。 すっぽりとはまっています。 コンクリート柱だから揺すって落とすこともできないだろうし、どうするんだろ・・と思ったきり私はその後見ていませんでしたが、見ていた人によるとボールをぶつけて無事落とせたそうです。 よかった。 後半19分、相手DFの裏へ通すスルーパスに合わせ、ターボが裏へ抜け出そうとしましたが、その前に山形4番くんにボールをクリアされてしまいました。うーむ。 でもそれで左CKになりました。貴之が蹴りました。 後半21分、選手が中央で入り乱れて相手を翻弄し、大きなサイドチェンジで左右に広く振ったり、あげくにお洒落なスルーも挟んだりして崩しまくり、楽しいシーンになりました。こういうときに中盤で躍動するゴメスは出色ですよね。 後半22分、ターボに代わって中川くんが入ります。 そのままトップの位置に入り、しもっことナカの2トップです。 18下田康太 15中川雄貴 14神田夢実 17中原彰吾 6堀米悠斗 10荒野拓馬 8前貴之 24内山裕貴 4永井晃輔 12山下泰明 21阿波加俊太 後半23分、夢実が左サイドからゴールに迫り、そこからは波状攻撃というかなんというか。ゴール前で再三のチャンスになり、何度のシュートも打ってるのに、なぜゴールが決まらないのか不思議なほど。ゴール前に結界でもあるのかしらんと思うほど。自分たちも攻め込み過ぎてゴール前に人数が多すぎる(相手も味方も)のかもしれませんけどw 最後はこぼれてきたボールをしもっこがシュートし、相手GKがキャッチして終わりました。 後半27分、ゴール前がごちゃごちゃしちゃうならこうすれば良い、というわけでもないでしょうが、中盤でフリーでボールをもったゴメスがゴール正面からミドルシュートを放ちました。距離にして30メートルくらいあったんじゃないかと思いますが、ボールはそのまますっぽりとネットの中へ。 わーーー!!決まったぁーー!(2-0) ゴメスのビューティフルゴールです。 (帰ってから同時刻に行われていた厚別での試合のダイジェストを見たら、河合キャプテンが同じような感じでゴラッソなミドルシュートを決めてました。ゴメスのもちょうどあんな感じのゴールでした。) ゴメスゴール! やったー。 喜びの輪 1点差だと何が起きるかわかりませんので、追加点は嬉しい限りです。 後半27分、夢実に代わってナリが入りました。中川くんが左サイドに移り、ナリとしもっこの2トップです。 9近藤勝成 18下田康太 15中川雄貴 17中原彰吾 6堀米悠斗 10荒野拓馬 8前貴之 24内山裕貴 4永井晃輔 12山下泰明 21阿波加俊太 後半32分、ちょっとした隙からピンチになり、やられた!と思うタイミングでシュートを打たれました。何がどうなったのか詳しくはわかりませんでしたが誰かがクリアしたのかな、なぜかゴールは割られず守りきれました。ほっ。 さっきから何度もコンサが攻め込んではなぜかゴールを奪えないシーンがあったのだから、たまには逆のことがあってもよいか、とは思います…。 後半35分、ナカとかゴメスとかがぐるぐる動き回り、みんなでおもしろい崩しがたくさんありました。こういうの動画で見て後で堪能したいよねー。←ぜいたく 後半37分、ヤスに代わってノブくんが同じ位置に入りました。 9近藤勝成 18下田康太 15中川雄貴 17中原彰吾 6堀米悠斗 10荒野拓馬 8前貴之 24内山裕貴 4永井晃輔 13津川暢彰 21阿波加俊太 後半40分、コンサの右CK ゴメスの蹴ったボールはいったんニアでクリアされましたが、そこからいろいろあって、サイドチェンジもあって、いろいろドキドキワクワクした末、最後はゴメスが拾って再びミドルシュート。 これも決まるか?!と思うような軌道でぐいーんと飛びましたが、ほんの少し枠をそれてしまいました。惜しかった。 後半41分ころのナリの突破とか、ナリが身体を張ってボールを落とし、キープし、逆サイドの彰吾へ展開、彰吾が右からクロス、という流れも楽しかったです。 後半42分、私たちのすぐ目の前で貴之が左タッチライン際で相手選手を抜き去っていくシーンは、これだけでごはん3杯食べられるって感じでした。相手の身体の重心をくいっとフェイントでずらして、鮮やかに前進しちゃうんだもの。くーーっ。 そしてチャンスになる? ロスタイム3分を経て、後半48分、試合終了となりました。 完勝ではありますが、内容のわりには2-0というスコアはちょっと物足りなかったかも。←ぜいたく。 終了~。お疲れさまでした。 ベンチや審判への挨拶を終えた山形の選手たちが、サポのいる方へ・・・と思ったら、山形サポの方へ行く前にこちら側にも来てくれるようです。 あらあら、ご丁寧に。ありがとう、お疲れさま~。 やまがたっ、ディオ!! コンサの選手たちも来てくれました。 キャプテンナガコウの号令で、礼! お疲れさま~。 よくやったね~。パチパチパチ。 引き上げていく背に向けてコールをしてみたり ゴメスのコールはだいぶ遠ざかってからだったのですが、コールに反応してゴメスが振り返り、・・・踊ってます。 腰を振り振り やだ、ノリノリだわ(笑)。 げらげらと大喜びしながらも、「調子にのるな(ドンドン、ドドドン)」と小さな声でからかいコールを送ってみる鬼サポたちw いや、いいのよ。 泣いたり、踊ったり、その熱い気持ちは大事だよね(笑)。 貴之コールに悠然と応える貴之は、やっぱり堂々とした貫禄(笑)。 そんな笑顔の輪から離れて、ひとり浮かない表情だった拓馬。 サポに向かって並んで挨拶をした後、拓馬は貴之とちょっと話してみんなから離れ、ゴールのところの水ボトルを回収していました。 自分のプレーに不満だったのかなあと思いました。 確かに、今日の拓馬のプレーには以前のような「別格のきらめき」は感じないもんなあ。攻撃を牽引するというより、無難な消極的なプレーに終始しちゃった感もあるし。 みんなと一緒の練習機会が少なくて意図が合わないのかな?調子を落としているのかな? この先Jユースでもプレミアリーグでも勝ち進んでいくためには拓馬のキラキラプレーが必須になってくるでしょうから、早めに調子を取り戻してね。待ってるからね。がんばれ~。 予選リーグは残り1試合。 11/5(土)←つまり今日!! 宮の沢で草津ユースと対戦します。 13:30キックオフです。 これに勝つとグループ1位抜け確定ですね。 1位抜けしたら、決勝トーナメントの2回戦がホーム開催になるの?札幌でもう1試合できるの? 勝たなきゃ!!
【おまけ】 山形駅の構内で「べ~んと~~!」って昔ながらの駅弁売りの雰囲気を醸し出すコールをしていたおじさん。 つい誘われてふらふらとそっちへ向かってしまいました。 お昼ごはんは山形の牛めし弁当になりました。
posted by あきっく |06:15 | ユース | コメント(0) | トラックバック(0)
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