2010年08月29日
知事杯準決勝 コンサU-18vs六花亭マルセイズFC@厚別
2010/08/28(土)10:30 @厚別公園競技場 第28回平成22年度知事杯全道サッカー選手権大会 準決勝第1試合 コンサドーレ札幌U-18 4-2(1-0、3-2) 六花亭マルセイズFC (45分×2) 得点者:大野景祐(前半21分)、OG(札・後半19分)、川村賢吾(六・後半21分)、三浦祐輔(六・後半25分)、葛西大(後半33分)、中山和弥(後半41分) コンサの警告等:なし 天皇杯の北海道代表チームを決める知事杯。今日はいよいよ準決勝です。 私も予定どおり厚別に参りました。 スタンドには天皇杯のポスターと並べて、来週から始まる高円宮杯(U-18)のポスターが貼られていました。 知事杯の大会パンフレット(メインスタンド1階の大会運営本部で売られています。\500です。)にも高円宮杯のチラシがはさんであります。 せっかくの札幌開催ですものね。盛り上がるといいなあ。 バックスタンド中央のポールにはずらりと旗が並んでいます。 真ん中に日本サッカー協会の旗。 向かって左手には共同通信社と道新の旗。右手にはNHKとフェアプレーフラッグです。 道新さん、主催者に名を連ねているくらいですもの、きっと大きな記事を書いてくださるんですよね?ね?(←期待ワクワク) バックスタンド正面には大会幕が張られています。
ピッチでは選手たちがアップしていました。 フィールドプレイヤーが14名。 そのほかにGKの阿波加くんと 今岡くんの姿が見えます。 この16名がベンチ入りのメンバーですね、きっと。 ピッチの中や周囲には、練習着やユニじゃなく、チームのポロシャツやハーフパンツ姿であたりをうろうろしている選手もいます。(輪になってアップ中の選手の手前に見える白いシャツの2人もそうですw) うろうろしているんじゃなくて、ピッチにマーカーを並べたり、水ボトルや用具などを運んだり、試合に出る選手たちのためにチームのお手伝いをしているのでした。でもそんなふうに甲斐甲斐しく働いていても、修平や康介や陽輔などはどことなく態度が大きいように見えてしまうのはどうしてだろう(笑)。 無料試合ですけど、電光掲示板も使われるようです。 コンサユースはアウェイ側ですね。 こちらがコンサユースのベンチ そしてこちらが六花亭のベンチです。 アップしている選手の顔ぶれを見て、やっぱりこれまでの準々決勝と同じメンバーで臨むんだなと確認したら、私の次のチェックポイントは六花亭マルセイズFCの選手たちです。 話には聞いていましたけれど、コンサユース出身の三浦祐輔、川村賢吾、小田桐博明の3人がちゃんといました。しかも3人ともスタメンです。 祐輔は謙伍と同じ学年だからユースを卒団してもう6年目。オダとカワケンは征也や大伍と同じ学年だから卒団5年目。けっこう時間が経っているのに風貌や雰囲気はまったく変わっていません。こりゃ四方田監督や深川コーチも懐かしくてたまらないだろうなあと見ながらにやにやしてしまいました。 拓馬と奈良くんがボトルの詰まったバッグを運んでピッチの各所にボトルを置いてまわっています。 と思ったら、拓馬の指先に止まったトンボで遊んでいるようです(笑)。 トンボが飛ぶなんて、もう秋ですねえ。 でもね、空気は爽やかで時折吹く風は涼しいですけれど、日差しはけっこう強くて暑いです。厚別のメインスタンドは日陰かと思っていたら、午前中はそうでもないんですね。 じりじり照りつける日差しに日焼け対策を施しながらの観戦体勢です。 さ、そろそろ始まります。 まずはフェアプレーフラッグが入場して 続いて、審判団と選手が入場します。 先頭でキャプテンマークをつけているのは大くんです。 六花亭は、オダが3番、カワケンが12番をつけています。 選手入場の続き。 祐輔は背番号22が隠れてしまっていますけど、5と16の間の人です。 ピッチに入場して、それから横に一列に整列します。 スタンドに手を挙げて挨拶するオダ。 友達とかも来ているんでしょうね。 カワケンもなんだか嬉しそう。 祐輔もいたいた。 で、この六花亭マルセイズのユニなんですが。 胸にマルセイバターサンドがついているじゃありませんか。 胸部分のアップ(モデル:カワケン) 細かいところまで、まんまマルセイバターサンドです。 整列して一礼したあと、互いに握手をして挨拶をします。 それからスタメンの記念写真。 みんないい顔してますねえ。 六花亭も写真撮影です。 と思ったら、コンサはベンチの控え選手も一緒になって え?何なに?何を待ってるの? もう一度改めてベンチ入りメンバー全員での写真撮影をするようです。 そしてそれが終わると栗山さん(トレーナー)が歩み出て違うカメラで撮影・・・と思ったら。 携帯での撮影でした。 