2010年10月04日

【高円宮杯U-18】準々決勝 FC東京U-18戦@ひたちなか

高円宮杯マーク  高円宮杯
  第21回全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会


2010/10/03(日)13:20 @ひたちなか市総合運動公園陸上競技場
決勝トーナメント 準々決勝
コンサドーレ札幌U-18 0-2(0-0、0-2) FC東京U-18 (45分×2)
得点者:武藤嘉紀(東・57分)、佐々木陽次(東・61分)
コンサの警告等:下田康太(黄)、荒野拓馬(黄)
試合公式記録は →こちら
ひぐまさん撮影のダイジェスト動画 →ワクワクな前半相手のプレスに苦しんだ後半
大会公式サイトは→こちら
コンサの選手紹介は→こちらのエントリ


ひたちなか
準々決勝の会場はひたちなかです。
少し前の天気予報では雨が降るかもということでしたが、幸い濡れずに済みそうな雰囲気です。
第一試合が終わって挨拶もそこそこに、次の試合の選手たちのアップが始まりました。

(追記しました)


コンサダンマク
トップの試合がお休みの節ということもあって?ひたちなかであるにもかかわらずコンササポが大結集。
ダンマクやフラッグが並びます。



東京ダンマク
東京側もダンマクは賑やか。
でもサポの数は札幌の方がかなり多かったように思います。
東京は国立でトップの試合と重なっていますからねえ。そりゃそうですよね。



コンササポ
写真のフレームから溢れるほどのサポ。
太鼓も4台ですって(笑)。
まったく(サポが)大人げないというか(ユースが)愛されているというか。



コンサスタメンボード
コンサのスタメンボード
しもっこが復帰です。
先週の国体ではベンチ入りはしていたものの出場はなかったのですが、怪我は良くなったんですね。よかったよかった。




東京スタメンボード
東京のスタメンボード




審判団
審判団はこの方々。




ボールボーイ
ボールパーソンの紹介もありました。
パチパチパチ。よろしくお願いしますね。




選手入場
選手入場です。




の続き
列の後ろの方




礼
整列して、礼。




握手
互いに握手をして



握手
挨拶をします。



握手
全体だとこんな感じ




東京の写真
東京のスタメン写真。



コンサの写真
コンサのスタメン写真。
今日は両チーム撮影がありました。




前半開始時の円陣
前半開始時の円陣



東京の円陣
東京の円陣




前半キックオフ
コンサのキックオフで前半開始です。




<コンサの前半メンバー>


    9三上陽輔(C) 29下田康太
 24堀米悠斗         7菅原康介
     10荒野拓馬 26深井一希
14前貴之 5奈良竜樹 20永井晃輔 2小山内貴哉
        1松原修平



(控え)
GK30阿波加俊太、3中山和弥、6葛西大、11近藤勝成、18榊翔太、22山下泰明、25神田夢実 (15實盛大介くんも現地にはいたんですが、ベンチ入りはしていなかったのね。)

(交代)
後半11分 下田康太 → 榊翔太
後半17分 堀米悠斗 → 神田夢実
後半39分 永井晃輔 → 葛西大





<試合開始時の東京U-18のメンバー>

      11秋岡活哉  9前岡信吾
7武藤嘉紀 10佐々木陽次 15橋本拳人 18江口貴俊
22村松知稀 3松藤正伸(C) 5小林聖弥 4廣木雄磨
         16三浦龍輝

