スポンサーリンク

2006年08月01日

2006 クラセンU-18 3日目

グループリーグ第3戦 vs名古屋グランパスエイトU18
2006/8/1 10:30 Jヴィレッジ・ピッチ5
コンサ 1-1 名古屋(0-0、1-1) 40分×2
コンサの得点者:鶴野
公式記録 →PDFファイル

一日休息日を挟んで、今日はグループリーグの第3戦。
今日もまた肌寒いほどの涼しい日でした。
見ている方にとっては楽で助かります。
選手にとってもきっとやりやすいでしょう。当然、名古屋の選手にとってもですが。

20060802-00.JPG
対戦チームと得点を表示するボード
と、試合前にアップする選手


選手入場の前に、控え選手、スタッフも含めて全員で円陣を組みます。でもスタッフの中でも、前回の試合終了間際に退席を命じられた斎藤さんは、ビデオ撮影担当のユースくんたちと一緒にその様子をピッチの向かい側から見ていたはずですけど(笑)。

20060802-02.JPG
試合開始前の整列。(ネットが写り込んでいて済みません)


20060802-03.JPG
キックオフ直前の円陣。
大会3日目はまた立ったままのバージョン。やっぱりどうしてもひざまずきバージョンと立ちバージョンの選択の基準が分かりません。どういう理由で決めてるんだろ~~~~。


前半開始時

   横野 玉岡
 岡      鶴野
   長沼 大野
福田 廣中 谷川 安藤
     塚本

J村に来てからの1、2日目と比べると、今日はスタートから勢いが違う印象を受けます。ボールへの出足が早いし、1対1のシーンでも粘り強く攻防していて、やる気が表面にも浮かび上がってきています。
3日間のうちで一番早い時刻のキックオフなのに、きちんと目が覚めているよう。よおし、今日は勝とう。がんばれ。

試合開始直後の期待感そのままに、わりと早い時間帯からワクワクする・・・まではいかないけど、ワクワクにつながりそうな兆しを思わせるシーンが見られます。ボール支配も五分五分で、出すパスにも意図が見える感じです。なんとかシュートを打つところまでボールを運びたい。しばらくピッチ中央での行ったり来たりが繰り返されていましたが、前半17分ころ、長沼くんが相手DFにコースをふさがれながらもその股を抜く形でDFの裏にスペースにパスを出し、横野くんがそれに反応して駆け込んだのだけど一歩届かず、ボールはゴールラインを割ったんだったかGKが拾い上げたのだったか。あれ、間に合っていればビッグチャンスでした。惜しかった。いいよ、いいよ、まずはいい感じだ。過去2戦にはなかった早い時間からの攻勢です。
次の惜しいシーンは前半23分。大野くんが打ったミドルシュートはぐいーんとまっすぐゴール左上隅に向かって、しっかり枠内に飛んでいきます。名古屋GKが手を伸ばし、なんとか指で触ってバー上に逸らしましたため得点にはなりませんでしたけど、あれは名古屋GKの反応を褒めなければというほどよいシュートでした。ああ惜しかった。そこでCKを得たわけですが、チャンスは生まれません。3試合を通じて、コンサのCKからゴールになりそうなシーンはほとんどありませんでしたね。ボールはニアにいくことが多かったのですが、コンサの選手に届く前に相手選手にクリアされてしまうことが多かったような。
こうやって書いていると、前半はコンサが圧倒しているように読めるかもしれませんが、そんなことはないのですよ。あくまでも過去2試合と比較しての「よかった探し」ですからね(笑)。一進一退のイーブンなペースで展開していて、もちろん攻め込まれるシーンもあります。前半25分ころには、ゴール前まで持ち込まれ、コンサのDF陣も人数は揃ってはいたのですが、バタバタしているうちにシュートを打たれてしまいました。これは廣中くんが身体ごと投げ出して、身体を張った守備でなんとかゴールを阻止。ただ、この試合はそれまでの2試合と比べて、最後の最後で身体を張った守備をするシーンは少なく、その前での守備ができているようです。なので、双方なかなかシュートまで行くことができず、その前での中盤での攻防が中心になります。
そんななか、前半30分に大野くんにイエローカードが出されました。相手選手とは関係ないところでしたので、たぶんハンドをとられたのだと思います。審判の目の前だったしね。その前にも怪しいシーンがあったし、ま、仕方ないか。
(その様子を見ながら私が「いいよ、もう累積は関係ないんだから、退場にさえならなければいいよ。」と口に出したら、サポ仲間に笑ってたしなめられました。)
ネット越しではあるもののピッチのすぐ横で見ているので、こっちの会話も近くの選手に筒抜けかもですものね。勝手な感想を述べるのもちょっと気をつけないと。
なので、ピッチで選手たちが交わす声もよく聞こえます。といっても聞こえるのはほとんどが塚本くんの声。うちの選手たちはどうしても伝統のテレパシーサッカーのようです。塚本くんのコーチングや叱咤や励ましや鼓舞の声の中で聞いて笑ってしまったのが「苦しいのは全部自分たちでとられてるからでしょ!!」。いや、そうだけどさ。そうしないようにしようとがんばっているとは思うんだけどね(笑)。