まさしく内輪のプライベート用撮影ですね(笑)。 しかもくまちゃんの観察によると、あれは四方さんの携帯じゃないかというのですが、果たしてそうなんでしょうか(笑)。 チーム全体でこの機会を楽しみ、貴重な経験にしようと思っている感じが伝わってきて、この段階ですでにかなり楽しくなりました。 双方のキャプテンが審判団のところへ行って、コイントスです。 六花亭のキャプテンは、15番の高田元樹という道都大学出身の選手でした。 六花亭の円陣 コンサユースの前半開始時の円陣 さ、行くぞ!! コンサのキックオフで前半スタートです。 <コンサユース・前半のメンバー> 13山室伸之輔 12大野景祐 23中川雄貴 19津川暢彰 8西田謙太 15實盛大介 6葛西大(C) 3中山和弥 4工藤直人 20永井晃輔 30阿波加俊太 (控え) GK21今岡亮介、27中原彰吾、28永坂勇人、31濱下賢、32小野能寛 (交代) 後半40分 津川暢彰 → 中原彰吾 後半43分 中川雄貴 → 永坂勇人 後半47分 大野景祐 → 小野能寛 <六花亭マルセイズ・前半開始時のメンバー> 22三浦祐輔 18清原和也 12川村賢吾 16大津陽介 15高田元樹(C) 2立澤匠 5大竹航 7谷口直樹 6太田明久 3小田桐博明 20西森慎吾 (六花亭の布陣はちょっと自信ありません。前線の3人は流動的でした。カワケンはちょっと下がり目のトップ下なのかな?と思う時間も多かったです。) 立ち上がりは五分五分でした。 コンサは丁寧につないで組み立てようとしてシュートまで行く前にボールを失ったり、でもそれをまた奪い返して再度組み立てをトライして・・という感じ。六花亭は前線でのカワケンのポストが効いています。・・と思うのはやっぱりひいき目なのかしら? 前半8分、ニシケンのシュートは枠のずっと右でしたけど、コンサにとってはこれがファーストシュートだったかな? 前半10分、カワケンが右サイドから抜け出てシュートを打ちますがサイドネットです。 前半11分、左SHの位置にいるナカが私たちの目の前で変態技を披露してくれます。変態なつっかけで相手ボールを奪取し、前を向くと足にボールがまとわりつくような変態ドリブルで相手を難なく突破、ナカ→シン→ナカ、みたいなワンツーも駆使して前へ前へと進みます。 いいねー。これが彼の良さだよねー。見ているだけで楽しいプレーです。 前半12分、ニシケンが右サイドのノブの前のスペースへ、大きな「走れ~~!!」のボール。ノブくんはがんばって走りましたけど、あと少しというところでゴールラインを割ってしまいました。惜しい。あと少しでした。 前半13分あたりになると、どっちが優勢ともいえないけれど、コンサの方がやりたいことが形になって見えているかなと思います。 そしてこの暑い日差しは、きっと後半になるとユースくんたちに有利かなとヨコシマな考えも浮かびます。ほら社会人チームはどうしても練習時間が短くて、ユースの若者と比べると持久力にはハンディがあるでしょ? (なんとなく前半のワンシーン。本文とは関係ありません。) 前半17分、六花亭の左CK。蹴るのはカワケンです。 カワケンはユースにいたころは(他にセットプレーキッカーがたくさんいたこともあって)セットプレーを蹴るイメージはありませんでしたが、岩教大に行ってから割とセットプレーを蹴るようになったそうですね。 六花亭のCKから逆にコンサのカウンターチャンスになりかけましたが、途中で止められて終わりました。 前半18分、再び六花亭の左CK。これもカワケンが蹴りましたが、阿波加くんがジャンプして手を伸ばし、直接キャッチしました。 GKがパンチングじゃなくてキャッチするのは久しぶりに見たような気がするのは気のせいでしょうか。ここでGKがキャッチしてくれるのは大きいですよね。 すると前半21分、ナカが変態技でボールをキープ、相手に詰められても余裕で失わず、左前方へスルーパスを出します。それにシンが反応してゴール左側からシュートのチャンスを窺いました。シンは角度のないところからゴール前にマイナス気味の横パスを出し、それを景祐が押し込んで、先制点になりました。(1-0) 景祐ゴール! みんなで集まって大喜び 抱きついて、なでなで 前半24分、CBの和弥くんがボールを持つと、いったんボールを預けて駆け上がり、ワンツーで受けてぐいぐい前へ進みます。そして左前方のシンへパス。ゴールの匂いのするいい形になりかけましたが、ゴールが決まるところまではいきませんでした。 前半27分、コンサのFK。ボールのそばに立っているのはナカとニシケンです。ニシケンの蹴ったボールはまっすぐゴールを襲い、スタンドが「おおおおおーー」とどよめきましたが、GKがパンチして逃れました。 