2011年09月25日

【第29節】ノブリンの大胆な采配

2011/09/24(土)13:00 @厚別公園競技場
J2・第29節
コンサ 0-0 徳島ヴォルティス
得点者:なし
試合結果詳細はこちら→ 札幌公式 J'sGoalサマリー
 貴之、Jデビューおめでとう!!
 前貴之って誰?と思った方は、貴之が初めてベンチ入りしたときに慌てて書いた紹介エントリもあわせてご覧ください。→こちら



ちょっと遅めの飛行機でゆっくり来たので、厚別に着いたのは開場して1時間くらい経とうかというところでした。
チャオコンから届いた試合メンバーメールによると貴之がまたベンチに入っていましたけれど、それは昨日鏡石に貴之がいなかった時点で分かってたようなもんですからね。もはやそのくらいでは興奮したりしなくなっています(←私が)。



待たなきゃ買えない
第1ゲートの近くにはタージ・マハール、タコスのお店、室蘭やきとりのお店が並んでいるので、せっかくだから室蘭やきとりでも買ってから中に入ろうかなと思いました。でも「さすが開場後だと空いてる!ラッキー!」と思ったのは早計で、一見列が短そうでもなかなか進まない。
スタジアム入場口もなかなかの長蛇の列でしたから、あんまり遅くなっても・・・とやきとりは諦めて中に入りました。


いつものSA席でサポ仲間と合流し、SB席にいる友達に用事を済ませにいく傍ら、ダメ元で厚別食堂に行ってみることにしました。





シチューをゲット。ぎりぎりでした。
塩ホルモンもきのこ汁も売り切れで、食べ物は完売かなと思ったのですが「シチューならあります」とのことでした。よかった。「上にのせるパンがもうなくなってしまったので、650円のところ500円でいいです。」と値引きしてくれて。鮭とじゃがいもが美味しいクリームシチューでした。







お片付け
シチューとビールを楽しみながら、ピッチ練習している選手たちを眺めて。
練習の終わりころになると、貴之と陽輔はボールを片付けるお手伝いをしていました。






岡山さん
岡山さんはいつものとおりサポ煽り盛り上げです。
いつもありがとう。
あなたのおかげでどれだけ気持ちのもちようが変わったことか。
サポーターも、たぶん選手たちも。






貴之がんばれ~
ひきあげてくる選手たち
貴之、がんばれ~~~。(←この段階ではまだごく一般的な「がんばれ~」)






純貴がんばれ~
純貴もがんばれ~~~。
(今日こそチャンスあるといいなあ。ゴール決めちゃえ!)


陽輔にもがんばれ~!のガン見をしたかったけど、気づかないうちに中に入っちゃったのかな。見逃してしまいました。残念。








ゴール裏
厚別の空とゴール裏。
すがすがしいこの空気は厚別ならではです。







日差しよけがエコ・アクション
ベンチのひさしに白い紙を張って日差しよけにしているのを以前見ましたけど、それが進化しているのでしょうか。
道新サンクスマッチでしたから、その関係かな。







厚別の空
厚別の上空には青い空やら白い雲やら黒っぽい雲やら。


函館のときと同じように、今回も試合前にUSの人がスタンドを回って全員で立ち上がる呼びかけをしてくれて。
選手入場のときにはメインもバックも全員が立ち上がってのコール&タオル回しでした。
この効果は絶大だと今回も思いました。この瞬間の雰囲気自体がとても素敵になるほか、こうやっていったん雰囲気を暖めておくと、試合中もずっと湧いたり応援したり盛り上がりやすくなるように思います。スタンドのサポの間に連帯意識が生まれるような気がするもの。拍手の音も、歓声も、1レベルボリュームがあがっている気がします。
シャイな北海道人にとっては絶好の仕掛けだと思いました。