(控え)
GK1石田昇平、2永井あとむ、13石原良将、8奥村一誠、17岩木慎也、24野沢英之、28二瓶翼



開始1分で東京が右CKを得て10番が蹴るというシーンもありましたけど、立ち上がりは良い雰囲気だなと思いました。
前半2分、拓馬が微妙に相手のタイミングをはずす間合いのパスを出し、陽輔がドリブルでゴリゴリと強引に突き進んでシュートを放ちます。枠の右へ逸れましたけど、景気づけには良い感じです。
東京は強いと思っていましたけれど、うちの選手たちも一歩もひかず、アグレッシブに立ち向かって行っているようで、そこここにおっと思うような素敵シーンを作りかけます。
いいじゃん、やるじゃん。と嬉しくなります。
このところあまり持ち味を出せていなかった拓馬が、今日はとてもいい感じです。拓馬らしいボール奪取を見せたり、独特の間合いのドリブルですいすい相手の隙間を抜いていって、小気味よいパスを出したりしています。拓馬が調子よいとチームが活気づく感じだわねえと嬉しくなりました。
前半8分、最終ラインで奈良くんがボールを持って、さてどこへフィードしようかというところで相手FWが奈良くんに詰めてきました。奈良くんは余裕で、相手が近づくのを待って直前でかわしてボールを蹴りました。・・・はずだったのですが。
奈良くんの蹴ったボールは相手に当たり、奈良くんの右横にこぼれます。それにダッシュで飛びつく相手FW(確か11番)。やばっ。
相手とゴールの間には修平しかおらず、どうなるかとドキドキしたのですが、修平がシュートを打たせまいと前に出て相手に対峙して遅らせている間に奈良くんがゴールのカバーに入り、相手が修平の隙間からかろうじて打ったシュートがゴールへ向かって転がってきて、それを奈良くんがゴールライン前でクリアしました。ああよかった。
奈良くんは自分のミスからのピンチを自分で守りきって、なんとか自分で責任を取った形になりました。修平の助けも大きかったけど。
どっきりシーンでしたけど幸い失点せずに済んだし、気持ちを切り替えて、今後は注意深くやってくれればいいさ。と思いますよね。
私もそう思いました。
でもそう口で言うのは簡単ですが、気持ちの切り替えというのは実際には難しいことなのかもしれません。それから奈良くんのプレーがなんだか萎縮したように見えました。いつもなら無敵の空中での競り合いも、躊躇してジャンプしなかったり。
ここで思わず私やくまちゃんが思い出してしまったのは去年のJユースの深川グラウンドで対戦したときのことでした。あの試合、前半はコンサがわりといい感じでできていて奈良くん(当時1年生)もCBで伸び伸びとプレーしていたのですけど、ハーフタイムが終わると東京は執拗に奈良くんのところをドリブルで抜いてくるようになりました。たぶんハイボールで競り合っていると奈良くんに対して勝ち目はないので、位置取りの駆け引きとかで狙っていこうと指示があったんじゃないかと思います。そしてそれから奈良くんのサイドを何度も破られて、コンサは失点を重ねることになりました。このあたりのねらい所はさすがだなと見ていて思いました。そして精神的なダメージもあったのかその後しばらく奈良くんは調子を落としてしまったようにも見えました。そこから復活して(怪我もあったし)ようやくここまで来たのに。
「もしかして東京の監督は去年のことを踏まえてあそこは行けるから強気で行けとか指示してるんじゃないのー?」とささやき合う私たち。どうやら私にとってもあのときのことはトラウマになってしまっているようです。奈良くんも相手が相手だけにあの試合のことを思い出して弱気になっていたら嫌だなと思いました。
「でも大丈夫。もう今はあの可愛かった奈良くんとは違うから。一層たくましくて強くなった奈良くんだから。」ほんとにそう思ったのよ。だからさっきのあんなちょっとしたミスは気にしないで。自信を持ってやれば平気だから。できるんだから。と背中をバンバンして言ってあげたい気分でした。(この際言われた方が励まされるかどうかは考えないことにします。どうせ架空のことですからw)
というわけで、奈良くんがふだんの頼もしさの2割減くらいになってしまっているのと対照に、活き活き張り切っていたのはナガコウでした。ナガコウは去年の嫌な思い出などないせいか、なんだか「恐いもの知らず」な純粋さで積極的な守備に立ち向かっていき、それが良い方向へ回っています。大きな声で積極的に指示も出していて、いい感じです。
そして貴之も経験の豊かさに裏打ちされた根性入ったプレーで攻守に広く対応し、力強さを感じさせてくれました。
前半12分、陽輔が左サイドから抜けていってゴールへ迫ります。しもっことのコンビで相手を崩していく動きも素敵です。
ただしもっこは、受けたボールをどうするかの判断のスピードやパスのスピードなど、まだこのペースに慣れていない感じがあって、相手に詰められてしまったりパスが弱くて相手に拾われてしまったりのところも感じました。怪我で2か月近く離脱していて復帰したばかりですし、高円宮杯を戦っていく中で早さに慣れてきたチームメイトと違って、いきなりこのスピードの中に放り込まれた格好だもの、そりゃそうでしょうね。ま、きっとやっているうちに慣れてくれるでしょう。前半が終わるまでにはしっかりと慣れてくれればいいなと思いました。


