2010年11月14日
【Jユース】グループリーグ FC東京戦@東京ガス深川G
2010/11/14(日) 10:30 @東京ガス深川グラウンド Jユースカップ2010 グループC コンサU-18 0-2(0-1、0-1) FC東京U-18 (45分×2) 得点者:前岡信吾(東・31分)、武藤嘉紀(東・78分) コンサの警告等:前貴之(黄) FC東京オフィシャルサイトの試合経過詳報は→こちら
大会日程エントリは→こちら 大会公式サイトは→こちら 先週の川崎ユースとの試合の結果、コンサはあと勝ち点1以上で決勝トーナメント進出が決まる状況になりました。残る試合はアウェイのFC東京戦と、ホームの水戸戦です。それに全敗しても、最後に残った水戸vsFC東京戦で水戸の勝ち点が1以上削られても決まることは決まるのですが。でもどうせなら自力で勝って決めよう、それでもできれば早めにFC東京に勝って決めたい。と意気込んでいました。 けれど、昨日行われた水戸ユースvs栃木ユースの結果が1-1の引き分けだったため、その時点で水戸の勝ち点が(残り全勝でも)コンサの現時点での勝ち点に届かないことが確定し、FC東京戦を前にしてすでに決勝トーナメント進出が決まってしまいました。や、それはそれで良かったけれども。 あとは残りの試合でどちらがグループ1位と2位になるか、順位を決めるだけの戦いになります。 実はこの試合で東京に勝ったとしても、東京との対戦成績は1勝1敗の5分にとどまります。得失点差では東京に分があり、おまけにコンサは水戸と引き分けてしまったので東京が残る水戸との試合で勝ち点3をとりこぼす状況にならないと、コンサの1位抜けはありえないことになります。現実的にはこの勝敗が順位に影響を与える可能性は非常に低そうです。 でもそうは言っても東京に勝ちたい。 だってこの1か月強の間に、高円宮杯(U-18)準々決勝@ひたちなか、Jユースグループリーグ@宮の沢といずれも負けてしまっており、今回が3度目の対戦になるんですもの。同じ相手に3連敗なんて悔しいじゃないですか。 というわけで、やってきました東京ガス深川グラウンド。 交通至便の街中のグラウンドという地の利もあり、また、関東後援会が主催する水戸戦のバスツアーに「Jユース観戦とのハシゴ」というオプションをつけ、試合の宣伝もしてくれたおかげか、ユースの試合にしててはかなり大人数のコンササポが集結しました。
今週の木曜日に修平の来季岡山加入が発表されて、今日はその後初めて修平の姿を見る機会です。 できれば修平に直接「おめでとう」を言いたいなと思っていました。 深川グラウンドに着いて、グラウンドの脇を通ってバックスタンド側に回るとき、GK練習をしている修平が近くにいればネット越しに声をかけたいと思いました。 でもタイミング悪く(というか私がそそくさと通り抜けたせいでもあるけれどw)修平はちょうど阿部コーチのボールを受けて練習中。声をかけるような状況ではなく、そのままバックスタンドへ行って観戦体勢になりました。 (試合前の練習中の修平) ま、試合後とかタイミングがあれば言えばいいさ。今日は無理でも今季の試合はまだ続くのだし後でいくらでもチャンスはあるだろう。と、焦る場面でもないですからね。 ピッチ練習を終了し、選手がベンチ前に集まりました。 そろそろ始まります。 東京の選手たちも準備をしています。 まずは監督・スタッフも一緒に、全員で円陣 どうやらゲームキャプテンは修平のようです。 選手入場 整列して、メイン側・バック側にそれぞれ一礼 互いに握手をして挨拶します。 あら、スタメンの写真を撮ってますよ。 後ろ向きなのが残念です。 続けて東京の選手たちのも撮ってました。 どこのスタッフなのでしょう。 Jリーグ? 東京? (札幌のスタッフ・広報ではないことは確かです。笑) コイントス 前半開始時の円陣 東京の円陣 東京のキックオフで前半開始。 スタートを告げる主審の笛を待ちます。 深川グラウンドのバックスタンド側は、ピッチのすぐ脇で観戦することができます。タッチラインがすぐ目の前。臨場感と迫力が抜群です。クリアされたボールが直撃する危険があるけれど(笑)。 そんな選手に近い場所で、サポは試合開始のキックオフを待つ静かな時間から選手を煽る即席チャントを歌い始め、檄を飛ばしました。 ♪戦えさっぽろー、ひたちなか忘れるなー。東京だけにはー、負けらーれなーい~ (♪それゆけしょうなーんのメロディーで) これはグラウンドに響き渡っていたし、すぐ目の前の選手たちにもはっきりと歌詞が聞き取れたはずなので、きっとみんな気合いが入ったことと思います。気合いが空回りしない程度に張り切ってがんばってね~。 ちなみにここのグラウンドはすぐ向かいにマンションがあり(一番上の写真の奥に写っているマンションです)、試合開始前に東京のスタッフの方がわざわざ私たちの方へ来て、「おはようございます~。