【試合のことは簡単に】

  • くっしーは、もうすっかり頼もしいCBでした。何度「くっしー、うまい!!」って感嘆したことか。すいっと出て行って相手ボールをカットしたり、競り合いでもうまく相手の前に体を入れて相手にボールを触らせなかったり。感心する度合いが前より増えて、1試合ごとにどんどんうまくなっている感じです。いやー、素敵だわー。
  • 山下とのコンビもよかったですよね。片方が相手をつぶしにいったら、もう片方はそれをカバーする位置で備えて、危なげなくゴール前のピンチの芽を事前に摘み取ってしまいます。こういう連携で守るの、いいわあ。ナガコウ・奈良コンビと同じくらい素敵☆だ!と思ったり。←価値基準が変?
  • 慎也くんの守備はドキドキするけど、でも思ったよりずっとよくがんばってるなあと嬉しくなって。でも慎也くんのパスがフィードがことごとく相手にわたらなければもっといいのにとか。
  • 河合キャプテンはいいところにいてくれて、相手のボールを奪い取るのも素敵で、全般的には素敵度大!なんだけど、ときどきどっきりプレーがあるのね、ドキドキ・・と思ったりw
  • 全体的に選手みんな疲れてるなあという感じで、ジオゴも怪我あけでコンディションがまだ十分じゃないんだろうなと思うヘロヘロっぷりになってしまって。
  • 大ピンチなシーンでは相手がシュートをはずしてくれて助かりました。
  • コンサのチャンスでは決定的なのもありましたよね。ヒロの右からのクロスにどぅさん(だったよね?)が飛び込むも惜しくも間に合わなかったところとか、慎也くんの豪快シュートが相手GKに弾かれてしまったりとか、ゴール前でパスで崩してフリーのマコが相手ゴール前に出現して「もらった!」と思った形になったけどシュートを相手GKに当ててしまったりとか(股抜きを狙ったのかな)。大チャンスで何度もスタジアムが湧き上がったのはよかったです。
  • ピッと飛び出していればビッグチャンスになりそなパスでも、受ける側の体がついていかなかったり、出す側のキックが狂ってしまったり。「やりたいことはわかるんだけどねー」「通ればチャンスだったよねー」のシーンを見つつ、思うのは「やっぱり選手の体、重そうだわ」「動けなくなってるわ」。中でもジオゴはヘロヘロの見えて、交代はまずジオゴかなあと思っていたのですが、1人目の交代はヒロでした。あらあヒロ、もう少し出来そうだったけどね。でも入るのがマコを使うなら代えるのはヒロということになるのかな。とも思ったり。
  • 2人目の交代でうっちーが準備しているのが見えたので、ジオゴに代えてうっちーのワントップにするのかな?と思ったのですが、代わったのはヤスでした。ヤスお疲れ~。うっちーがんばって~。
  • うっちーが入ってから、するりと裏へ抜ける動き出しでチャンスの匂いが増えましたよね。残り時間は多くないけどなんとか勝ち越しゴールを決めて・・・と念じ、そう思っている人が充満しているスタジアムの雰囲気になっています。ゴール裏の声も一段と大きくなっているし、スタジアム全体を包む手拍子もすごい響きです。
  • 残り交代枠はあと1人。気になりますよね、誰が出るのか。点が欲しい状況ですから、純貴か陽輔かなあ。どっちが出ても、活躍してヒーローになって欲しい。
  • 残り時間が10分を切ったころ、慎也くんが脚をつったようでした。ずいぶんがんばっていたからねえ。あと少しがんばれる?それとも交代かな?
  • このときなぜか私の頭の中には「SBの控えに入ってるのは貴之でしょ」という至極真っ当な考えは浮かびませんでした。正確にいうと「貴之はSBの控えになるからベンチ入りしたんだろうな」と思いつつも、まさかほんとにそう使われるとは思っていなかったというか。この緊迫した場面で試合に出てくるのは(責任を果たすのは)ユースの選手じゃなくてプロの兄ちゃんたちでしょ、という気持ちがどこかにあったのかもしれません。純平がSBに移って、じゃあボランチはどうしようか・・とか、岡山を入れてくっしーをボランチにあげるかなとか考えていました。
  • 後半残り5分になるころ、それまでアップを続けていた控え選手たちがアップをやめてベンチに戻っていきました。3人目の交代選手が決まったんですね。誰だろう?・・・純貴?いや、純貴はあそこにいてビブス脱ぐ気配ないよ。陽輔もそこにいるし・・・。岡山はベンチの横、ハーフウェイラインあたりまで出て行ってるね。岡山が出るんだろうか。でもそれにしては出場の準備をする感じでもないし・・・。
  • 私たちのいるSA席のあたりからはベンチの前方は死角になって見えないのですが、SB席で見ているサポ仲間からは誰が交代の準備をしているかはよく見えて、貴之が入りそうなこともすぐにわかったそうです。そして中には、そうわかった瞬間に双眼鏡を取り出して対面にいる私のようすを観察してたというのだから、やーねー悪趣味だわ(笑)。