 
試合中
(試合中のようす。本文とは関係ありません。)


前半18分、拓馬がピッチ中央をすいすいと相手を抜いて上がっていって、一瞬溜めて相手が反応しにくいタイミングで康介のいる左前方へスルーパスを出します。康介はそれを受けてゴールに迫り、シュート。惜しくも枠の外でしたがゴールの匂いが漂ってきましたね。
前半19分、今度は右サイドから。貴哉くんが駆け上がり、ゴールライン近くまでえぐってからゴール前へクロスをあげます。ファーで待っていたゴメスがジャンプした頭の上を越える大きいボールになってしまい、合いませんでしたけど、あと一息でゴールの雰囲気でした。
前半20分、ナガコウが果敢に相手の攻撃を食い止め、東京の左CKになりました。
前半21分にはゴール正面からのFK、前半22分には右CKと、立て続けに東京がセットプレーを得ます。



東京のFK
(前半21分、東京のFK)



修平が指示を出す
(修平が壁の位置などを指示します。)



FK蹴るところ
(壁に当たったんだったかな。無事ピンチにならずに押さえました。)



前半22分、しもっこが相手選手と競り合ってファウルをとられましたけど、これはしもっこの背が高くて体が強いからだと思うんだけどなー。
前半25分、ピッチの上でチームメイトに指示を送るナガコウの声がスタンドにも届きます。いいねー、ナガコウいいねえ。
奈良くんは、奈良くんにしてはとっても珍しくジャンプしてヘディング空振りするなどまだちょっと回復に時間がかかっているようです。がんばれ。自分で乗り越えるしかないからね。がんばれ。
前半26分、ゴメスと一希が連携でうまく相手を崩して抜いていきます。こちらサイドに近い方でプレーしているので、タッチラインを割らないようにして相手を変態パスや変態ドリブルで抜いていくようすがよく見えます。まったくにやにやしてしまいます。
こうやって近いサイドでゴメスのプレーを見ているといつも感心するのですが、彼はたとえばパスを出すときにワンフェイク入れて対峙する相手の重心をずらしてから蹴るとか、ボールを蹴ろうとしている相手の足もとや蹴られたボールにとりあえず足を出して、ボールを奪えないながらも少しでも相手の自由にはさせないとか、細かい地味な作業や工夫を怠らないのです。こういうのってひとつひとつは大きくなくても積み重なるとけっこう大きいですよね。主導権や流れを呼び込むためにも。マリノスにしろ先日対戦した川崎にしろ、関東の選手たちはこういうところが徹底しているように思い、ふだんから強い相手と対戦する機会が多いと違うんだろうなと思ったりするのですが、その点ゴメスはやはり年代別代表の常連だけあってプレーの要求水準が高いのでしょうね。



札幌ユースvsFC東京
くまちゃんに言われて気づきましたが、得点板のチーム名表示がまるでうちのユースと東京のトップとの対戦みたいです。
「東京ユース」ではなく「FC」を入れようとしたら「ユース」は入りきらなかったのでしょうか。ほんとはうちも東京も固有名詞は「ユース」じゃなくて「U-18」なんですけどねw




ベンチの表示はU-18
ベンチに貼ってあるチーム名表示はちゃんと「FC東京U-18」となっています。




コンサもU-18
うちもちゃんとこういう表示です。



前半30分、右サイドを貴哉くんが駆け上がり、それに合わせてサイドチェンジ気味の広い展開で右サイド前方のスペースへボールが出ました。貴哉くんはえぐってゴール前へクロスを上げます。東京GKが直接キャッチしてしまいましたけど、素敵な展開でした。
前半32分、前線でしもっこが後ろからきた強めのボールを足もとでぴたりとトラップ。ほぅ。これがまず感心でした。そしてしもっこが相手の隙間を通してボールを拓馬に渡し、拓馬がここからエロいパス。拓馬復調したなあとまたここでも嬉しくなりました。一希くんとの距離感・連携もいい感じですし。拓馬のパスのエロさってなんか独特なんですよね。例えばヒロのエロさとか夢実のエロさともまた違って、ふんわりしてたりタイミングをずらしてくる感じが独特なんです。このあたりの説明は私の力量を超えるので実際に見ていただくしかないかもしれません。