前半28分、ナガコウのクロスがチャンスの匂いのする軌道を描き、それをファーから中川くんがボレーシュートで狙いますが、惜しくもクロスバーに下から当たってはね返されてしまいました。惜しい~~。 このころになると、試合はすっかりコンサペースです。ユースくんたちがほぼボールを支配して、惜しい、かっこいいチャンスを量産しています。このあたりでもう1点決まるとさらに押せ押せになるだろうなあと思います。 前半29分、コンサのFK。やっぱりボールのそばにはナカとニシケン。ニシケンが蹴ったボールは壁に当たりました。 前半33分あたり、シンと景祐の旭川U-15出身コンビの2トップはおもしろかったですね。息が合っているし。ただチャンスの匂いはするんですが、なかなか決定的はシュートまでは持ち込めないんですよね。 前半35分、シンのシュートはゴール枠の左に逸れる。惜しい。 前半36分、ナカがまたもや変態ぶりをいかんなく発揮。ペナルティエリア内でボールを足元にすとんと収めます。ゴールに近い位置で彼がボールを持つと相手は嫌なのはよくわかります。だって寄せてもボールを奪えないし、細かく動くからどこでボールを放すのか(シュートとかパスとか)相手にはわかりにくいんだもの。それで、中川くんの足元のボールを強引に奪いにいった六花亭GKがナカを後ろから倒す結果になり、審判はPKを宣告しました。 PKを蹴るのはニシケンのようです。 PKを奪取した本人であるナカはその後ろにいます。 ちょっと長めの助走をとってニシケンが蹴ったボールは ああっ。 バーに阻まれてしまいました。 コンサの追加点ならずです。残念。 前半37分、中盤でドリブルして前へ行こうとしたところをボールコントロールをミスり?ボールを失って、そこからカワケンにシュートを打たれるシーンがありました。ひやりとしましたが、バーの上で助かりました。 そしてもう何度目かの中川くんの変態ぶりを愛でるタイム。タッチライン際の攻防でも相手に詰めてこられたときの対応でも、ボールが足に吸い付いているので、ラインを割ったりボールを失ったりする気が全然しないのが頼もしい限りです。 前半41分、阿波加くんが飛び出してパンチしようとしたのを触れず、ぽーんと頭でループ気味に押し込まれそうになりましたが、これは枠の外へ弾んだし、そもそも相手のファウルだったらしいです。 前半43分、景祐が少し下がり目の位置で後ろからのボールを頭でコントロールし、足元に落としてそのままドリブルで前へ突進します。シュートまでいきましたが相手GKがファインセーブでクリアして左CKになりました。 前半44分、左CKはニシケンが蹴ります。クリアされてもう一度左CK。 ロスタイムに入った後の前半46分にも、ナカ→シン(ヒールパス)→景祐とつないで景祐がシュート、相手GKのパンチで左CKになるシーンがありました。 1、2回ヒヤッとする場面はあったものの、前半15分過ぎからはおおむねコンサのペースで前半46分に前半終了となりました。1-0でリードです。 後半開始時の円陣 六花亭のキックオフで前半スタートです。 コンサの選手交代はありませんでした。 前半と同じフォーメーションで始まります。 後半2分、六花亭の右CK。これも蹴るのはカワケンです。右も左もカワケンが蹴るのね。 後半5分、ナカが相手選手の持っているボールをつっかけて奪い、途中で取られるも、こぼれたのがちょうどシンにつながってラッキーな形になり、チャンスでシンはシュートを狙いますが打ち切れません。クリアされたところをノブがミドルからシュートしましたが、枠の外でした。 後半6分、六花亭が中盤での祐輔のチェックからチャンスを作ります。右からのクロスを18番くんがヘディングシュートし、ひやりとしますが枠の外でした。 後半7分の右サイドノブからのスルーパスをニシケンが受けてファーへアーリークロス。いい狙いでしたが誰も合わせられないまま通り抜けていってしまいました。 後半11分、左CKをニシケンが蹴ります。ナカがピタッとボールをコントロールしてシュートしますがCKになります。ショートコーナーでニシケンが再びボールを受けてあげたクロスに和弥くんがフリーで頭でいきましたが枠の上でした。 後半14分のシンくんのオフサイドギリギリからの飛び出しもビッグチャンスになりました。ノブくんがフリーでシュートしましたが、枠の右へ転がります。もったいない~。 後半16分、景祐が右サイドからゴールライン際を回って粘って中へ切り込んでいき、ボールをゴール正面に送りました。それをゴール前で受けたのはシンくん。シンくんはペナルティエリア内でくるりときれいにターンをして、ここぞ!というタイミングでシュートしたのですが、これも枠の外。ああああ、残念。 いろんなチャンスの形は次々に作っており、あとは決めるだけなのですが、それがなかなか決まりません。 