2011年04月02日
【U-18関東遠征】その2 vs順天堂大@順大G
2011/04/01(金)13:00 @順天堂大学グラウンド コンサU-18 1-3(1-0、0-3、0-0)順天堂大 (35分×3) 得点者:榊翔太(1-33分)、順大(2-3分、2-8分、2-14分) コンサユースの関東遠征2日目です。 遠征日程は→こちら 昨日の千葉U-18との試合のようすは→こちらです。 順大さくらキャンパスにあるサッカー場は、周囲を土手に囲まれ、小さなスタンドもある人工芝ピッチでした。 「どこで見たらよいですか?」と聞いてみたら、中のスタンドでどうぞと言ってくれて、ものすごい特等席で見てしまいました。ラッキーです。 選手たちがアップしています。 グランド周囲を貴之がランニングしていて「え?怪我?」と思いましたが、近くに来たときに聞いてみたら、脚に張りが出ているので大事をとっただけで問題ないそうです。よかった。 整列。よろしくお願いします。 順大は白いユニを着ていますが、これ、最初青赤の1stユニを着ていたのに、コンサが赤黒を着ているのを見てわざわざ着替えてくれたんです。ありがとうございます。 審判も3人とも担当してくれるようです。お世話になります。
キャプテン同士がまずは握手して ジャンケン よろしくお願いします 円陣を組むのを待っているところ。 向こう側のタッチラインのところでは、副審を担当しようと出て行った永坂くんが順大の選手に僕がやりますと言っている感じ。 試合開始時の順大の円陣 コンサの円陣 永坂くんと順大の選手は、どちらがやるかまだ話し合っているようです。 双方なかなか譲りません(笑)。 せっかくだからご厚意に甘えたら?と思いつつ見ていたら、四方さんは向こうにいる永坂くんに向かって「永坂!負けんな!」と声をかけました。 ・・・負けるな?! 予想外の言葉に思わずブッと吹き出してしまった私。 そっかー、こういうときもスポーツマンは負けず嫌いなのね(笑)。 でも結局、ご厚意に甘えたのか負けたのかw副審は両サイドとも順大の選手にやってもらうことになったようです。 1本目キックオフ <1本目のメンバー> 18榊翔太 29下田康太 11近藤勝成 23中川雄貴 27中原彰吾 26深井一希 19津川暢彰 5奈良竜樹 20永井晃輔 2小山内貴哉 30阿波加俊太 順天堂大学との対戦と言えば、今でも思い出すのは2006年シーズン前の関東遠征での試合。あのときはもう、フィジカルで全くかなわなくて、なすすべもなく、完敗としか言いようのない感じで叩きのめされたのでした。 だから今回も、どんな感じになるだろーとビクビクです。 四方さんのつながりでお願いしたのでしょうが、やる前から「わざわざ時間を割いて相手をしてくださって、ありがとうございます。」な気分になってしまうほどです。 相手のメンバーが部全体でどのような位置づけ(AチームとかBチームとか)の選手なのかはわかりませんけれど、背番号を見る限り、若い番号の選手もちらほらいるようです。もちろん大きい番号の選手もいますけれど。 そして意外だったのは、順大の選手が必ずしもコンサの選手より大きくはなかったこと。というより、少なくとも背の高さについてはコンサの方が大きい感じです。体幹の強さはわかりませんけれども。 1本目の立ち上がり、コンサはうまくパスをつなげられないけれど、それでもトライを繰り返していく、という感じで始まりました。コンサが主導権を握っているとまでは言えないにしても、少なくとも相手のペースというわけではありません。おお、いいじゃないの、思ったよりしっかりやれてるじゃないの。五分五分の雰囲気だわ、と思って見ていましたが、7分ころになると少し押されだしたかな?とも思います。 けれど8分、ナカのパスに貴哉くんが駆け上がってえぐってクロス。しもっこがゴール前でジャンプしてシュートを狙いましたが、競り合うようになった相手GKが両手を伸ばしてキャッチしました。惜しい。でもいい感じ! 9分、一希が中盤の狭いところでボールを受けますが、素早い判断で視野広くフリーの味方にパッとボールを展開するので、ピンチが一転してチャンスになります。素敵~。 10分、ナカがピッチ中央をちょこまかとドリブルして凄い速さであがっていきます。はえぇぇ~って思わず口に出してしまうほど。ナカはそのまま少し距離のあるところからループっぽいミドルシュートを放ちましたが、バーの上を越えていきました。残念。 11分、ナカがボールを持っているところへ相手選手が覆い被さるように詰めてきましたが、ナカは体勢崩しつつもボールを失いません。うひゃひゃ。ナカのボールテクニックに相手は翻弄されている感じです。うひゃひゃ。 なんだかゲームの潮目が変わってきました。