左からのCKは貴之
前半36分、左からのCKを蹴るのは貴之です。
ゴール前でこれに頭で合わせたのはしもっこだったのかな?
ゴールに届く前に相手にクリアされましたが、そのボールが貴之の方へ転がり、貴之はこれを拾って再びゴール前へクロスを入れます。拓馬がヘディングで狙いましたがバーの上を越えていきました。

そして、陽輔のねばり強さは目立っていましたねえ。
相手がついてきてもそれを引きずるようにしてドリブルで前へ進み、右前方の康介へパスを出したシーンなどは圧巻でした。このときの康介へのパスはあと少しで届かず、シュートには至らなかったのですが、陽輔がボールを持つと何かやってくれるだろうとの期待感でいっぱいになります。陽輔すごいねえ、なんだか貫禄すら感じるねえと、ほんとに感慨深いことでしたよ。去年の今ごろは「もーー!陽ちゃん!しっかりして!」とか思っていたのに(笑)。
前半39分、東京がコンサゴール近くまでボールを持ち込み、コンサ守備陣は深くまで攻め入らせはしませんでしたが、こぼれたボールを東京の選手が遠目からミドルシュートしました。意表を突かれた感じで冷やっとしましたが、左ポストをかするようにして外へ逸れてくれたので助かりました。
東京もコンサも主導権を奪おうとがっちりと正面からぶつかり合っている感じで、引き締まった試合になっており、見ていてとても楽しいです。東京はがっちりとそつのない強さで、選手の身体も強く、身体の使い方も上手く、フォントでいえばゴシック体な感じ。それに対してうちのユースくんたちは、変態な足技と三角形のパスをぐるぐる回しあってみんなで細かく動きながら突破したり崩していったりする面白さがあって、フォントでいえば・・・って名前はわかんないけど(爆)筆記体の流れるようなエレガントなイメージです。
あ、言い過ぎですか?すいません。ひいき目なもので。



右からのCKは康介
前半41分、右からのCKを蹴るのは康介です。
クリアされたボールがタッチラインを割り、ゴールライン近くの左サイドからのスローインになりました。

前半44分にしもっこにイエローカードが出されたんですが、これはしもっこが東京ゴール前でボールを持ってチャンスになり、お、シュート狙えるか?となったところで足を滑らせてバランスを崩し、ボールを置き去りにしてしまったんです。それを拾おうとする相手選手に対して、しもっこが奪われまいと倒れたまま相手の両足を足で払うような感じになってしまいました。
イエローカードは仕方ないかもしれないけど、そんな悪質なものじゃなかったから。と過保護ママばりに擁護したい気持ちでした。

ロスタイム1分が表示され、双方ゴールは奪えないまま46分に前半終了となりました。


サッカーっぽい写真
(前半のサッカーっぽい写真)





サブメンバーが送り出す
ハーフタイムを終えてピッチに出て行く選手たちを控えメンバーが送り出します。





後半開始時の円陣
後半開始時の円陣
コンサの選手交代はありません。




後半キックオフ
東京のキックオフで後半スタートです。




<コンサの後半開始時のメンバー>


    9三上陽輔(C) 29下田康太
 24堀米悠斗         7菅原康介
     10荒野拓馬 26深井一希
14前貴之 5奈良竜樹 20永井晃輔 2小山内貴哉
        1松原修平



