2010年08月10日

【第20節】晴れの国岡山

2010/07/30(金)19:30 @kankoスタジアム
J2・第20節
コンサ 0-1(0-1、0-0) ファジアーノ岡山
得点者:田所諒(岡・4分)
試合結果詳細はこちら→ 札幌公式 J'sGoalサマリー

全くもっての「今さら感」漂いまくりですが、行ってきたので一応(汗)。試合の細かいことはほとんど忘れているかも・・・。



今年のアウェイ岡山戦はなんと平日金曜日の開催です。その週は土日に何やら大規模な?お祭りがあり交通規制などもされるので、それと重なるのを避けたのではないかという現地の人のお話でしたが・・。
私にとって岡山に行けるかどうかの問題は、平日であることより、クラセン(U-18)準決勝とかぶっているということでした。ユースが準決勝まで勝ち進んだらそれは絶対に見に行きたい!というのが優先事項でしたから、夏休みをその期間に当てて万全の体勢を整えておりました。
・・・が。
残念ながらユースのクラセン準決勝はなくなってしまいましたので・・、それじゃあ岡山に行けるねと向かったわけです。
ちなみに岡山の桃太郎スタジアム(当時)では去年2回試合がありましたけど、私はそのどちらにも行けませんでした。1回目(3/29(日)第5節)はユースの広島遠征を見に、岡山を通り越して広島へ行っていたから。2回目(9/23(水祝)第41節)は翌日仕事があるのに19:00キックオフは無理・・と断念して。
だから今回が初めての岡山遠征です。あ、国体では行ったことあるんですけどね(汗)。


さすが「晴れの国・岡山」というだけあって、新幹線を降りたらすでにホームがもう灼熱地獄という感じ。着いたのは午後4時半ころだったのですが、太陽がじりじり照りつけてハンパなく暑いです。ホテルに荷物を置いてまっすぐスタジアムへ行こうと思っていたのを止めて(軟弱)しばらくホテルで涼んで日が陰ってからスタジアムへ向かうことにしました。





スタジアム前のファジフーズ
そういうわけでkankoスタジアムに着いたのはすでに開場時刻を大幅に過ぎた午後6時ころ。
それでもまだ蒸し暑かったもんね。


テントが並んでいます
岡山ではスタジアムグルメを「ファジフーズ」と名付け、力を入れて展開しているようです。岡山のオフィシャルサイトにその試合で提供されるファジフーズのメニューが写真入りでずらりと紹介されています
対戦相手にちなんだ限定メニューもあるようですよ。→こちら




岡山名物ですって
ファジコロッケ だそうです。
雉肉が入っている・・・・わけじゃないですね?(笑)
岡山名物のいろいろがあるようで。




ホルモンうどん
私のお目当てはこれ。
「ホルモンうどん」です。去年行った人から美味しかったよーと聞いていたし、いかにもご当地グルメですもんね。
今年もお店が出ていることはあらかじめ岡山オフィシャルのメニューで予習済みでした。




豪快に焼いています
豪快に焼いています。




実はお目当てで来ました
ご当地グルメをアピールしてます。




札幌戦限定メニュー
札幌戦限定メニューとしてこんなのも。
「札幌を喰らえ」シリーズなんでしょうね。
(喰われちまいましたしね・・。)
「豚丼」と言わずわざわざ「豚かば焼丼」と説明までついた名前なのは、単に「豚丼」というと誤解されそうな何か似たものでもあるのでしょうか???




アゲアゲ
アゲアゲチキン




豚串牛串
美味しそうだったので、ついこれも買ってしまいました。
豚バラ串と牛串です。
ファジフーズのコーナーを満喫したし、そろそろ中に入ろうか。




慇懃無礼に感じるのは僻みゆえ?
アウェイ側入り口ゲートはこんな風になっていました。
こういう看板、相手ごとに毎回準備するのですかね。
とっても腰が低く丁寧に迎えてくださっているのですが、なんだか慇懃無礼なニュアンスで受け止めてしまうのは、きっと負けた僻みなんでしょうね、ええきっと。
(いや、でも、入場時にはまだ負けてなかったはず・・。)




さ、食べよ
日中のような日の照りがなくなったとはいえ、まだまだ暑い、しかも蒸し暑いスタンドに陣取って。
とりあえずホルモンうどんを食べよっと。
「へえ、こういうものなのね。うんまあ美味しいね。」と思いましたが、去年も食べた人の話によると「去年の方がずーーーっと美味しかった。」そうです。どうしたんでしょね。





じゅんきーーー!!
選手たちが出てきました。
うふふ、純貴がいますよ。
そうです、こういう暑い中でもモチベーション高く私を岡山へ向かわせた理由のひとつは、純貴のベンチ入り!ですもの。
純貴、がんばれ~。出番があるといいねー!