ベンチの陰から姿を現して4審の方へ歩いて行く選手の背中には「31」がついています。
・・・・!!!!・・・・、た、たかゆきっ!!
思わず素っ頓狂な大声を出してしまい、隣のサポ仲間の腕をバンバンしてしまいました。





えっ、えっ、もしや!
えっ、えっ、貴之、まじで~~?!






貴之が出る~~~~!!!
3人目の交代は慎也くんに代わって貴之でした。






  • それからはもう、胸が痛くなるくらいドキドキドキドキ・・。「ここで活躍して決勝点をアシストしたり自分で決めちゃったりしたらもう、ラッキーボーイにもほどがあるほどのヒーローになっちゃうわあ」と大それた空想もチラリと頭をよぎりましたがそれよりも「0-0のこの場面でもし貴之がからんで失点とかしてしまったら・・・」と思うと心配で心配で。
  • ノブリンはよくもあそこで貴之を送り出せましたよねえ。剛胆だわあ。
  • そんなふうに勝手にドキドキしながら見つめていた貴之ですが、けっこう落ち着いて伸び伸びとやれていましたね。最初にボールに触るまでは心配で心配で「どうしよ・・、ミスしたらどうしよ・・。もうボールに触った?」とうわずった声で隣のサポ友に話しかけ「いや、まだ。」と答えた瞬間ちょうど貴之がスローインするところでした。「あ、さわった!」と同時に言う私たち(笑)。
  • その後は無事に足でもボールに触れたしw、守備でもボールを持った相手選手に詰めていって遅らせる働きをしていたし、カバーリングもしていた。少し高めの位置でいい感じのスルーパスを出して、自分もすぐにあがっていってたわ。パス&ゴーですよね。あがっていったけどボールは出してもらえかなかったけどねw
  • 貴之のいい感じのプレーが出せているようだったので、そうなるとつい「このあたりでFKもらったら、貴之、蹴っちゃう?」とか「いいキック持ってるのよ。このあたりからずばん!と決めちゃうこともあるのよ。うきき。」と欲深になってみたり。
  • 結局貴之は、「ものすっごい活躍!」はなかったものの、大きなミスもなく、残りの時間帯を無失点で抑えるのに貢献して、Jデビュー戦を終えたのでした。楽しかった?充実感あった? 次はもっと長い時間もっと素敵プレー炸裂で出場できるよう期待してるねー。





おつかれさまでした
お疲れさまでした。





ちゃんと握手してました
貴之もちゃんと握手して挨拶してます。←あたりまえ






ゴール裏は拍手
ゴール裏は選手たちを拍手で迎えていました。
お疲れさま~。






こうして見るとあどけない
ゴール裏からメイン側へ引き揚げてくる選手たち。
こうしてみると、貴之の顔がなんだかあどけなく見えます。
ユースにいると貫禄ある3年生の顔なのに。なんだか不思議なものですね。






くっしーと山ちゃんには惚れまくり
くっしーと山ちゃんもお疲れさま~。
とっても素敵だったよー。






純貴はそりゃ悔しいよね
純貴はきっとつらいだろうな。
毎日がんばっているだろうに。
でもきっと今の努力や今の気持ちは今後の糧になるはずだから。だからがんばって。としか言いようがない。
応援しているからね。