20060802-04.JPG

そんなこんなで前半は、ピンチ2回、決定機1回(概算)という感じで、0-0のまま終了しました。
せめて最後に1勝したいコンサも必死ですが、考えてみれば名古屋も決勝トーナメントをかけて今日はどうしても勝ちたいところ。双方必死の戦いです。

20060802-05.JPG
ハーフタイムにボードを使って選手に話しをする四方田監督の後ろ姿。(黒いジャージの右端)


メンバー交代はなしで後半が始まります。

後半はスタートから一層積極的な印象です。メモに残っているものだけでも、後半2分に横野くんが相手DFの裏に抜け出して、フリーでシュート! これは名古屋GKがキャッチしますが、そういえばこれまでコンサFWが名古屋DFの裏に抜け出すシーンをほとんど見ていなかっただけに、そうそう!いいよいいよ!と嬉しくなります。後半5分には、玉岡くんが長い距離を走って、ボールを拾い、シュートへ持ち込もうとします。きつくても一生懸命走ってボールを自分たちのものにしようとする、シュートを打とうとする、ひとりひとりのそのがんばりがチームの力となるんだよね。後半6分には、横野くんがドリブルで持ち込んで再びシュート。惜しくもバーの少し上だった。でも続けざまのシュートシーンに、そろそろ得点が生まれるかなという期待が高まります。
後半8分になると、それまであまり見られなかった右サイドの連携、安藤・鶴野ラインで、ワンツーなどワクワクするあがりが増えてきました。安藤くんは攻撃やセットプレーの時の働きだけでなく、守備面でも、相手選手に負けないスピードとボールを奪うテクニックで頼もしさを発揮しています。
後半9分に、コンサゴールの右サイド前で攻め込んできた名古屋選手との攻防がありました。クロスが入るタイミングで福田くんが相手選手を倒してしまったのですが、それがどうやらペナルティエリア内だったらしいのです。見たところ中か外か微妙なギリギリのところだと思うのだけど。審判はPKを宣告し、後半10分、名古屋選手がPKを決めて0-1となりました。いい感じだった時間帯に、今日も運のない形で失点になってしましまた。

まとめ直すときに気づきましたが、速報ではファールをしてしまった選手を「横野くん」と書いていましたね。すみません、それは誤記です。自分の頭の中ではずっと一貫して福田くんのつもりだったのですが、書くときになぜかイメージが入れ替わってしまったようです。間違ったまま丸1日放置しして、たくさんの方がご覧になっていたようで申し訳ありません。横野くんもごめんなさいね。

失点したからというわけではないでしょうが、後半15分を過ぎたあたりから、相手にボールを支配されて振り回される展開が多くなります。頭と身体がだんだん疲れてきたかな? ここをがんばって乗り切らなくてはなりません。がまんの時間帯か。
後半19分に、大野くんに代えて、大西くんが出場。それとともに監督がポジションの変更を指示しているようです。見たところこんな感じか。

  横野 玉岡
    鶴野
 岡     大西
    長沼
福田 廣中 谷川 安藤
    塚本

後半25分、細かい展開は忘れてしまいましたがピンチがあって、それをギリギリの身体張る守備でなんとか守りました。ちょっと劣勢が続いています。

だんだん残り時間が少なくなる中、後半32分に再び選手交代があって、それとともに今日も廣中大作戦が始まります。
玉岡くんと横野がアウト、能登くん、松本壮平くんがイン。FWがいなくなってどうするんだろうと見ていると、鶴野くんの位置がひとつ上がっているようです。