後半18分、景祐が相手DFにつっかけていき、こぼしたボールを拾って前を向いてループシュートでゴールを狙いましたが枠にいきませんでした。 コンサが攻勢ではあるんだけど、でもリードは1点なんだよなあ。チャンスはたくさんあるんだから追加点欲しいよなあ(こんなにはずし続けているとマズいよなあ)と思っていたところだったんですが。 後半19分、相手GKの前のスペースあたりへ落ちるサイドからのクロスにシンくんが飛び込んでいったところで、相手GKとDFがごちゃっとした感じになってボールがDFにあたったのかな。そのままボールがゴールに飛び込んでいきました。シンくんがボールを追って体ごとゴールに押し込んでいきましたけれど、シンくんが触れたときにはもうゴールラインを越えたあとでした。 あれ?今のってオウンゴールになる? でもシンくんのゴールで言ってあげたいような・・。と半笑いで喜んでいたら、会場のアナウンスはやはりオウンゴールの発表でした。 というわけで、オウンゴールでコンサに追加点です。(2-0) ほー、2点差になればこれでほぼ安心かな・・と思ったのもつかの間。 後半21分、コンサのペナルティエリアの少し手前右側寄りで、六花亭のFKになりました。蹴るのはカワケンのようです。 さっきからCKを左右とも蹴っていたしなあ、このチームのセットプレーキッカーはすっかりカワケンなんだなあと感心して見ていたら、あら、それどころじゃありませんでした。カワケンの蹴った速いボールはぐいーっとゴールへ向かい、そのままゴールネットを揺らしました。(2-1) あ、あら・・(汗)。カワケンいつの間にあんな凄いボールを・・。 さっき2点目を決めておいてよかったなあと思う展開で、1点を返されてしまいました。残念ではありますが、まだリードは保ってますし、決めたのはカワケンだし。元をたどればユースのゴールですから(←意味不明)。 これで大きく形勢が変わったわけでもないのですが、サッカーって怖いですね。勢いとか流れとかあるんだなという感じで。 後半25分、六花亭の右サイド寄りの中盤で祐輔が対応する大くんを振り切るようにしてゴールに向かっています。「大くんがんばれ!」と思うまもなく、祐輔はゴールまでまだ距離のあるところから意外にもいきなりシュートを打ちました。打ってくると思わず阿波加くんも反応できなかったのか、祐輔のシュートはきれいな弧を描いてきれいにゴールにおさまりました。これはあっぱれなきれいなゴールだったわあ。(2-2) それにしても、祐輔はユースのころから決定力抜群のFWでしたけど、何もそれをここで発揮しなくても・・と恨めしく言いたくなるような感じであっという間に2点差を追いつかれてしまいました。「ま、これもユースのゴールだけど?」って強がってみても、気持ちはドキドキ。 「こうなるとオダのゴールだけはなんとしても阻止しないとね!」と言ったりして。いくら「実質的にはユースのゴール」でもオダにまで決められちゃうと逆転されちゃうということだもの。それは絶対に困る。 やー、ほんとにオダはやっぱり私の知ってるとおりのオダでした。豊富な運動量で右サイドを動き回り、相手ボールを奪い取っては前へ行ったりぎゅいーんというクロスを上げたり。ユースのころあんなに頼もしかった右SBだったということは、相手チームにいるとこわーい選手だということです。シンくんvsオダの攻防とか、オダが怖くてドキドキして手に汗握る心地でしたもん。ま、そんなオダに局面で競り勝つと嬉しさもひときわなんですけどね。 後半28分、ジツくんからノブにパス、ノブが前へ出したスルーパスに合わせてシンくんが滑り込んでボールに足を伸ばし合わせますがボールは右のサイドネットで残念。 後半29分、ノブのシュートはGKがパンチング、それをシンが頭でゴールに押し込もうとしますが、これも枠の外へ。 すると後半32分、攻め込まれてかなりピンチな展開になりました。シュートまで持ち込まれ、そのシュートがバーを叩いてはね返ります。ふうぅぅ。そのはね返りをすかさず六花亭の選手が拾ってフリーでシュートしますが、これはクロスバーを越えていきました。 いやあ助かりました。もしここで決められていたらその後の展開がどうなっていたかわかりません。 で、ピンチの後にはチャンスありということなのか、後半33分、大くんがハーフウェイラインを少し越えたあたりのピッチ中央で、放り込まれたボールを足先でぴたり!とトラップしました。まずこれが「おっ!」と声を出してしまうほどたいそう上手かった。そして大くんはそのまま2、3歩前進し、「え?どうするの?」と思うような(というか思ったw)距離からゴールを狙ってシュートを打ちました。あんまり決まると思わなかったんですが(失礼)、ボールを目で追っていくと、そのまますっぽりゴールネットに飛び込んでいきました。えーーー?!決まったぁーー!