陽ちゃんもがんばれ~
陽輔ももちろんね。
陽輔とくっしーの仲良し同期コンビのうち、シーズン始まったころには陽輔が出場してくっしーはベンチ入りも難しかったのに、今はこういう状況ですもんね。少し先のことでも本当にわかりませんね。
でも陽輔のプロ生活もまだ始まったばかり。
陽輔のゴールをたくさん見れるのを楽しみに待っているからね。





ネームは入っていません
貴之のユニの背中にはナンバーだけで名前は入っていませんでした。
きっとみんなで使い回しの番号なんですね。翔太や奈良くんがベンチ入りしたときは33でしたけど。

考えてみれば、今年こうして背中に名前の入っていないユニを見たのは今回が初めてになります。
これまでの貴之や翔太や奈良くんはベンチに入っていても出場機会はなかったから、ずっとビブスを着たままだったんですもの。
(拓馬のユニには名前が入っていますからね。)
いろんなことが起きるなあと改めて思ったのでした。


勝てなかったけど貴之デビューのお祝いのある今日の宴会は・・。
サポ仲間のひとりが家を新築したお祝いで、新居でパーティーの企画です。ジンギスカンパーティーだって。えー?新築のおうちなのに~?
室内じゃなくてベランダで焼くんですって。雨になりませんように(笑)





ベランダのビール
ベランダにはクラシックの樽まで用意されていて。
何人で飲むんだ?
これを空けてしまわないとご自慢のワインセラーのワインを開けてくれないそうだから、みんながんばるんだよー。
開けたての樽のクラシックはめっちゃ美味しかったです。






お楽しみはこれからだ
そしてジンギスカン肉も帯広のとか空知の?とか種類もいろいろ。食べ比べもできます。

以下、写真も撮れないほどの飲み過ぎ食べすぎしゃべりすぎ。
楽しかった~。飲み過ぎた~~。


posted by あきっく |19:37 | コンサ周辺のいろいろ | コメント(4) | トラックバック(0)

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この記事に対するコメント一覧
Re:【第29節】ノブリンの大胆な采配

前くん、Jデビューおめでとう(*^▽^)/プレミアに前くんいないのは、かなり心臓痛いのですが…。あきっくさんたら、母の気持ちですね~♪GKが試合に出てる時の私と同じこと考えてる~(^^:;)いっぱい昇格したら、来年からは、いつも大変ですね…でも、いっぱい昇格したら素敵だな~(#^.^#)

posted by キャサリン| 2011-09-26 15:53

Re:【第29節】ノブリンの大胆な采配

>キャサリンさん
GKくんのプレーを見守るときのキャサリンさんも同じような気持ちでいるんですか。えへへ。
私は広~く薄~くですからほんとの母とは比べようもないですけどね。つか、こんなドキドキの何倍ものドキドキなんて想像したくないわ。
試合見てるようでいて直視できてないでしょ、きっと(笑)。でも幸せでしょうね。

みんなの親御さんたちが同じように思って見つめているんだなあと思うと、どの試合もどのプレーもひとつひとつの大切さを改めて実感します。
みんながんばれ~。

posted by あきっく| 2011-09-30 06:36

俺も同じ印象

>あきっくさんたら、母の気持ちですね
実は最近来同じことずっと思ってました。「P.T.A」って裏組織が、実は本来と別にユースにあるんじゃないの?って。

でも確かにノブリン大胆かもしれないですよね。守り手の方で出すのは、大人のサッカーだとリアルでスネ削る感じで、それで怪我する機会が多くてヤバイと思うし。
ひょっとしてバルセロナを本気で目指す柏ユースが人材源で、たまたま柏監督のときそういう機会をたくさん作ることができたから、今これができているのかもしれないですし。

posted by さいとー@横浜| 2011-09-30 23:15

Re:【第29節】ノブリンの大胆な采配

>さいとー@横浜さん
(ものすんごい遅いお返事ですみません)
やー、そういわれると困るような照れるような気持ちになるんですが、でもつい選手に肩入れしちゃうから、やっぱ似てるのかなあ。
せめて「代表に初めて選ばれた選手をハラハラして見守る所属チームのサポ」って感じにしてもらえません?←ちょっと違うでしょ

posted by あきっく| 2011-10-06 07:40

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