コンサがやりたいことをできるようになっている感じです。ボール扱いの巧みさと連携で、スピーディーにぐいぐいとパスを回してゴールに向かっています。 12分、翔太が左サイドを駆け上がります。ついていこうとする相手選手を引きちぎって走り抜け、ボールをもってゴールへ回り込もうとします。驚きの速さ。これは相手には驚異で脅威でしょうね。 守っては奈良くんが、相手選手に後ろからひっぱられても負けない強さを見せつけています。 14分、貴哉くんが右サイドからゴール前に速いグラウンダーのパスを送りました。 翔太がそれを押し込もうと滑り込みます。その伸ばした足の1センチ先をボールが通り抜けていってしまいました。くわーーっ、惜しかった。 コンサはやりたいことができるようになってきました。ピッチ全体を使って展開する鋭いパスが出るかと思えば、中央を一気に貫く縦パスもあり。こりゃたまらん。楽しくなってきました。 (試合中のシーン。本文とは関係ありません。) 17分、ナリが左から相手選手2人の間を抜いて、ゴール前へ攻め込みます。シュートはクリアされてコンサのCKになりました。 18分、その左CKをナカが蹴りますが、相手GKがキャッチしました。 23分、翔太がぐいっとスピードアップしてピッチ左寄りを独走し、シュート。GKのファインセーブで弾いてCKになりました。 23分、左CKをナカが蹴りましたが、チャンスは作れませんでした。 24分、ナカがボールが足に吸い付くキープからしもっこへパス。しもっこは相手選手に倒されてFKになりました。 24分、ここからのFKです。ボールのそばに立つのは彰吾とナカ。 これは彰吾が蹴ったんだったかな。壁に当たってからすり抜けてゴール前へ飛びましたが、GKがキャッチしました。 このGKにはずいぶん決定機を防がれている気がします。 27分、順大の右CKからゴール前でシュートを打たれましたが、打ち上げてくれて助かりました。 30分、深いところまで入り込んできたボールを、ナガコウがゴールラインを割らせようと対応します。よし、がんばれ。 でも相手がぐいっと割り込んできてボールを奪ってしまい、あららシュートまで持ち込まれてしまいました。阿波加くんが手で弾き、そのこぼれに詰められそうになりましたが、コンサの選手が先にクリアしました。たまにこういうリスクはあるけれど、どこまでやれるかこういう機会にトライしないとね。 そしてとうとうコンサの先制点。 再三チャンスの起点となっていたナカですが、このときもナカと彰吾がワンツーで崩しつつ前へボールを運び、それをピッチ左側から翔太がシュートしました。きれいに決まりました!(1-0) 33分、ゴールを決めた翔太 35分、ノブやナリが連動して、パッパッと少しずつさわってのワンツーの繰り返しでゴールに迫ります。痺れるボール展開です。 やべー、楽しー、と、ピッチから一瞬も目を話せないような楽しい時間が過ぎて、35分に1本目終了となりました。1点リードしての折り返しです。(←と、このときは思いました。) 1本目と2本目の間、というか、そのときはまだ3本目があることを知らなかったので前後半の間のハーフタイムと思っていたのですけど、私たちはニマニマする気持ちを抑えつつ、グラウンドの外へ出てピッチを眺めながら持参した昼食を食べました。座っていたスタンドのすぐ横では順大の選手たちが後半に備えた準備をしていますし、せっかくご厚意でスタンドに座らせてもらってるのにコンサのゴールに喜んだりしてなんだか申し訳ない気がしたので(笑)。 それでも順大の監督や選手たちが話している声が聞こえてきます。大きな声で、かなり厳しいことを言っています。そりゃ高校生相手にここまでやられちゃ黙ってられないよね。テクニシャンなナカに対してはかなり警戒を強めているようでした。独力でキープして前へ運べるし、チャンスメイクできるし。効いてますもんね。 2本目開始時の円陣 <2本目のメンバー> 18榊翔太 17鈴木貴大 11近藤勝成 32小野能寛 27中原彰吾 26深井一希 22山下泰明 20永井晃輔 28永坂勇人 2小山内貴哉 30阿波加俊太 コンサはFP4人が交代しました。順大があんなに警戒して対策を練っていたナカは出てきません。残念でしたね、順大。 でも順大は気合いの入った話し合いの成果か、2本目の立ち上がりからガンガン攻めてきました。 その勢いに気おされたのか、コンサはメンバーがかなり変わって合わせるのに時間がかかったのか、立ち上がりからあれれ?という感じです。 3分、最終ラインで永坂くんが1対1で対応していた相手に振り切られ、シュートを打たれたらそのまま失点してしまいました。(1-1) あら。今の状況、守備の連携がうまくいってなかったのかしら。 