(3-2) 勝ち越しゴールを決めて喜ぶ大くん(写真右下隅) シンくんがその上に覆い被さり、次々とみんなが 次々と折り重なって祝福します。 いったい何人が重なっていたことやら(笑) 後半35分、ペナルティエリアのすぐ前で和弥くんがファウルをとられ、六花亭のFKになりました。ボールのそばに立つのがカワケンと2番(だったかな?) もしかしてさっきの再来?とドキドキしましたが、カワケンじゃない方が蹴ったボールは壁にあたり、ピンチにはなりませんでした。よかったよかった。 後半39分、ナガコウが倒されて痛みます。ナガコウさっきも相手の手が目のあたりに当たって痛そうなシーンがあったのに。「うちの選手に何すんのよっ(プンプン)」と思いつつ(何ってサッカーですけど)、がんばれナガコウ。 後半も半分を過ぎるころから、コンサは足が止まりがちになってきた?と感じるシーンもあって、こんなに暑いし、そろそろ選手交代があってもいいんじゃない?と時々コンサベンチを見ていたのですが、トモさんはじっとピッチを見ていて動く気配がありませんでした。 「トモさん、今日は自分が監督だということ忘れてるじゃない?」「思わず試合に見入ってるんじゃない?」とか私たちは好き勝手なことを言って遊んでいたのですが、ここにきていよいよ選手交代があるようです。アップしている選手の中から彰吾が呼ばれました。 後半40分、ノブくんに代わって彰吾が入ります。彰吾とシンの2トップで、景祐が右サイドに下がりました。 そして後半40分、さっそく代わったばかりの彰吾がボールに絡み、彰吾からナカへとボールがわたり、ナカのスルーパスに対してシンは押し込むだけ!っていうチャンスが生まれます。でも決められないんだな、これが。相手GKの反応を褒めるべきかもしれませんが。 相手GKが触ってゴールラインを出たので、コンサのCKになりました。 後半41分、その左CKをニシケンが蹴ると、和弥くんが打点の高いヘッドでニアできれいに合わせて、ゴールになりました。(4-2) お手本のようなすごくきれいなヘディングシュートでした。 ゴールを決め、両手を大きく広げて喜ぶ和弥くん。 シンが和弥くんの背中に飛びつきます。 その前へ駆けだして喜ぶニシケンの喜びようも目立っています もう、なんかわかんないポーズで喜んでいるし(笑)。 ニシケンってベンチのサブメンバーでいるときも、味方のゴールが決まるとピッチ脇でひときわ大きなアクションで大喜びし、その姿を見ているとこっちまで幸せになるほどなんですが、ピッチの上での喜びようはさらにその上をいっていて。 ゴールが決まるとこうやってみんなで大喜びできるっていいですよね。 チームのまとまりを感じます。 この時間帯に2点差になれば、これでほぼ大丈夫かなと思ったところで。 ベンチで永坂くんが交代の準備をしているの見て、永坂くんって主としてCBだろうから、ゴールを決めた和弥くんを「お疲れさま交代」にして永坂くんに経験を積ませるのだろうと思ったら違いました。 後半43分、ナカに代わって永坂くんが入ります。 大くんが一枚前に出て、永坂くんは左SBに入るようです。 27中原彰吾 13山室伸之輔 6葛西大 12大野景祐 8西田謙太 15實盛大介 28永坂勇人 3中山和弥 4工藤直人 20永井晃輔 30阿波加俊太 ロスタイムは3分と掲示されました。 さあ、これで残り時間をしっかり締めようと思ったら。 後半45分、景祐がなんだか足を痛めたようで倒れています。 担架で運び出される事態になりました。攣っただけならいいんですがどうでしょう。ちょっと心配です。 後半47分、景祐に代わって小野くんが入ることになりました。 小野くんはそのまま景祐のいた右SHに入りました。 でもそこから何プレーもしないうちに、ほどなく長い笛。 後半48分、コンサが4-2とリードしたまま試合終了となりました。 終了~。 よかったよかった。 わーい。 整列 パチパチパチ~! お疲れさまでした。 六花亭ベンチに挨拶をします。 六花亭の選手たちもコンサベンチに挨拶 一礼した後、四方さんが前へ進み出て、オダと握手~。 続いてカワケンとも握手。 がんばれよとか話しているのかな。 列の前の方にいた祐輔も戻ってきて握手。 教え子が各地に散らばって北海道のサッカーシーンを盛り上げているのって四方さんも嬉しいでしょうね。 見つめる私たちももちろんニコニコな光景です。 選手たちはそばまできてスタンドの観客にも挨拶をしてくれました。 おめでとう~! スタンドの端には声出し応援をしてくれているサポもいたのですが そのサポにも挨拶 明日もがんばってね~。 先日のJユースの試合と見比べていただければ分かりますが、今回知事杯を戦っているメンバーはふだんユースの公式戦での出番が少ないいわゆる”Bチーム”の選手たちです。