後半はコンサがこちら側のゴールに向かって攻めてくる形になりすから、近い側のゴール前のシーンがたくさん見れるかなと楽しみにしていたのですが。なかなかそうはいかない感じになっています。
後半4分、コンサのペナルティエリア内まで入り込まれましたが、ナガコウが落ち着いて対処し、クリアしました。
後半4分、陽輔が相手選手を引きずりながらドリブルし、強さを見せます。でもなんだか前半よりも陽輔に対するマークが厳しくなったみたいです。
後半5分、貴哉くんが痛みました。相手はまた11番です。さっきからやり合っているもんね、あの2人。コンサのFKを東京の選手が頭でクリアしようとし、あわやオウンゴール!となるような軌道でゴール方向へ飛びましたが、残念ながら(?)枠の外でした。CKになりました。
左CKを蹴るのは貴之です。
後半7分、サイドから反対サイドへ細かく流れるようにパスをつないで前へ進んでいくシーンが素敵でした。陽輔がスルーパスを送り、しもっこが抜け出すのを期待でしたが、しもっこは東京の選手に両側を挟まれてうまく抜け出せず、チャンスにはできませんでした。
後半9分、東京の右CKです。ショートコーナー、と思ったら、副審が旗を回してアピールし、もう一度やり直しになりました。ボールを置く位置が線から出ていたようです。こういうときってファウルになるんじゃなくてやり直しなんですね。
やり直しのCKは今度はショートコーナーではなく普通にゴール前に蹴り入れられました。それを東京の選手がどんぴしゃで合わせて。
・・・やられた!と思いましたよ。でも修平が片足を伸ばしてボールに触れてクリアする神セーブでゴールを阻止しました。きゃー、修平なんて素敵。でもゴール前でのごちゃごちゃになっての攻防は続いていて、最後になんとか大きくクリアできたときは、ほーーうぅぅっと大きな息が漏れました。
後半はなんだかコンサがやりたいことがうまくできなくなっている気がするのは、陽輔がぴったりマークされているほかに、拓馬にも前を向いてドリブルさせないようにプレスが厳しくなっていたそうそうですね。見ていた人によれば。私はそこまで分からなかったのですけど(爆)。
そういえば去年Jユースで対戦したとき(特に深川G)も、ハーフタイムが終わると東京はうちの良いところを消す対策をきっちりしてきたよなあと思い出します。こういうふうにそつなくきっちりできるところも、強いチームの所以なのでしょうね。




翔太が入りそうです
後半10分ころ、翔太が交代で出てくる準備をしています。
しもっこと代わるのかな?


ところが、翔太がタッチラインのところでプレーが途切れるのを待っている間に、後半11分、コンサゴール前のスペースへ縦に出されたボールを奈良くんが頭ではね返してくれると思ったらかぶった感じになってうまくいかず、地面に弾んだボールをちょうどゴール前正面に走り込んできた東京の選手に蹴りこまれてしまいました。(0-1)
あらー。いつもの奈良くんならはね返してくれたんじゃないかなと思うだけに、残念な失点ではあります。(残念じゃない失点なんてないけど。)

→【追記】ひぐまさん撮影の動画を見たら、頭でクリアしようとしてかぶっちゃったのは奈良くんじゃなくてナガコウ?のようでしたね。ひゃあー、奈良くんごめんなさい。(>_<)

折り重なって大喜びする東京の選手たち。




翔太が入りました
に動揺している間に、翔太の交代が認められて翔太はすでにピッチに入るところでした。


翔太はそのまましもっこの位置に入り、陽輔と翔太の2トップになります。
まだ時間はたくさんあるし、さあ、今度は翔太のスピードを活かして仕切り直しだ、と思ったんですけどね。
失点後の動揺や?交代後の連携構築がまだ整わないでいるうちに、後半15分、あ、あ、あ、という感じで攻め込まれ、ゴール前で鮮やかに左右にパスで2、3回振り切られて、最後はフリーできれいなゴールを決められ、失点してしまいました。(0-2)

→【追記】ひぐまさん撮影の動画で見たら、振り切られたと思ったのは最後のパスだけで、その前はコンサのクリアだったんですね。やっぱりちゃんと見れてないわ、私(汗)。

立て続けに2失点でちょっと厳しくなりましたけど、でも勝負はこれからです。前を向いてがんばっていこう。


後半17分、ペナルティアークとセンターサークルの真ん中くらいの位置で拓馬が倒され、FKになりました。蹴るのは康介です。
康介が蹴ったボールに誰かが頭で合わせ、それがGKを越えそうな嫌らしい位置にふわっと飛びました。そこへなだれこんでいく選手がいたらうまく押し込めたかなと思われるチャンスだったのですが、詰めていっている選手はなく、うまくいきませんでした。