みなさんこの後水戸へ行かれるんですか?」「そうですね、半分くらいでしょうか。」などと挨拶をした後、「実はあそこのマンションの方から苦情が来ることが時々ありまして・・。継続的な応援はちょっと・・(控えて欲しいという趣旨)。点が入ったときに喜ぶとか、そういうのは全然OKなんですけど・・。」とお願いをされてしまいました。 (東京のスタッフの方がコンササポがこのあと水戸戦にハシゴすることをご存じなのは、関東後援会のバスツアーが新宿発・深川経由・水戸行きで、深川グラウンド近くでバスを駐めておける場所をクラブを通じてお願いしたからだろうと思います。) 私たちは「はい、わかりました。」と答えてその趣旨はみんなに伝達されたはずだったのだけど、選手入場時のチャントとか、選手ひとりひとりのコールとか、この「東京だけには~、まけら~れなーーい♪」とか、普通に声を張り上げたら確かに向かいのマンションに反響して返ってきているような感じです。 控え目にやるつもりでもこれではやっぱりちょっとまずいね・・・とさらに自重することになり、以後は痛んだ選手のコールも、良いプレーをした選手のコールも、セットプレーのときの「修平!」コールも、低い声でぼそぼそコールするような応援になりました。誰ですか?「応援というより呪詛みたいだ」と言ったのは(笑)。 <前半のメンバー> 18榊翔太 11近藤勝成 24堀米悠斗 7菅原康介 26深井一希 10荒野拓馬 14前貴之 5奈良竜樹 20永井晃輔 2小山内貴哉 1松原修平(C) (控え) GK30阿波加俊太、6葛西大、17鈴木貴大、22山下泰明、29下田康太 (交代) HT 近藤勝成 → 鈴木貴大 後半28分 榊翔太 → 下田康太 <東京 前半開始時のメンバー> 9前岡信吾 11秋岡活哉 7武藤嘉紀 18江口貴俊 15橋本拳人 17岩木慎也 22村松知稀 4廣木雄磨 5小林聖弥 13石原良将 16三浦龍輝 東京のメンバーはしっかり見比べていないけど、10番がいないほかはいつものメンバーって感じかな?と、現地では思いました。今改めて確認してみると、高円宮杯準々決勝と全員同じだった宮の沢でのJユースの試合と比べて、10番佐々木陽次くんがいないほか、CBがひとり変わっていますね。他は同じメンバーでした。変わって入った2人はいずれも2年生なので、3年生8人、2年生3人となって、前回より若干2年生度があがっています。 立ち上がりからコンサがいい感じでボールを回します。開始1分で翔太が左からシュートをうち、GKが弾いた跳ね返りを康介が右からシュートし、さらにそのこぼれを自分で拾って一希とワンツーで攻め込んでCKとか、さらに拓馬がゴールライン際から折り返したボールをゴメスやなりが絡んで康介とか、立て続けにチャンスで始まりました。康介がキレキレで圧巻の王様ぶり。光っています。 (康介~~!) 私はもう、右サイドを駆け上がる貴哉と康介の連携や、左サイドの貴之ゴメスラインにうひゃうひゃ喜びまくり。 ゴメスのエロさに(*゚∀゚)=3ハァハァしまくり。ゴメスはタッチライン際でも真ん中に入り込んでボランチのエリアあたりでも、変態技炸裂なので見ていて悶絶です。 全体としてやりたいことをしてボールを動かせているのはコンサで、東京はたまにボールに奪ってコンサのボール回しを寸断するだけという感じにさえ見えます。 そうやって楽しい時間を満喫していたのですが、前半29分、ドリブルで突っ込んできた東京11番をペナルティーエリアすぐ手前で倒したと判定されてしまいました。勝手に転んだように見えたのだけどなあ。何もしてないのに大きな声をあげて倒れたように見えたんだけどなあ。 でも審判がそう言うなら仕方ありません。切り替え、切り替え。 この位置から東京のFKになりました。 (壁の位置やボールの位置を見て、指示をする修平) (蹴る直前の様子) ペナルティーアークのすぐ手前からのFKは東京の9番が蹴って、壁に当たってコースが変わり、修平の逆に飛んでいきました。それでも修平はすかさず反応して、なんとか手の先で触ったのだけど、ボールはそのまま修平の手を弾き、勢いでゴールの中に転がり込みました。失点です。(0-1) 攻勢だっただけに失点は残念ですが、気を取り直して再びボールを回し、チャンスをうかがう選手たち。ボール回しは見ていておもしろいのですが、なかなか決定的なチャンスまでは作れないのが難点です。これは以前の対戦のときもそんな感じでしたね。 前半39分には、康介のゴール左手前からのFKを東京の選手が頭でクリアしようとしたのが綺麗なオウンゴールになってゴールに吸い込まれたのですが、その前にファウルがあったらしく、主審はノーゴールの指示でした。残念。 