コンサユースにとって知事杯の初戦となった2回戦Astroboyz戦のときは、ベンチにレギュラーの貴之と拓馬と奈良くんがいて、後半からは彼らも出てきてその勢いを借りて勝利を収めた風味でもありました。でも3回戦以降はレギュラーメンバーはベンチ入りせず、こうして自分たちの力だけで戦い、勝ち上がっています。 パスやトラップなど個々のプレーの精度や攻防での力強さなどについては、レギュラーメンバーと比べると安定感に欠けるところがあるのは否めないのですが、でもミスがあってもみんなでカバーして、またそこから前へつなげていっていて、サッカーの素敵さってこういうところにあるよなあと見ていて思います。 また、今年の3年生は去年あたりから出場機会に恵まれない選手が多くて、Bチームに3年生の多いことがなんだか心痛むことでもあったのですが、こうして日の当たる舞台でサッカーをやる機会ができてほんとによかったなあとしみじみ嬉しく思います。「機会ができて」じゃないですね、彼らが自分の手で(足で?)掴んだ機会ですね。 だって知事杯の決勝まで進んで、全道に勇姿が生中継されちゃうなんて、これまでどの代のユースくんたちも成し遂げられなかった快挙ですよ!
これまで決勝戦に一番近づいたのは2008年の準決勝かしら。あのときは道都大学と延長戦の末、いったんはリードしながら逆転されて負けたのでした。準決勝は当時のベストメンバーで戦っていましたね。ついでにいえばその死闘の疲れか、翌日あった宮の沢でのJユース水戸戦はぐだぐだでした(笑)。
ここまできたら明日の決勝戦はもちろん、天皇杯も行けるところまで突っ走っちゃってください! ああ楽しみだわ~。
続いて第2試合は札幌大学vs北海学園大学です。 2010/08/28(日)13:00 @厚別公園競技場 第28回平成22年度知事杯全道サッカー選手権大会 準決勝第2試合 札幌大学サッカー部 3-0(2-0、1-0) 北海学園大学体育会サッカー部 (45分×2) 得点者:谷田祐輔(前半4分)、金田拓也(前半27分)、小島徹士(後半ロスタイム) 第2試合も見ていこうと思ったのは、明日のコンサユースの対戦相手の偵察・・ではなくて、札大にもコンサユースOBがいるので彼らの姿を見るためです。 メンバーに入っていたのは4年生の安藤謙祐くん(5番)と1年生の福永貴弘くん(17番)でした。 選手入場 握手 北海学園大のスタメン写真 札大のスタメン写真。 あんどぅは写真下段の左端、タカは下段の右から2番目です。 いやあ、2人とも惚れ惚れとするかっこよさだこと(爆)。 ユースOBくんたちの姿を眺めていればいいので試合観戦自体はすこぶるまったりモード(←よく見ていないとも言う)です。 CKは右からのはタカが、左からのはあんどぅが蹴るので、それを眺めているだけでもにまにまでした。 とりあえず札大のスタメンはこんな感じでした。 <前半開始時の札大> 9金田拓也 11後藤裕樹 10西村啓 6横山雄二 17福永貴弘 15関口雄与 7清原圭介 4谷田祐輔 3三上哲郎 5安藤謙祐 1二瓶考太郎 得点は前半4分にタカの蹴った右CKがクリアされたのを4谷田くんが押し込んだもの。(1-0) (札大の先制点) そして前半27分に札大がきれいにパスをつないできれいにチャンスを作り、9金田くんがきれいに決めたもの。(2-0) その後はまったりした展開が続いたのですが、後半のロスタイムもそろそろ終わるという終了間際に途中出場の29小島くんが低い弾道のヘディングゴールを決めてダメを押しました。(3-0) 全体に札大が北海学園を上回っている試合展開でしたから、まあ順当な結果だなという感じでした。 札大の指揮をとるのは古川先生。 スタンドにはイケもいたそうなんですが、私は見かけませんでした。 お疲れさまでした。 明日はよろしくお願いいたします。
ユースOBといえば、今年卒団したOBの安田翔くんも見に来ていてみんなと談笑していました。 3日くらい前に札幌に帰ってきてこの先しばらくこっちにいるというので、「まだ夏休みなの?」と聞くと「まだまだまだまだ。」ということでした。 いいわねえ、大学生は(笑)。
翌日の決勝戦のようすは→こちら
posted by あきっく |06:49 | ユース | コメント(14) | トラックバック(0)
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この記事に対するコメント一覧
Re:知事杯準決勝 コンサU-18vs六花亭マルセイズFC@厚別
いつも楽しく詳しい観戦記ありがとうございます。
あきっくさんの愛情たっぷりな私情が入っていることが
コンササポにとってはたまりません。
見ている以上に様子が伝わってきます。
(私も見に行ったのにこんなにわかりませんでした!)