写真はうまく撮れなかったのですが、このあと選手たちが整列してサポに向かって手を挙げて挨拶してくれたとき、征也とヒロと純貴が3人並んで立っているのを見て、ぐへへへへと相好を崩してしまったのでした。





来れない仲間の分も
アウェイ側スタンドの脇の柵に、メッセージダンマクが張られていました。




勝って札幌へ
「来れない仲間の分も勝って札幌へ from OKAYAMA to SAPPORO」とあります。
金曜の夜だから来たくてもこれなかったサポ仲間へ、そして前節の理不尽な(?)退場で出場停止になった直樹や怪我等でベンチに入れなかった選手たちへ、そういう仲間の分まで今ここにいる人たちでがんばろう。
そんなメッセージなのだろうと理解しました。このダンマクは試合開始前にはピッチ前の柵に移されて、選手たちやテレビカメラ越しに見ている人たちからも見えただろうと思います。←まだ録画を確認していない





kankoスタジアムって書いてます
メインスタンドには kanko カンコースタジアム の文字がくっきりと。
でもピッチ脇の看板広告には「トンボ学生服」というのもあって、ライバル会社も受け容れるんだと感心したのでした。
というより、もしかして岡山って「制服のメッカ」なのですか?





ゴンちゃん見に来たのね~
コンササポエリアの端っこにはこんな可愛らしい姿も。
ゴンさん見に来たのねー。
活躍してくれるといいねー。





みなさんお仕事は?
平日金曜の夜の岡山だというのに。
この上の段にもかなりびっしりと。
みなさん、お仕事は? ←!!




【思い出すのも気が重いけど試合のことも一応】

  • 始まってすぐ「うわー、体が重いのかな」と思うほど、動けてないわが選手たち。まとわりつく湿気のこの暑さもそうだけど、前節ほぼ90分を10人で走り回った影響も大きいのかと思いました。あれが日曜の夕方だったし。それから前日移動も挟んで金曜の夜だもの。
  • なんせ自分でも暑さで疲弊している自分を実感してますからね、プロとはいえ選手たちに無茶なことを要求する気持ちにはなれませんでした。運動量豊富な素晴らしい試合内容とかは求めないから、省エネでどんな形でもいいから、とにかくなんとか勝って帰れれば御の字だと思いました。とりあえず前半はじっくり様子見でもいいからさ。
  • なのに前半4分という早い時間に、あんな形で・・・(涙)。カズは自陣ゴールに近い位置からも1本のパスでガラッと局面を変えて「一瞬でピンチをチャンスに変える男」を狙ったのでしょうが、あんなピンチの匂いすらない何でもない場面を一瞬でピンチに変えてしまうなんて。はぅ。カズは本当に一長一短がはっきりしている選手だなあと思いました。できればその「一短」をなるべく小さくして、「一長」を最大限活かせるにようして、なんとか波の少ないプレーをお願いしますね、カズ。・・と、恨めしいような頼りにするようなまぜこぜの心境で見つめてしまいました。
  • とはいっても、相手選手のあのシュートはゴラッソでしたね。あそこでボール取られても、ふつうなら(?)ぼっかーん!と相手がフカしてくれて終わりになるところなんですけどね。そういう意味じゃ運が悪かった、いや、相手が上手かったというべきでしょうか。ちなみに試合後スタジアムを引き揚げるときに嫌でも耳に入ってきたヒーローインタビューによればあれがJ初ゴールだったんですってね。へーえ、それはそれは・・(後の言葉を飲み込む)。
  • 前半のうちにカズからヤスへの交代があり。それでもピッチ上ではエキサイティングじゃない展開は相変わらずで。
  • 後半になるといい感じのシーンも増えてきたかな?ゴールの匂いもし始めたかな?と思いました。でもなかなかゴールは生まれません。「そろそろ選手交代かもねー。」「そろそろ純貴を出してはいかが?ノブリン」「誰と代わる?」「やっぱりうっちーじゃない?バテてるし。」「純貴は『うっちー枠』だもんね。」(←そうなのか?)とか言う会話を交わす私たちの目に、ベンチで交代の準備をしているマコさまの姿が目に入りました。「あ、マコが出るみたい。」
  • マコと交代になったのは、バテてるねーと言っていたうっちーじゃなくて、ヒロでした。あらあ残念。ヒロけっこういい感じに見えたのに残念だわ。
  • ちょっとしょんぼりする私に向かって、くまちゃんが元気の出る言葉をかけてくれました。「でもほら、まだ『うっちー枠』が残っているから純貴の出番も残ってるよ。」 あ、そうか! ←わりと単純
  • でも3人目に交代になったのは祐介→ゴン隊長だったので、結局『うっちー枠』は使われないまま残ったのでした。残念。・・つか、あんなバテバテなうっちーを90分使うなんてノブリンって鬼だわ(笑)。
  • だけどやっぱり、ゴンさんが交代でピッチに入ったときのスタジアムの沸き上がりっぷりはさすがでしたねえ。まるでみんなゴンゴールを期待しているんじゃないかと思いました(笑)。ゴンゴールでならたとえ追いつかれても逆転されてもみんな喜びそうなほど(笑)。
  • 岡山はこの日、「1万人作戦」とかで観客をたくさん集めるよう力を入れた試合だとのことでした。もしかすると「ゴン中山が来る」というのも魅力のひとつになっていたりします?実際にゴンちゃんのプレーを見ることができてよかったですね、岡山のみなさん。(うちは『レジェンドマッチ』と銘打っても相手方にはキングカズを出してもらえなかったのよ。)
  • そしてそのまま試合終了。目標以上の1万1000人の観客が詰まったスタジアムは沸き返りました。そういう「ここぞ」というときの試合で勝ててよかったですね。(うちは『レジェンドマッチ』で2万6000人以上集めたけど負けたのよ。)
  • 我ながら心が狭いと思うけど、負けた残念感だけじゃなく、巡り合わせの悪い我がチームに引き換え、羨ましいこと・・とドス黒い嫉妬心が湧き起こってくるのを悲しく思いながら、汗にまみれてすごすごと撤収の準備をしたのでした。ヒーローインタビューとか始まるのを感じながら。