ゴメスに代わって夢実
後半17分、ゴメスに代わって夢実が入りました。
康介が右サイドから左サイドへ移ります。



     9三上陽輔  18榊翔太
  7菅原康介         25神田夢実
    10荒野拓馬 26深井一希
14前貴之 5奈良竜樹 20永井晃輔 2小山内貴哉
        1松原修平 



後半18分、陽輔が相手選手を背負いながらも踏ん張り、左からのCKをとりました。蹴るのは貴之。
後半19分、東京のカウンター攻撃。これは修平がファインセーブしてCKに逃れました。修平、今日は(今日も)当たってます。
後半21分、拓馬にイエローカードが出されました。何か審判に言ったのかなと思いました。
後半22分、東京の左CKはあぶねーっ!というシーンにつながり、クリアされたときはホッとしました。
後半24分、夢実がゴール正面からシュート。GK正面でキャッチされましたけど、コンサのシュート自体が久しぶりだったので、いいよーと嬉しく思いました。
勝つためには点を取らなきゃ始まらないのですが、なかなか東京の守備を打ち崩してチャンスを作るところまで行けないのが困ったところです。
後半27分、東京の選手のドリブルが大きくなったのだったかパスが出たのだったかは忘れてしまいましたけど、これを拾われて前に出られたらまずい!というボールを、奈良くんがスライディングでシュタ!っとボールだけ止めて残し、すかさず起き上がって前を向いてボールを持ちます。あらー、カッコイイ。奈良くん調子を取り戻してきた感じかな?
いいねー。嬉しくなります。
後半27分、東京の左CK。蹴り入れられたボールを東京の選手がヘッドでシュートしましたが、修平が鋭い反応で手で弾きました。そして地面に落ちたボールを素早く押さえ込みました。修平ナイスです。もう何点も防いでもらっているなあと思います。
後半31分、相手を引きずり、振り切ろうとする陽輔の動きに少し疲れが見えてきた気がします。あれだけ力づくのプレーを強いられるんじゃ無理ないよなあと思います。




サッカーっぽい写真
(後半のサッカーっぽい写真。本文とは関係ありません。)



サッカーっぽい写真
(サッカーっぽい写真その2)



サッカーっぽい写真
(サッカーっぽい写真その3)



後半31分、拓馬が出した縦方向へのスルーパスに翔太がうまく抜け出てチャンスになりました。GKと1対1です。でも翔太の打ったシュートはGKに当たってしまいました。残念。
後半33分、奈良くんが相手と競り合いながらヘディングできっちりボールをはね返し、味方につなぎます。おー、いいねー。奈良くんらしい強さです。取り戻してきましたね。よかったよかった。
(その後も奈良くんは本来の持ち味を発揮するプレーを続けていました。どうやら「対東京」のバージョンアップが完了したようです。)
後半33分、こぼれ球を東京の選手に右からフリーでシュートされましたが、ポストの左で助かりました。
後半36分、右サイドを貴哉くんがドリブルで駆け上がるところを足を引っかけられて倒されました。あ、ひどい。
倒した相手15番にイエローカードが出されます。




貴哉が倒されFKになりました
この位置からのFKになりました。
後半37分、康介の蹴ったFKはGKの飛び出しにくいエロい場所へ飛び、敢えてパンチングに飛び出してきたGKはボールに触れず、チャンスになりました。でもその奥にコンサの選手2人くらいも触れず、間を素通りして向こう側のゴールラインを割ってしまったのは惜しかったわあ。あー残念。




大くんが入りそうです
大くんが入りそうです。



ナガコウに代わって大くん
後半39分、ナガコウに代わって大くんが入りました。貴之がナガコウの位置に移り、大くんは左SBに入ります。



    9三上陽輔  18榊翔太
 7菅原康介         25神田夢実
   10荒野拓馬 26深井一希
6葛西大 5奈良竜樹 14前貴之 2小山内貴哉
        1松原修平 



後半41分、コンサが東京ゴール前で細かく細かくつないでチャンスを窺い、最後は翔太からのパスを受けた康介がゴール前にクロスをあげました。拓馬がヘディングでGKと競り合うようにシュートを狙いましたが、拓馬のファウルを取られてしまいました。ちぇっ。
後半42分、東京の左CK。東京の選手が2人でコーナーアークでキープし時間を使います。ちょっとまだ早くない?2点差なのに?と思いましたが、この慎重さが無失点を続けている守備の強さなのかもしれませんね。このときはボールを奪いにいったコンサの選手に対するファウルになり、ここからのFKは修平が蹴るようです。他の選手はみんな前へあがりました。が、チャンスは作れませんでした。