ユース君たちのボールへの執念、よい意味での抜け目なさ、俊敏さには目を見張りました。
あの何人かが固まってトップに上がってくれれば
ボールがもっと繋がる気がするんだけどなあ・・。
それにしても旅先でこんなに詳細なレポ
そしてバーにぶつかったボールまで撮れちゃうなんで
すごいですね!
posted by M| 2010-08-29 08:01
Re:知事杯準決勝 コンサU-18vs六花亭マルセイズFC@厚別
現在は爆睡中でしょうから短く。
毎回思うこと、そのまま書きますが、写真とレポはプロをはるかに凌ぐ素晴らしさですね。
今日も勝ちそうな気がしてます。
札幌大学の左サイドをしっかりケアできれば。
ちなみに、ニッカンは大きく取り上げてますが他は・・
posted by tnfaki| 2010-08-29 08:07
Re:知事杯準決勝 コンサU-18vs六花亭マルセイズFC@厚別
>Mさん
楽しんでいただけて、嬉しいです。
そもそも見方がひいき目たっぷりなので私情が入らないレポは書けないんですが(爆)、「私情が入っているのがいい」と言われると勇気百倍ですw
バーにぶつかるボールの写真は偶然です!
自分が書きながらユースくんたちの楽しかったことを反芻して、さらに後から読んで思い出して楽しむために書いているような自分勝手なレポなんですが、読んでくださる方に楽しんでいただけたら、やっぱり嬉しいです。
さらにユースにはまる「ビョーキ」仲間が増えたりしちゃったら・・・。舞い上がっちゃうなw
今日の試合も楽しみですね。
>tnfakiさん
札大は左サイドの10西村くんと前線の11後藤くんが効いていましたね。できれば学園大にはがんばって延長戦にまでもつれこんでもらって、消耗させてもらえればよかったんですけど(せこい?)。
以前のような「フィジカルで大学生にはかなわない」ということはなくなってきているのかもしれませんが、今年ここまで大学生とは一度も対戦せずにきていますからねえ。大学生と社会人では強さが違うのでやっぱり心配です。
思い切ってどーんとぶつかっていって欲しいと思います。私たちも思いきり楽しみましょう。
で、ニッカンは扱いが大きいのですか。なるほど。
ありがとうございまーす。
posted by あきっく| 2010-08-29 08:29
Re:知事杯準決勝 コンサU-18vs六花亭マルセイズFC@厚別
おはようございます(^-^*)/いつになく詳しいレポと感じましたぁ~ありがとうございます(#^.^#)「きゃあ」とか「わぉ~」とか言いながら携帯電話の小さい写真見ながら…眠い目をこすりながら…観戦した気分ですo(^-^)o決勝戦もぜひぜひ勝利したいです!!!
posted by キャサリン| 2010-08-29 10:04
Re:知事杯準決勝 コンサU-18vs六花亭マルセイズFC@厚別
「いつになく」じゃなくて「いつにも増して」ですね(¨;)夜勤明けで頭働いてません…m(__)m
posted by キャサリン| 2010-08-29 10:13
Re:知事杯準決勝 コンサU-18vs六花亭マルセイズFC@厚別
>キャサリンさん
いえいえお気遣いなく。
せっかくのGKくんの笑顔も、携帯の画面で見るならなかなか判別はキツいですね(笑)。
決勝戦はテレビで大きな画面で楽しめるからよかったです。何度も何度も見たくなる楽しい試合になりますように。
レポは当日のうちに(日付は変わっていたけどw)書くと、いろいろ細かいことまで書きたいことが山盛りになっちゃうんですねえ。えへへ。
posted by あきっく| 2010-08-29 10:28
Re:知事杯準決勝 コンサU-18vs六花亭マルセイズFC@厚別
昨日はメールをありがとう。
返信しなくてごめん。
結局、愛媛には行かずに留守宅に泊まったのでしょうか?