とりあえず、駅の近くまで戻ってからどっかで軽く飲もうか。祝勝会じゃないけどさ。




本日オープンですって
そう言いつつ歩いていたら、駅までの道の途中にファジアーノのお店があって、なんとそれが今日オープンですって。
へえ。(勝ってよかったね。)




そりゃ賑わうよね
お店の中を覗いてみると、やっぱり賑わっています。(そりゃあね。)



駅周辺に開いているお店はあまりなく、仕事帰りのサラリーマンっぽい人が飲んでいるこじんまりしたお店に入りました。
中にはワイシャツ姿の集団のほか、ファジアーノのユニを着た人が1組(2名)。
お店のご主人は奥の小上がりの荷物を片付けて、急きょ私たちのために席を作ってくれました。




ささやかに飲んで
ま、何はともあれ、乾杯。
ずいぶん家庭的なジョッキです。

飲み物を運んで、食べ物の注文をとりにきたご主人は、私たちに「サッカー見てきたんですか?」と聞き、私たちが「ええ。」と答えるとすかさず「よかったですねー。勝って。」と満面の笑顔です。
仕方なく苦笑する私たち。
そのときはそのまま終わったのですが、その後オーダーとかメニューのお薦めとかいろいろ会話するうちに私たちが対戦相手のサポだと気づいたご主人はえらく恐縮して、お料理を一品サービスしてくれました。なんか済まなかったけれど、私たちだってユニは脱いでいたものの見る人が見ればコンササポだということは明らかだったのだから、まあいいか(笑)。


翌日も暑さの中で観光して歩く元気がなかったので、そのまま帰ることにしました。
桃など岡山のフルーツをたっぷり使ったパフェがあちこちにあるらしいよ。と聞いていたので、ぜひパフェだけは食べて帰りたいと思ったのですが、駅ビルの手近なところでは見つけられず。残念。
ならば橋は渡らないけど讃岐うどんでもと思ったけれど、これもお店が大行列で断念。




翌朝もささやかに食べて
岡山の名産だという「黄ニラ」を使った「黄ニラそば」をいただきました。細く切って乗せてあるのは穴子かな?
黄ニラとは、なるほど黄色い色をしたニラでした。




買って帰りました
パフェも食べられず、勝ち点も持ち帰れなかったので、せめてもの奮発で岡山のフルーツを買って帰りましたの。
箱を開けただけで、いい香り~。
冷蔵庫で軽く冷やして、さすがの味を堪能いたしました。
夫にとってはこっちの方がラッキーだったね。




皮ごと食べられますって
タネがなくて、皮ごと食べられますって。
1粒1粒が宝石のような、ぜいたくな美味しさでございました。
岡山の思い出はこの味で上書きしてしまいましょう。


posted by あきっく |12:20 | コンサ周辺のいろいろ | コメント(0) | トラックバック(0)

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