  廣中 鶴野
岡      大西
  長沼 松本
能登  福田  谷川
    塚本

守備は福田、谷川の2人に委ねて能登くんはなるべく攻撃に参加しろということなのかな?能登くんのあがりが目立ちます。岡くんも後ろからきたボールを前へつないだり、相手ボールを奪おうという奮闘で、最後まで気力体力が落ちません。ロスタイムは2分と表示されていましたが、そのロスタイムも2分を過ぎ、いよいよ残りわずかというときでした。名古屋ゴール前での人数をかけての攻防の末、廣中くんがシュート(と思ったのですが、公式記録によると松本くんのようですね。これまた済みません。)を名古屋選手がクリアして、こぼれたボールが少し離れた位置にいた鶴野くんの前へ転がり、鶴野くんはそれを拾ってそのままシュート!
ボールはいったん左ポストに当たりましたが、それからゴールの内側に転がりました。
うわー!入った!ゴールだ!!
サポは喜んでいましたが、コンサの選手はさらに逆転しようとなおも攻め続けます。でもほどなく試合終了の笛。逆転はなりませんでした。

笛がなったとき、名古屋の選手はもちろんがっかりしていましたが、コンサの選手もがっくりと倒れ込み、悔しさを全身ににじませていました。勝ちたかったんだなあと思いました。(毎年のことだけど、もっと最初からその気迫で臨んでいれば・・と思った気持ちは飲み込みました。)

ロスタイムで終了まぎわに追いつかれ、勝利を逃したときのダメージは想像つきますからね、名古屋選手(&サポ)のがっくりぶりは気の毒でしたけれど、でもそんなこと言ってはいられませんから。私たちも「ゴール見たいよぉ~」と思っていたんですから。最後に意地のゴールを見せてくれてよかった。

20060802-06.JPG

試合終了後に整列して挨拶をし、相手ベンチへの挨拶、本部席への挨拶を終えた選手たちが、ピッチの反対側にいる私たちの方へも挨拶に来てくれます。大会最終日だからでしょうか、今日は選手たちに加えて四方田監督を初めスタッフの方たちも揃って挨拶に来てくださいました。
平日ということもあってこっちは少人数なのに、こんなにユースくんや監督・コーチに間近にきてもらっていいのかしら。選手たちひとりひとりの表情もはっきりと見え、この大切な瞬間にみんなの顔を焼き付けておこうと心をこめてしっかりと見つめました。監督に「3日間どうもありがとうございました」と言っていただいて感動。好きで見に来ているのだし、迷惑にならなければいいなとは思っているのですが、もしも「見に来ている人がいる」ということが少しでもユースくんたちを勇気づけられているのだったらいいな。

みんなお疲れさまでした。
ひと休みして、また次の試合ですね。
私が次に見られるのはJユースの試合かな。1年生は北海道国際ユースでも見れるかな。また元気な姿を見れるのを楽しみにしています。
怪我をしてしまった選手は焦らずに、でもできるだけ早くよくなりますように。


posted by あきっく |23:28 | ユース | コメント(4) | トラックバック(0)

スポンサーリンク

スポンサーリンク

トラックバックURL
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.consadole.net/akik/tb_ping/104
この記事に対するコメント一覧
Re:クラセン 3日目

連日のレポート&声援、お疲れ様でした!
クラセンの壁は厚いですね。
涼しいホームに戻ってきて体を休め、次に備えてほしいものです。

posted by ボーナス | 2006-08-01 13:02

Re:2006 クラセンU-18 3日目

>ボーナスさん
残念な結果にはなりましたけど、ユースの試合を見るのはやっぱり楽しかったです。
涼しさという点では、グループリーグの期間中ずっと、札幌より涼しいんじゃないかという涼しさだったんですけどね。

posted by あきっく| 2006-08-02 09:00

Re:2006 クラセンU-18 3日目

三ツ沢行きたかったなりよ~じゃんねん。

posted by いそやん| 2006-08-03 18:00

Re:2006 クラセンU-18 3日目

>いそやん
ほんとにねえ。
予定丸空けで待機していたのにねえ。

posted by あきっく| 2006-08-03 23:01

コメントする