愛媛からは、子どもたちに坊ちゃん電車Tシャツとおまんじゅうが送られて来ました。
特に何の連絡も無かったので、このブログを見ていなかったら「何で愛媛??」となったと思います。
このブログのおかげで両親の近況が知れるから、本当に良かったと思うこの頃です。
posted by 下の妹.DX| 2010-08-29 22:21
Re:知事杯準決勝 コンサU-18vs六花亭マルセイズFC@厚別
>下の妹.DXさん
お役に立てて(?)それはよかった。
でも、そういうことは何もここでじゃなくてメールで言ってよ(笑)。
昨日は留守宅に入り込んで、ひっそり過ごしましたの。玄関の鍵あけた瞬間にビービー鳴り始めるセコムにはドキドキするわw
今はもう自宅に帰っています。明日はお休みです。
・・って、そういうこともメールにしろよ、ですね(笑)。
posted by あきっく| 2010-08-29 22:34
Re:知事杯準決勝 コンサU-18vs六花亭マルセイズFC@厚別
姉妹のやりとりも微笑ましく拝見しています。
私も三女で普段のコンサの観戦はすぐ上の姉と、
一番上の姉は神奈川在住でマリサポなので、
東京に行くと時々日産スタジアムに行きます。
あきっくさんのおかげで昨日はテレビを見てすぐ
ユースはBチームってわかりました。
高円宮杯4日は行けるといいなぁと思ってます。
posted by あこ| 2010-08-30 14:49
Re:知事杯準決勝 コンサU-18vs六花亭マルセイズFC@厚別
>あこさん
あこさんも3人姉妹なんですね。
うちは3人とも年も近いので、子供のころはそりゃあ大変だったです(←何が?笑)。
4日の高円宮杯、ぜひいらっしゃれるといいですね。
知事杯とはまた違う方向での、本気のせめぎ合いの試合が見れるだろうと期待しています。なんせJ村でのリベンジ!がかかってますしね。
posted by あきっく| 2010-08-30 15:40
我が家は
六花亭側のスタンドでの観戦でした。
こちら側には元ユース君達の親御さんが居て、せれぞれの選手のドリブル、シュートに「行け~」とかの声がかかっていて面白かったです。
勿論、ゴールの時の「やった~」の時は、思わず一緒に「よし!」って思ったりして…(笑
元ユース監督の三浦さんも親御さんと一緒に見ていて、なるほどと変な感心をしておりました。
で、直ぐ下の席には不出場組の三上、菅原君達も居たのですが、奈良くんが居なくて「?」と思ったら、ボトル係でしたか~しかし、荒野君は後半合流してたんですがねぇ~。
まあ、勝てる試合でもあっただけに…決勝は残念でした。
posted by 30| 2010-08-30 15:48
Re:知事杯準決勝 コンサU-18vs六花亭マルセイズFC@厚別
>30さん
六花亭のゴールのときにスタンドのホーム側端の方で?かなりの歓声が挙がっていたので、へえやっぱり六花亭の応援団も来ているんだ~と思っていました。
親御さんたちもいたのですか。そりゃいますよね(笑)。
タマさんもいらしていたんですね。
タマさんは最近のユースくんたちより昔のユースくんたちの方がつきあいが濃いでしょうから、そりゃそうなるかな(笑)と納得です。
でも旭川組の2トップは直接の教え子じゃないですか~!(笑)
観戦中のベンチ外のユースくんたちのようすも堪能したかったなあと思いつつも、残念ながら私たちの近くにはいなかったのでできずじまいでした。
私たちの近くにはラフな服装で矢萩社長がいらっしゃいました。
posted by あきっく| 2010-08-30 16:00
Re:知事杯準決勝 コンサU-18vs六花亭マルセイズFC@厚別
お疲れ様でした。う~悔しかったです~普段なかなか活躍できないメンバーでここまで来たこと、嬉しかったし、優勝したかった(T_T)残念だ…で、三浦元旭川Uー15監督!!!ほんと、直接の教え子ですから~
posted by キャサリン| 2010-08-30 22:46
Re:知事杯準決勝 コンサU-18vs六花亭マルセイズFC@厚別
>キャサリンさん
天皇杯のアンセムが流れる中を入場しての試合ですもんね。入場する選手を下から見上げるようにカメラが撮っていましたもんね。(私は実家のテレビに録画予約して出たままで、放送された試合はまだ見ていませんけど。)
見ている方が身震いするほどの中での試合でしたから、選手たちの充実感と高揚感は相当なものだったでしょう。
優勝できれば最高でしたけど、よくぞここまでがんばったとも言ってあげたかった試合でした。
で、タマさんのことはゴホンゴホンw
posted by あきっく| 2010-08-30 23:52