このまま終わるかなと思われた前半46分、東京の選手が右からゴール前へ斜めに入るクロスを入れ、それをペナルティエリア内でたしか奈良くんが斜めにジャンプ、頭でクリアしようとしましたが、ボールに合わずクロスが東京の選手に通ってしまいました。 まずい!!という大ピンチでしたが、これを修平がファインセーブでなんとか押さえ、ホッとしたところで前半終了の笛。0-1で折り返しです。 ここで入れられていたらダメージ大でしたので、修平GJ!でした。 ハーフタイムのコンサのようす 後半開始時の円陣 後半頭から、ナリに代わってターボが入りました。 コンサのキックオフで後半開始です。 あら、2トップの位置は拓馬とターボです。 え?拓馬がFWなの? <後半開始時のメンバー> 10荒野拓馬 17鈴木貴大 24堀米悠斗 7菅原康介 14前貴之 26深井一希 18榊翔太 5奈良竜樹 20永井晃輔 2小山内貴哉 1松原修平(C) 翔太が左SBに移り、貴之がボランチに移っています。 拓馬がFWになった理由はよくわからないけれど、FWの拓馬もがんばってはいたのだけど、私の素人目からはあんまり機能しているようには見えなかったな。 相手DFの間を縫ってゴール前へ抜け出すスルーパスに対する反応とか、どうしても生粋のFWと比べると1歩目が遅れがちだったり。 どうしてなんだろうね?拓馬がゴールしたら自信がついて勢いが出るだろうとか??と話しておりました。 後半28分に翔太に代わってしもっこが入り、しもっことターボの2トップになりました。 29下田康太 17鈴木貴大 14前貴之 7菅原康介 10荒野拓馬 26深井一希 24堀米悠斗 5奈良竜樹 20永井晃輔 2小山内貴哉 1松原修平(C) 拓馬がボランチに戻り、貴之が左SHにずれて、ゴメスが左SBに下がります。拓馬はやっぱりこの方が落ち着く感じ。見慣れているせいかもしれないけれど。 しもっこの柔らかいポストプレーも効いていました。 後半30分、しもっこが倒されて、ペナルティーエリアの右脇からコンサのFKになりました。蹴るのは康介。ボールはゴール前に密集していた東京の選手にクリアされ、そこから逆にカウンターになりました。 ドリブルでゴールへ向かう東京の選手に対峙するのはゴメスひとりしかいません。ゴメスはなんとか遅らせて、みんなも必死に戻ってなんとかしようと頑張ったのだけど、最終的にはコンサのペナルティーエリアのすぐ右横からの東京のFKになりました。さっきのコンサのFKとちょうど同じような位置です。逆のゴールですけど。 で、後半32分、ゴール右手前からの東京のFKに対し、ファーで7番武藤嘉紀くんがどんぴしゃヘッド。豪快にゴールに叩き込まれました。これは鮮やかでしたわ。(0-2) その後はコンサがなんとかゴールをとがんばるけれど、無理しなくてよい東京にしっかり守られ付け入る隙を作れず、決定的な形にできないままです。 ロスタイムは3分 反撃はならず、そのまま試合終了となりました。 お疲れさまでした。 今年東京と対戦するのは3回目ですが、試合を振り返っての感想も前回と同じです。東京は手堅くて強いなという印象です。 抜きんでてスーパーな選手がいるわけじゃないれどはいないけど、ひとりひとりが技術がしっかりしていて強くて速くて。みんなできっちりプレスをかけて相手のパスコースを封じて自由にさせません。そして自分たちのチャンスにはシンプルにダイレクトにゴールを狙います。同じメンバーでずっとやっているだけあって、呼吸も合っているようです。 うーむ、勝負の面では強いよなあとしみじみ感じて。 やり方としてはこれはこれでありだよね。いろんなポリシーがあるからね。(コンサのやり方は違うけどね・・)と、つい負け惜しみを言ってしまうのでした。 残念ながら3回とも東京に負けてしまうという結果になりました。 でも これから決勝トーナメントへ進むのだから、そこで勝ち上がっていけばいいのよね。 選手たちと監督・コーチは、試合の挨拶が済むとサポにいるバックスタンドの方まで来てくれて、整列して挨拶をしてくれました。 サポは口々にねぎらいと励ましの言葉をかけたあと、目の前にいる修平に向かって「修平!」コール。これはやっぱり「プロ選手おめでとう。岡山でもしっかりがんばれよー。」という意味ですよね。 修平は深々とお辞儀をし、頭を上げて背を向けたときにはなんだか涙ぐんでいたような気がするのは気のせいかな・・。 残り少ない今季の試合。できるだけ長くたくさんの試合を見ていたいな。 次の試合は、グループリーグの最終戦。 11/21(日)10:00から、宮の沢で水戸ユースと対戦します。 これがホームでの今季最後の試合になると思います。
posted by あきっく |23:48 | ユース | コメント(0) | トラックバック(0)
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