   

ロスタイム3分
ロスタイムは3分です。


残り時間が少なくなっても、コンサは猛攻というわけにはいかず、東京にうまくいなされて終わってしまったという感じでした。



終了
試合終了です。



整列
整列したコンサの選手たち




東京
東京の選手たち




礼コンサベンチへ挨拶へ
東京の選手たちはコンサベンチへ挨拶に向かいます




あいさつ
迎えるコンサのスタッフと選手たち




東京ベンチへ挨拶へ
コンサの選手たちも東京のベンチへ




あいさつ
挨拶をします。




中央で挨拶
そして中央でも一礼して




ベンチが迎えます
ベンチへ戻ります。



ベンチが迎えます
迎えるスタッフと選手たち。




大くんも康介も泣いてます
切ない光景です。



陽輔と翔太も泣いてます




サポーターに挨拶に並んで
応援していたサポーターの前に並んで



サポーターに挨拶に並んで



サポーターに挨拶に並んで




スタッフも
監督やコーチも一緒に挨拶をしてくれました。




お疲れさまでした
結果は残念でしたけど、でもよい試合でした。
サポーターは心からの拍手で迎えます。



次はリベンジだ
持てる力を出してくれたと思います。
あとはこの「持てる力」をもっと強くしていきたいね。




貴之と修平
貴之が沈んでいたり




拓馬と和弥
拓馬がずっと長いこと顔を伏せて泣いたまま微動だにしないでいても
「本気でそんなに悔しいのはいいことだ」と思うだけなのですが





陽輔と康介
3年生があんまり泣いていると、ついいろいろ考えてしまいます。
これから冬に向かって例年ユースヲタにとっては寂しい季節になるもので。
ま、今回は杞憂だったようです(苦笑)。





見守るサポ
選手たちを見守るサポ。
次のアウェイでのJユース東京戦(11/14 10:30@深川グラウンド)はトップの水戸戦とかぶるけれど、キックオフ時間が早いからハシゴできるかななどと、もはや算段している人もいます。サポもリベンジに燃えているので(笑)。



FC東京との関係では、2週間後に早くも次の対戦の機会があります。Jユースのホームでの試合です。
10月17日(日) 	14:00 	vsFC東京U-18 @宮の沢白い恋人サッカー場
次はバージョンアップの終わった奈良くんがお相手しますからね。
これまでのようにはいきませんよ。
・・と、勝手にこぶしを握りしめる私。
陽輔にも思わず「Jユースでは絶対にリベンジしてね!ホームとアウェイで2勝だよ!!」と言っちゃったりして。
陽輔は力強くうなづいてくれました。
問題はゴールできなきゃ勝てないってことですもんねえ。なんとか東京から点をとれるように、みんなで工夫してください。
よーし、リベンジだー!
(ゴメスと夢実と一希が代表で不在になりますけど、それでもがんばれ~~。)


posted by あきっく |07:05 | ユース | コメント(9) | トラックバック(0)

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Re:【高円宮杯U-18】準々決勝 FC東京U-18戦@ひたちなか

あきっくさん、お疲れ様でしたm(__)mん~残念でした~打倒FC東京は、来季におあずけですね。たくさんのサポさんの応援があり、選手くん達も心強かったことでしょう。次は新人戦、Jユース、がんばれ~(^O^)/

posted by キャサリン| 2010-10-04 10:27

Re:【高円宮杯U-18】準々決勝 FC東京U-18戦@ひたちなか

あきっくさん、だめ~!既に「前半26分」で号泣。
(涙腺ゆるい年代にはたまりません!)