でもまあ始まったばかりだから。 6分、順大の右CK 8分、コンサの後ろからの組み立てのときだったかな。前へ出したボールが相手に邪魔されてはね返り、それがコンサゴール前のスペースへ、しかも相手FWがいるところへ行ってしまって、相手FWはどフリーで阿波加くんとの1対1の状況です。万事休す。これは阿波加くんもどうしようもなく、決められてしまいました。(1-2) (2本目のワンシーン。本文とは関係ありません。) なんとか立て直してくれ~と祈っていたんですが、どうにもバタバタした感じが続き、14分には順大の右CKが2回続いた2回目のとき、蹴り入れられたボールに合わせてのシュートが左ポストに当たり、はね返ったボールが地面にバウンドして、GKの手の先を抜けてゴールの中へ入ってしまいました。(1-3) なんとももったいないというか、不運も重なっての失点が重なり、あっという間に3失点です。この先どうなるのかと一時は思いました。 19分、ターボがシュートまで行けました。少し弱めで相手GKにキャッチされましたけれど。コンサは少し落ち着いてきたかな。 お、入るのね。がんばれ。 2人いっぺんに代わるようです。 20分、一希と阿波加くんに代わって濱下くんと亮介くんが入りました。 ナリがボランチに移りました。 18榊翔太 17鈴木貴大 31濱下賢 32小野能寛 27中原彰吾 11近藤勝成 22山下泰明 20永井晃輔 28永坂勇人 2小山内貴哉 21今岡亮介 21分、入ったばかりの濱下くんがさっそく左側からシュート! 惜しい、枠の少し右でした。 23分、ターボから翔太へパスが出ました。鋭いパスと飛び出しに、順大DFからは「オフサイド!」の声があがりますが、翔太はそのままゴール前へ突っ走ります。「いや、ギリギリの、よい飛び出しでしたよ。」と私は心の中で思います。でも翔太のシュートは枠の右へ逸れてしまったので、どっちみちゴールにはならなかったのでした。 26分、だいぶ盛り返してきたなあと思います。やりたいことがぼちぼちやれるようになってきていますもん。 (永坂くんも半袖ですね) 28分、ナリのシュートは順大GKが横っ飛びでパンチ。 右CKを翔太が蹴り入れます。競り合ったこぼれから再びコンサがチャンスを窺い、小野くんか永坂くんがクロスをあげて、それをゴール左手前で翔太がばっちりのタイミングでジャンプ。ヘディングシュートを狙いました。タイミングはどんぴしゃだったのですが、あとちょっとで頭が届きませんでした。残念。 32分、翔太がゴール前でがんばって時間を作り、横パスでゴール前のスペースへ出します。濱下くんが走り込んでシュート。ゴール右へ逸れて、惜しかったです。 33分、翔太が左側からゴールに迫ります。出てきたGKのタイミングをはずして(うまい!)から、シュート! が、枠の右でした。うわーーーー。惜しかった。残念。 結局スコアは動かないまま、36分、2本目は0-3で終了しました。 2本目が終わったあとに終了の挨拶がなく、引き続きベンチで準備をしたりしているので、3本目もあるんだなとわかりました。 四方さんは2本目の序盤に立て続けに失点したことに触れ、そうなる前にうまく立て直すことの大切さを話していました。今日は3本目がある設定だからこれからやり直せるけど、前後半で終わる試合ならもったいない結果で終わってしまうところだったと。 そうだね、いい経験になったねと思いつつ、監督の話を聞いていました。盗み聞きしたんじゃないですよ、近いので嫌でも聞こえてくるんですからね(笑)。 3本目開始時の円陣 みんな隣の人の肩に手を回しているのに、そうしないで膝に手をあててるのは奈良くんのこだわりなんでしょうか?(笑) 3本目キックオフ <3本目のメンバー> 17鈴木貴大 29下田康太 31濱下賢 32小野能寛 23中川雄貴 20永井晃輔 19津川暢彰 5奈良竜樹 28永坂勇人 22山下泰明 21今岡亮介 18分、ナガコウと亮介くんに代わってナリと渡邊くんが入ります。 17鈴木貴大 29下田康太 31濱下賢 32小野能寛 23中川雄貴 11近藤勝成 19津川暢彰 5奈良竜樹 28永坂勇人 22山下泰明 16渡邊周平 3本目は互いにガツガツとやり合う伯仲した展開でしたが、双方ゴールなく0-0で終了です。 トータルで1-3での負け、という結果になりました。 終了 ありがとうございました。 試合内容の詳しいことは、後で追加します。
最終日、マリノスユースとの試合については→こちら
posted by あきっく |08:34 | ユース | コメント(0) | トラックバック(0)
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