そして、キャサリンさんのお言葉そのまんまを繰り返し~~~!
(超ショートカットをお許し下さい…)

posted by アースラ| 2010-10-04 11:27

Re:【高円宮杯U-18】準々決勝 FC東京U-18戦@ひたちなか

完成するのを待ってからコメント入れようと思いましたけど、もう入れさせてもらいます。
奈良の精神的な動揺が手に取るようにわかります。
昨年のこと知りませんが、あきっくさんの文章で伝わります。今後の成長には乗り越えなきゃならない壁になってしまうのでしょうか。(なってるのかな)
三上はかなり成長してるという風に読み取っていいですね。天皇杯ベンチ入りあるかなあ。
毎回ありがとうございます。

posted by tnfaki| 2010-10-04 20:26

Re:【高円宮杯U-18】準々決勝 FC東京U-18戦@ひたちなか

もう…言葉は要らないですね(T_T)
一度も負けないには優勝するだけだもん。
負けてしまったけど立派です。
悔し涙が彼らをもっと成長させてくれますように。
今度は嬉し涙に変わりますように!
Jユースは宮の沢なので応援にいきますよぉ!

あきっくさん。リンクさせて頂いてよろしいでしょうか~?

posted by mimicchi| 2010-10-04 21:17

Re:【高円宮杯U-18】準々決勝 FC東京U-18戦@ひたちなか

>キャサリンさん
>アースラさん
>tnfakiさん
>mimicchiさん
中途半端な状態でエントリをアップして済みません。
書き終わるまでにもうちょっとかかりそうだし、試合メンバーやゴールの時間帯だけでも知りたい方もいらっしゃるかもと思い、見切り発車してしまいました。
これから後半を書きます。そしたらまたご覧になってくださいね。お返事はまた後で・・。

mimicchiさん、リンクはどうぞ。喜んで。

posted by あきっく| 2010-10-04 23:00

Re:【高円宮杯U-18】準々決勝 FC東京U-18戦@ひたちなか

動画は準備中です。7~8分くらいのダイジェスト。
早ければ今夜中に上げます。
2失点目はバックパスの連携ミスでしたね。

posted by ひぐま@イシバシ理容店 | 2010-10-05 11:29

Re:【高円宮杯U-18】準々決勝 FC東京U-18戦@ひたちなか

・・ということで、改めて。

>キャサリンさん
リベンジは来季まで待たなくても、今年中にまた対戦するんです。しかも2回も!
がんばって意地をみせてもらいましょう。(がるるる)
新人戦ももうすぐですね。
今年は千歳ですか。平日の決勝戦は無理ですが、初日はなんとか見に行けたらなあ・・・。

>アースラさん
そんな、泣いてばかりじゃダメですよ(笑)。
次は笑顔がこぼれるエントリーになりますように。

>tnfakiさん
「立場が人を作る」というのか、3年生になるとぐっと頼もしくなる選手が毎年いるのですが、陽輔は本当にたくましく頼りになる選手になりました。
見違えちゃうほどです。
tnfakiさんもきっと来年あたり目の当たりにして、ますますユースにはまっちゃうかも(笑)。

>mimicchiさん
「悔し涙が彼らをもっと成長させてくれますように。
今度は嬉し涙に変わりますように!」
素敵な言葉です。
宮の沢ではじける笑顔を見たいですね。

>ひぐまさん
ダイジェスト動画近日発表!なのですね。
楽しみにしています。
2失点目のきっかけはそういうことでしたか。
サッカーはミスを突くスポーツなのですねえ。
次はぜひこっちが突く番で!

posted by あきっく| 2010-10-05 12:47

Re:【高円宮杯U-18】準々決勝 FC東京U-18戦@ひたちなか

うーーーむ、
奈良クン…トップを見習わなくても良いのに(爆
時々やっちゃいますね~まあ、プロでもやっちゃうんだし、がんばれ~~
何とかJユースで、堅いF東のゴールをこじ開けて欲しいですね~来年の全国リーグの為にもw

posted by 30| 2010-10-06 02:55

Re:【高円宮杯U-18】準々決勝 FC東京U-18戦@ひたちなか

>30さん
そ、それが・・。
私の見間違いで、「無実」なのもいくらかあるようです(大汗)。
ごめん、奈良くん。
でもふだんと比べて調子が良くなかったのは本当で、でも終盤持ち直したから、きっともう大丈夫だと思います。
そんな簡単なものではないのかもしれないけどw

次のJユースが楽しみですね。

posted by あきっく| 2010-10-06 06:57

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